(兄→金←福)陰間パロツイまとめ

呟いてたら長くなってきたので自分の中での整理も兼ねてまとめ。小説じゃないょ 尻切れですが終わりましたヾ(:3ノシヾ)ノシ
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めり @tsr10_

@h_tsr91 その横にふと現れる影。「よう、田所。そんな大声で揉めてるとお客が皆逃げてしまうよ」支度を済ませたお真がわざわざ出向いてきて、「通りを歩いてるのが見えたんだ。久方振りじゃあないですか、福富様もお人が悪い」と微笑む。田所と福富ポカン

2014-07-24 11:09:06
めり @tsr10_

@h_tsr91 お膳を囲む前に、改めて福富はお真に頭を下げる(故郷の名菓つき)(饅じry)。お真は傷も大分良くなったから気にしなくていい・いつでも会いに来てほしいと謝罪を受け入れる。しかし福富はそれが友愛からくる寛容さだと弁えているので歯痒くもあり

2014-07-24 12:00:30
めり @tsr10_

@h_tsr91 だから今一度、お真を愛していること、傷物にした責任はとる気でいることを伝えるも、身請けの話になるとお真さんは言葉を濁して流してしまう。ただ以前と違うのは、そのときに普段の余裕ある笑みが浮かばなかったこと

2014-07-24 12:26:54
めり @tsr10_

@h_tsr91 お真さんは寒咲に自らの髪を捧げ慕い続けると決めたので福富の想いは受け止められないのに、あまりに一途なその想いを無下にできずにいる。愛に飢えながらもじっと寒咲を待ち続けることに慣れてしまった自分にとって福富が与える愛の熱量は規格外で、つまり内心はちょっと揺れてる

2014-07-25 01:06:59
めり @tsr10_

@h_tsr91 だけどそんな自分を不埒だと思う部分もあって、また時たまに寒咲さんが甘い言葉をくれるとやはりキュンとしてしまうので、福富にはなびかないぞとも思ってる。ただ今まで8割寒咲さんのことを考えてた脳内で福富の存在が少しずつ大きくなっていることは自覚してるのかしてないのか

2014-07-25 01:14:17
めり @tsr10_

@h_tsr91 結局福富は特に進展を見出すことはできずに帰ることに。夜明けになって心なしか以前よりよそよそしいお真を思い返し自身のしでかしたことを再び悔いる(当のお真さんは怪我は全く気にしていないのだけど)。責任を取るとは言ったが身を引いた方がお真のためになるのではともチラと。

2014-07-25 01:22:07
めり @tsr10_

@h_tsr91 寒咲さんは福富を出禁にしようと画策したが失敗に終わったことを知り、そして以前よりお真の反応が固いことをうけて仄かに危機感を感じ取る。重い愛が嫌いでお真の想いも適当に流したり応えたりしていたが、愛してはいるしぽっと出の若造に奪われるのは癪なので動き始めることにする

2014-07-25 01:31:09
めり @tsr10_

@h_tsr91 この日以来、寒咲が茶屋に顔を出す頻度がすこし増える。何より、帰り際に「また来るよ」と言い残すようになり、お真さんは不思議に思いながらも素直に嬉しく思っている。「そんなことを仰るなんて、何を企んでいらっしゃる?」とからかう気持ちで尋ねると、「妬いているのだよ」

2014-07-25 16:32:35
めり @tsr10_

@h_tsr91 「ますます珍しい。雨でも降るんじゃないか」お真さんは寒咲が福富の存在を気にしているとは思っていないのでそんな返しをするけど、寒咲も「ひでぇこと言うなあ」と言いつつ特に気を悪くした様子も見せずに帰る。妬いているなんて嘘

2014-07-25 16:45:02
めり @tsr10_

@h_tsr91 寒咲がお真を身請けしないのはいくら裕福な商人であるとは言え思いつきで出せる額ではないこともあるけれど、それ以上の理由としては単純に駆け引きめいたやりとりをするのが楽しかったから。元から身請けしようという気はなく、あくまで客の立場からお真を好いている。

2014-07-25 19:43:33
めり @tsr10_

@h_tsr91 ただ飄々とした態度の裏で独占欲は強い。自分がお真の一客となって可愛がってきた自覚があり、そもそも新造の頃から顔なじみで彼の水揚げを買ったのも寒咲。長い付き合い故の情もあり、ここに福富が介入する余地などないと思っていたし、骨のある男とわかったところで譲る気はない。

2014-07-25 21:20:31
めり @tsr10_

@h_tsr91 (愛のままにわがままにノープランで垂れ流してるのでそろそろ矛盾が出てきそうである)(ところでお真の水揚げって自分で言っといてかなりグっときたね??)

