通信業界の歴史まとめ by @massina さん
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でこれはこれで上場させて調達もしたけどネットバブル崩壊でユーザのIT投資が後退し、結局2003年にCWCはバンザイしちゃってIIJはNTTコムの支援を仰ぎ、その後IIJは国内で再上場、という流れですね。
2014-08-02 05:33:50ネットバブル以降の話としては、ボーダフォンの日本テレコムというかJフォングループの買収とか、ドコモがKPNやAT&T WirelessでやらかしてTataでもまたやらかしてという話とか、イー・アクセスとイーモバイルとか、結局はIBがらみでアナリストの活躍の機会があったんだけど
2014-08-02 05:37:31リーマン・ショック前までに緩やかに世代交代が進んで今は早川さんが「メジャーリーグ級のネガティブサプライズ」と書いたりとかっていう図式ですねw
2014-08-02 05:40:082001-2002年頃に色々と不祥事が起きた結果、それまでIBでのディールもアナリストの給料の一部をなしていたのが、できなくなったということや、それに伴いM&Aなどでアナリストの影響力が落ちた、なんてこともあって、
2014-08-02 05:43:54リーマン以降でもKDDIとJCOM、NTTとDimension Data、ソフトバンクとSprint、ドコモとらでぃっしゅぼーや、等々色々あるんですけどね・・・
2014-08-02 05:47:21ということで、以上で昔話を終わりたいと思います。 何か追加で聞きたいとか質問とかありましたら、twitterか ask.fm/deus_ex_massina までどうぞ。
2014-08-02 05:48:43アナリストらしくまとまってるけど、Global One、BT、AT&Tの日本市場への影響とか、長距離ならMPLSやIPなど、Layer2以上の技術の変遷とか補足がほしいところ。 togetter.com/li/701006#c155…
2014-08-02 05:53:46米国はともかく他の国でも国営通信会社が普通だったとなると、直接参考になるのも少なそうですね。“@massina: そもそも、通信企業が上場して分析の対象になるって状況は、NTTの民営化と通信の自由化がないと始まらない、ってわけですべては1985年の電電公社民営化に遡るわけです。”
2014-08-02 08:15:13@yuuukie 自由化というか規制緩和のあり方は、国の特有の事情踏まえて原理原則をスジ通しつつ、というのはありますよね。日本は面積の割に移動体の会社が多すぎないか、と昔は良く聞かれてました。欧州の投資家に聞かれた場合は案外広いよ日本は、と答えてましたけどw
2014-08-02 09:12:57@yuuukie そうですね、ナショナルフラッグでなければ大手コングロマリット傘下とかですよね。アナリスト側も、かつては欧州は1人で担当するもので、中欧からロシアにかけての市場が伸び始めてから、中東アフリカまで入れてEMEAとして2-3人で担当するようになったという感じです。
2014-08-02 09:50:44コメがついてたけど、通信会社の消長(合従連衡・M&A)と株式市場(IB・アナリスト)という視点の話なので、ちょっとその辺は業績予想に影響すれど、ファイナンスして産業構造が変わるというようなものでもないから書いてない、って感じでした。
2014-08-02 10:24:33グローバルワンはともかくも、AT&TとBTの日本テレコムへの出資は、主要なテレコム企業に外資が入る(しかも鉄道通信に)という意味では国際的な資本の論理についに日本の通信市場も巻き込まれるという意味でマイルストーンではありましたね。前後してC&W対NTTのIDC買収合戦もあったし。
2014-08-02 10:26:14ま、その2年後にまたJR西とJR東海とAT&TとBTがボーダフォンに日本テレコム株売っちゃうんで、実際またテレコムの国際での合従連衡に巻き込まれていったわけですけど。 当時日本テレコムは八丁堀の旧京華小の前のビルで、そこでAT&TとBTとの提携の説明会をやったことが懐かしく。
2014-08-02 10:29:39IPとかMPLSとかの話は各キャリアは98-99年頃から本格的に展開してたけれど、未だに全社における規模小さいので経営形態に影響するって話ではないですね。データ系は専用線、セルリレー、フレームリレー、みたいな開示だったんで、契約数と売上高と見てはいたけど意味あったのかなあw
2014-08-02 10:33:00ま、実際、NTTコムのOCN売上はざっくり1500億で、IP-VPNはざっくり1600億だから、10兆円の売上の会社から見ると小さくはないけど、何か由々しいかというとそうでもない、という感じですかね。
2014-08-02 10:44:46無線通信方式も割と常識に近いからいいかなーって思って省いたんですが、アナリスト的には第2世代でDDI/IDO→KDDIがPDCとcdmaで二重投資になってアレだったとか、ドコモが3G導入時に先走ってRelease 99でいっちゃってUMTSと微妙にアレだったとか、そういう話w
2014-08-02 10:51:17周波数ごとに細かくやるの面倒いから大雑把に DDI/IDO → au 第1世代: HiCAP→TACS(当初トヨタがドコモ方式入れてアメリカがブチ切れてモトローラ方式に切り替えた) 第2世代: PDC→IS-95(当初ドコモ方式入れたけど競争不利でcdmaに踏み切った)
2014-08-02 10:57:32au続き で、この段階で二重投資m9(^Д^)プギャーだったのと3社統合したのとドコモがiモードで、J PHONEが写メールで、シェア伸ばしたのとで2000-2001年頃のKDDIは暗黒時代って感じでしたねえ。バランスシートもひどかったし。
2014-08-02 10:59:32au続き 3Gっていうより2.75G感: cdma2000 3.5Gっていうより3G感: EV-DO Rel.0 という形で2003年に当時問題になっていたパケ死に対応する形でデータ定額を導入したのはビジネスモデルの転換点でしたね。そしてこの発表会の時に以前呟いた勝間事件が。
2014-08-02 11:04:09勝間事件とは → twitter.com/massina/status…
2014-08-02 11:04:46昔、メディアのみでアナリストはご遠慮くださいという発表会で真っ先に手を上げて質問して会社からめっちゃ不興を買った勝間和代さんという元アナリストさんがいらしてですね
2014-07-27 11:11:27ま、その後、2006年にRev.A、2010年にRev.B的なもの(MC-Rev.A)と入れて、2012年にLTEに移行するわけですね。 cdma2000以降は周波数再編に伴う移動を除き、総じて設備投資/売上高比率が低く推移してたのが特徴かと思います。
2014-08-02 11:08:39ドコモは 1G: HiCAP 2G: PDC と日本独自仕様(でも周波数効率鬼強)でやってたわけですが、99年以降iモード始めたりなんだりもあって加入数も多くて周波数ギリギリ感があったので、3Gの移行を急いだという感じでしたね。
2014-08-02 11:12:17