第42回 #1SS ミニトーク「現代茶の湯アワード-茶の湯と現代アートの親和性と可能性」

第42回 #1SS は、現代茶の湯アワード弐〇壱肆を主催する一品更屋さんを迎えて、現代茶湯アワードとは? なぜ茶の湯なのか?その背景 日本の藝術文脈としての茶の湯の可能性 と言った切り口から茶の湯と現代アートの親和性や可能性についてトークしました。途中から三潴さんが飛び入り参加で熱いトークを展開。 まとめ前半は現代茶の湯アワードの一次審査通過作品の紹介を @ippin_saraya さんが。後半がトークのマトメになります。 一部オフレコ部分ははツイートしておりません。笑 第42回1SS「現代茶の湯アワード-茶の湯と現代アートの親和性と可能性」 続きを読む
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s @haccouichiu

其んでカビくせー連中に「茶の湯は道具じゃないよ」なんぞと吐かせれりゃシメたもんだぜ。 てめえで現代アートとしての茶器も無視しねーって云っちゃってる様なもんだかんねえ。

2014-07-06 20:41:50
s @haccouichiu

過去の中古だの写しもんよか現代の新品のモノホンに魅かれる俺としちゃ興味有んだいなあ。16んちあ確か記念日で会社あ休みだったいな。 docs.com/19QVF

2014-07-06 20:44:35
一品更屋 @ippin_saraya

@kengo_withoutme ケンゴさんのこの指摘は、実は2年前から言われ続けていることで自分の中でもモヤモヤしていたのですが、今回の #1SS 後のケンゴさんとの対話で少し光が見えました。

2014-07-07 08:28:28
一品更屋 @ippin_saraya

19世紀、アートの本場フランスでは、「日本面白え!」となり、日本文化を取り入れて改革が行われました。印象派やアール・ヌーボーでは、日本文化が純粋芸術と応用芸術の一体化の手本とされ、西洋アートの文脈に大きな影響を与えています。 #1SS

2014-07-07 08:37:53
高木 基栄@ビジュアル系ガラス作家 @takagi_motohide

まとめをこうやって読んでると、参加したかったなぁ〜と思う。 以前参加させてもらったのが最初の茶湯アワードの年だからはや2年。。。。 時が流れるのは早いな〜><#1ss

2014-07-07 21:37:53
高木 基栄@ビジュアル系ガラス作家 @takagi_motohide

工芸の定義自体がかなりファジーなのに深く追求・考察すること無く、そこにさらに的をつけて工芸的って言われるともうなにがなんだか。 いろいろ通り越して笑えてくるw

2014-07-07 21:56:44
高木 基栄@ビジュアル系ガラス作家 @takagi_motohide

日本の美学の翻訳の必要性を唱えながらも、まとめを読む限りでは工芸に関しての認識はクラフトを翻訳して工芸なる日本語を作った当時のまま。 その認識でこのトークテーマはちょっとムリがある気がするんだよなぁ。。。 #1ss

2014-07-07 21:59:03
一品更屋 @ippin_saraya

ヨーロッパが日本文化の影響で純粋芸術と応用芸術の融合に動いた19世紀後期。日本では逆に西洋の影響を受け、美術と工芸が分離されます。また、この頃に国粋主義の動きもあり日本画が成立。洋画との差別化が進みます。 #1SS

2014-07-08 00:04:30
一品更屋 @ippin_saraya

@takagi_motohide そこんところはどう認識すれば良いんだろうか?

2014-07-08 00:07:42
s @haccouichiu

陶器の釜に漆器の茶碗だってよ。すげー発想の転換。 陶器の釜あふんとーに釜として使うのか?釜のナリした水指?漆炭地茶碗あ確かに野点にも安心だいな。子供につかーせんにもヰーかも。 材質革命かよ。それとも昔っから有んのか?秀吉の黄金の茶碗あ金属&木製らしいやな。

2014-07-08 06:19:22
一品更屋 @ippin_saraya

西洋美術がフォーヴィズム、キュビスム、未来派と抽象主義への道を歩む20世紀前期、日本においても洋画界を中心に前衛への傾倒が進みます。重なる時期に、鈍翁・幻庵・耳庵、小田原三茶人を中心として、近代茶道が盛んになります。 #1SS