2014-07-25 21:31:22
めり @tsr10_

振袖新造お真の水揚げってグッとくるな(二回目)

2014-07-25 21:33:22
めり @tsr10_

@h_tsr91 あるとき福富が茶屋に行くと、田所にこの日はお真に先約がいると言われてしまう。しかしいわゆる予約制度のようなものはないので福富は訝しく思い説明を求めるが、田所が応えるか否かというときに「知りたいか?」と声がかかる。振り向けば町一番の商人、寒咲が立っていた

2014-07-26 01:26:38
めり @tsr10_

@h_tsr91 あまりに唐突な邂逅で固まる福富と、そんな福富を尻目にさっさと田所とのやり取りを済ませてしまう寒咲。かろうじて「お前が…」とだけ言うと、寒咲は「どうも。俺の可愛いお真ちゃんが世話になってるようで」と不敵に微笑み、去る。「お真を傷モノにした責任をとる?自惚れるな」

2014-07-26 01:42:58
めり @tsr10_

@h_tsr91 取り残された後も唖然と突っ立ってる福富を見てさすがの田所も気の毒に思ったのか「相手がわりぃってんだ、寒咲さん相手じゃあ誰も適いっこねぇよ」とフォローにならないフォローをもらう。われに返った福富は先ほどの気の抜けた姿と打って変わり寒咲について根掘り葉掘り問い質す

2014-07-26 01:59:57
めり @tsr10_

@h_tsr91 ここで初めてお真と寒咲の関係性を知った福富は今更ながら相手が想像以上に強敵であるとわかる。しかし同時に、このふたりには恋慕とはまた違う感情があるのではとも考える。お真は寒咲を慕い寒咲もそれなりの執着心があることは確かだが、自分がお真に抱く感情とは別の匂いを感じた

2014-07-26 02:16:17
めり @tsr10_

@h_tsr91 しかしまだ福富もそれを具体的な言葉で説明するには至らない

2014-07-26 02:17:17
めり @tsr10_

@h_tsr91 「今、お侍さんに会ったよ」「お侍様?」「ほら、お前に首ったけの」「…」「彼奴に会うなと言っても、無理な話なんだろうな」「寒咲様は髪の契りをお疑いですか」「まさか。ただお前を盗られたくない一心だよ」

2014-07-26 21:21:41
めり @tsr10_

@h_tsr91 思考も状況も複雑化してきたため福富は仲間に相談する。「売女に振り回されンなヨ」「強い絆は無敵だ、俺と巻ちゃんのように!」と福富の分が悪いという二人と「あくまで仮定だけれど、同じ情愛でも彼らは兄弟愛に近いのかもしれないな」と呟く一人

2014-07-27 10:20:40
めり @tsr10_

@h_tsr91 その後福富は大胆にもお真に直接「寒咲殿を好いているのか」と尋ねてみると、僅かな間の後「お慕い申し上げております」と返ってくる。しかし「それは大口客としてか。男としてか。それとも育ての兄への親愛か」と聞くとお真は黙り込んでしまう。「…すまない。出過ぎた真似をした」

2014-07-27 23:52:06
めり @tsr10_

@h_tsr91 「なぜ福富様はこうもわたくしに構うのですか」「愛しているからだ」「理由が知りたい」「柔和な表情に潜む清らかな力強い意志、その目に惚れたのだ」「清いなど。わたくしは陰間ですよ」「その更に奥にいるお前自身の話をしているんだ。真護」「ッ…場違いだ。慎め」「…断る」

2014-07-28 01:00:53
めり @tsr10_

@h_tsr91 「出過ぎた真似をと詫びたと思えば踏み込んで。福富様のことが分かりません」「そうか、これでいて俺は単純なのだが。俺も愛していると言いながらお前のことがよく分からなかったが近頃少しずつわかってきたつもりだ」「では、わたくしが髪を伸ばさぬ訳もご存知でしょう」

2014-07-28 02:07:46
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