2014.6.20_立山カルデラ探訪記

土木学会誌の取材のために見学させていただいた「立山カルデラ」の個人的メモ。認識違いなどがあればご指摘いただけるとありがたいです。 国交省北陸地整立山砂防事務所ならびに富山県土木部のみなさま、有意義な体験をさせていただき、たいへんありがとうございました。
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八馬智 @hachim088

下から見上げたインクラインの跡。 pic.twitter.com/BRonK40wdz

2014-06-22 14:33:09
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八馬智 @hachim088

インクラインに平行する階段は、管理用通路として生きている。 pic.twitter.com/48LxeKbPI1

2014-06-22 14:36:00
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八馬智 @hachim088

@gonzke 先日の視察では、下まで車を回していただけたので、降りるだけで済みました。

2014-06-22 14:44:09
八馬智 @hachim088

さて、堰堤に戻りますか。第3副堤(あれ?そうだっけ?要確認だね)の天端も石でガードしていたが、大きく損傷していた。よほどの衝撃が加わったのだろう。補修するのか尋ねたところ、機能を損なうものではないので現状のまま運用しているとのこと。 pic.twitter.com/RMkfL86JZj

2014-06-22 14:47:33
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八馬智 @hachim088

床固工の中にスリットがある。ここで北陸電力が水力発電のための取水を行っているとのこと。転んでもただでは起きない精神は大事だね。 pic.twitter.com/Bq1nWJllAU

2014-06-22 14:49:50
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八馬智 @hachim088

土工部分は新しい技術も投入しながら安定を確保している。これはこれでかっこいいよなあ。 pic.twitter.com/vOIG2k9kEe

2014-06-22 14:53:17
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八馬智 @hachim088

北陸電力の設備には立ち寄れず。 pic.twitter.com/mQRK7LFT5A

2014-06-22 14:54:40
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八馬智 @hachim088

そんなこんなで、トータルの落差が100mを越える国内随一の砂防堰堤は、やはりすごすぎたわけで。これが1939(昭和14)年につくられたというのも、すごすぎるわけで。やはり世界遺産にすべきだよな。観光開発をしない状態を保ちながら。 pic.twitter.com/d77xh07ewm

2014-06-22 15:00:18
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八馬智 @hachim088

またまた所用により立山カルデラレポートを一時中断します。砂防ネタはまだまだ続きます。お楽しみに!(楽しんでいる方がいるのかわからないが・・・)

2014-06-22 15:02:43
八馬智 @hachim088

白岩砂防堰堤を見下ろせる視点場に行く予定でいたのだが、少し前にあった落石対応が未完とのことで、惜しくも断念。そんなわけでいったん湯川流域から真川流域へ移動。トロッコから撮ったこの写真でいうと、左の谷から右の谷へ。 pic.twitter.com/9DFfSGbKZV

2014-06-22 18:35:24
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八馬智 @hachim088

最近整備したという真川の床止工は、現地にごろごろしている石を貼り付けたとのこと。人目に付かないところなので、景観に配慮というわけではなく、強度や現場材利用といった試行の意味合いが強いのだろうね。 pic.twitter.com/GLXqxgACw6

2014-06-22 18:39:59
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八馬智 @hachim088

その上流には巨大な岩がごろごろと。左岸側が崩壊して落ちてきた巨石群とのこと。もう少しで天然ダムができてしまう。こんな地球の原初的活動がそこら中で見られるのが立山カルデラの世界。 pic.twitter.com/k1UtiBrjCE

2014-06-22 18:43:22
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八馬智 @hachim088

対岸の斜面がおかしなことになっていた。もはや地球ではなさそうだ。 pic.twitter.com/9lUZRYuNLN

2014-06-22 18:46:31
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八馬智 @hachim088

種子が入っている防護ネットを斜面にアンカーしているのだそうな。そう言われてよくよく見ると、アンカーの頭が見える。山腹工にもいろんなバリエーションがあるんだねえ。 pic.twitter.com/dO0TJvKf9G

2014-06-22 18:48:07
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八馬智 @hachim088

トンネルを通って湯川流域に戻り、1858年の飛越地震によって富山の街を壊滅させた原因の「大鳶崩れ」「小鳶崩れ」を見に来たのだが、残念ながら雲の中。写真の場所も砂防施設の一部なのだが、スケールが大きすぎてよくわからん。 pic.twitter.com/b5TSy8chL2

2014-06-22 18:55:22
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八馬智 @hachim088

二度と大災害を起こすまいと、堰堤を横方向にリンクさせて、巨大な土石流を防ごうという作戦とのこと。いまひとつピンとこなかったのだが、局所的な欠陥をつくらないってことなんだろうな。いずれにしても、果てしなく整備が続けられている。 pic.twitter.com/VEV5IWFZPa

2014-06-22 18:57:40
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八馬智 @hachim088

1938(昭和13)年に完成した20基もの堰堤と3基の床固工からなる泥谷砂防堰堤群を上から見てみた。いまやすっかり緑に覆われ、山と同化している。これぞ砂防の神髄だね。 pic.twitter.com/HvN6QJM0oe

2014-06-22 19:03:41
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八馬智 @hachim088

泥谷に架かる橋で後ろを振り返ると、やはりその時につくられた堰堤が正面に見える。あまりの神々しさに頭を垂れた。しかし先人たちは、ろくに道路も重機もない頃の山奥に、どれほどの苦労をしてつくったのだろうか。 pic.twitter.com/2QfPJfrVu1

2014-06-22 19:06:21
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八馬智 @hachim088

最後に紹介するのは、立山カルデラ上流部における最新の要である湯川12号堰堤。頼もしい大型新人の登場だ。 pic.twitter.com/jawfDW04P9

2014-06-22 19:12:19
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八馬智 @hachim088

竣工は2009(平成21)年。堰堤のウイング部(そんな言い方でいいのか?)の上流面は石で巻き立てられていて、一種のクッションを形成している。つくったそばから土砂が堆積して、すでに結構な高低差が形成されているのがわかる。 pic.twitter.com/ybTbNdHtGI

2014-06-22 19:15:10
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八馬智 @hachim088

この堰堤の上流に目をやると、二つの谷からの土砂がわんさか流れていることが確認できる。がんばれ、新人君。上流部は君に任せたよ。そうつぶやきながら山を降りて、カルデラを脱出した。 pic.twitter.com/Ou7hJf0SqT

2014-06-22 19:20:15
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八馬智 @hachim088

山を下りてくる最中でしばらく気絶してしまい、ふと目を開けると久々に集落があった。なんという安心感。そして、本宮砂防堰堤に到着。とりあえずは下流に架かる吊床版橋に興奮するよね。ここでも特別に渡らせてもらえた。やったね。 pic.twitter.com/xFlXj0Iu6a

2014-06-22 19:25:25
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八馬智 @hachim088

本宮砂防堰堤は日本一の貯砂量を誇る常願寺川中流の要。上流のカルデラ内部の堰堤群との連携により、ようやく下流域が平穏に保たれているわけだ。それにしてもきれいな落水カーテンだね。そんなわけで、立山カルデラレポートは終了です。ご静聴ありが pic.twitter.com/tOy2Ve9Hix

2014-06-22 19:31:21
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