2014-07-08 21:16:56
s @haccouichiu

真鍮だろ?緑青吹いてんの見えたぞ。

2014-07-09 05:59:09
一品更屋 @ippin_saraya

小田原三茶人を含む近代数寄者達の茶会は、千家流に学んだのにも関わらず自由闊達で、茶席に仏教美術や恋歌が持ち込まれたのもこの頃です。近代数寄者はいずれも財閥に属するブルジョアジーであり、明治維新前の大名のような茶道の庇護者的役割でありながら、より自由な茶を行います。 #1SS

2014-07-09 08:35:26
一品更屋 @ippin_saraya

20世紀前期の茶道は、裏千家を中心とし女子の教養として市民に広がった茶、茶道本来無流儀を提唱する大日本茶道学会の学術的アプローチの茶、近代数寄者による特権階級の茶と、自由主義の風に吹かれ多様化しました。これは、美術により排外された日本的美意識への回帰にも見えます。 #1SS

2014-07-09 22:04:02
一品更屋 @ippin_saraya

20世紀前半、西洋美術史学では、様式の進化が美術史を作るという様式論が完成し、新たな美術解釈法としてイコノロジーが生まれました。しかし、西洋史文脈の上でしか成り立たないこれらの手法は、日本の美とは相容れないもので、日本美術はこのジレンマを抱えたまま戦後へと繋がります。 #1SS

2014-07-10 12:32:29
一品更屋 @ippin_saraya

日本人の美意識は「美しさ信仰・技術信仰・使えるもの信仰」という、日本の歴史を背景とした感覚的な判断に依存しています。これは、西洋文脈の理解を前提とした「意味を探るゲーム」としてのアートとは大きな隔たりがあり、このことが、日本人の現代アート無理解につながっています。 #1SS

2014-07-10 16:28:48
一品更屋 @ippin_saraya

ジャポニズムにより西洋美術史に大きな影響を与えたのにも関わらず、本場とはズレた歪んだ形で内輪化した日本の美術を、再びアートの本場にリンクしたのが村上隆さんです。西洋美術の様式論とイコノロジーを踏まえ、本場の内側に日本的文脈を打ち込むという、離れ業を実践されてます。 #1SS

2014-07-10 19:35:39
s @haccouichiu

此処で云う信仰=数寄(好み)を捨てさしちゃあ益々人あ遠退くよ。人間、数寄じゃないと学ばないからねえ。 数寄こそものの上手なれってねえ。 #1SS

2014-07-11 04:47:10
s @haccouichiu

理解されたきゃ俺ならこーすんねえ。 twitpic.com/e7xdlw

2014-07-11 04:50:24
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s @haccouichiu

折角西洋美術に根付いてる日本の工芸的価値観の影響を近代美術にも取り入れるんさ。そーすりゃあおめえ、数寄な要素がへーってりゃほっといたって学び、解したがる日本人も増えるともうけんどねえ。

2014-07-11 04:52:27
s @haccouichiu

んだから此りゃこうよ。 twitpic.com/e7xdp9

2014-07-11 04:53:48
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一品更屋 @ippin_saraya

この後の話にもつながる所なのですが、「日本式美の信仰」を極限まで高めた上で、西洋美術のイコノロジー的解釈も可能な日本独自のスーパーコンテンツが「茶湯」であると考えています。 @haccouichiu #1SS

2014-07-11 07:34:19
一品更屋 @ippin_saraya

スーパーフラットは日本の平面絵画を図象学的に捉え、日本画とは違う方法論で日本絵画美術のイコノロジーを作り上げています。マンガやアニメは財閥解体後の日本社会、現代を表すアイコンであり、ここから浮世絵にリンクを貼ることで西洋美術文脈の内から日本文脈にダイレクトリンクします。 #1SS

2014-07-11 14:29:42
s @haccouichiu

デルフト、ウェッジウッドだのマイセン、所謂、和蘭もんあみんな伊万里あたりの影響うけてんだんべに。茶人だの器数寄にだけじゃなしに主婦にまでウケあ良かんべや。 其れがアートなのかどーかあ知らねえけんどねえ。#1SS

2014-07-12 01:05:58
一品更屋 @ippin_saraya

なるほど、マイセン磁器のボウルを茶碗に見立て、ガレの香水瓶を茶入に、軸にはロートレックのポスターという趣向ですね。席があらたまると伊万里、瀬戸、北斎に変わるという。茶室ではなく、洋間を使うと面白そうですね。誰かやらないかな。 @haccouichiu #1SS

2014-07-12 08:38:03
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