まあ軍艦それも駆逐艦が好きになったらソロモンの戦い、それもガダルカナルを知って「やっぱ陸軍は糞だな」となるのが正しい(違う
2014-08-17 18:12:37ガダルカナルの悲しいのは、発端こそ陸軍が海軍の尻拭いで動き出したものの、以降のシッチャカメッチャカは完全に陸軍の力不足である点。こりゃ勝てないわけだというのが凄く良く分かる
2014-08-17 18:22:55ガダルカナルの問題は最初に上げた一木支隊が先行偵察や橋頭堡確保の役を果たさぬまま壊滅したこと。ここで本来は考えなおしをしないといけなかった(勿論後知恵でいってる
2014-08-17 18:34:58川口支隊の攻撃は、まあ結構惜しかったと言えなくもないんだが、結局勝てなかったことで、以降の補給が無いというどうしようもない事になった。万単位の部隊で食い物をろくに持って行ってないんだ。これはフィリピン戦でも同様
2014-08-17 18:41:15戦いに勝たないと飛行場は健在、飛行場健在だから輸送船来れない、輸送船来れないから飢えるという悪循環、だけど兵隊なら夜中にこっそりあげられる。だから兵隊だけどんどん送る。そして飢えが拡大する。どうしようもない
2014-08-17 18:42:57つまりは川口隊の攻撃は「飛行場落とせなかったらどうなるの?」という部分を意図的に無視して行動してる。ていうかその後もだ。
2014-08-17 18:47:04幸運もあったとはいえガダルカナル撤退が可能だったんだから、川口隊の攻撃が失敗した時点で偵察観察部隊だけ残して本体は撤収させれば飢餓だけは避けられたと、結果論では言えるけど、どうしてああなったのか考えだすと色々と悲しいね
2014-08-17 18:50:52んー、マジレスすると確かに「あんなところ無理」と言いつつも戦略・戦術ごっちゃ混ぜで結果的に奇襲した一木支隊投入もアレだとは思うけど、海軍からもたらされた情報もかなり希望的観測と憶測入り混じりすぎた報告ってのも考えるとなぁ。一万五千を二千って言ったのは間違いなく海軍ですぜ。
2014-08-17 19:14:22二千で逃げようとしている敵部隊に対して追撃戦闘を仕掛けるのは旧陸軍の戦闘指導としては間違いでは無いわけで、一木支隊の行動は取れる行動としてはそう間違ってないと思う。しかも最初に降りたのなんて迅速な投入のために分けられた本部班の800人程度と最低限の火砲だけだしだけだし。
2014-08-17 19:24:58そして川口支隊についても、もうあの頃から鼠輸送始まってるのにそんな少ない人数で海岸堡のまともな確保なんて……確かにかなり無理を押しての第一次総攻撃で、結果はわかってのとおり失敗したわけだけど、逆を言えば無理を押さずに海岸堡確保したら部隊は確実に飢えるんですよ。
2014-08-17 19:34:07さっきのSUDO氏のガダルカナルの話、正直陸軍が悪いって言われても第一次総攻撃(川口支隊)の時点で鼠輸送が始まってる点から考えて「んなこと言われても」感が大きいんだよなぁ。もう初期の戦いからして兵站の先細り激しいわけで、悠長に海岸堡確保なんてやってたら部隊が飢える。
2014-08-17 20:41:17まあばらっばらの攻勢かけて各個撃破されたっていう戦闘経過については確かに落ち度はあるけど、それ以外ではむしろ攻撃かけるぐらいしかやることが……川口支隊の投入って一木支隊全滅の報を受けるちょっと前に予定されてたはず。
2014-08-17 20:45:43つまり川口支隊も一木支隊の報と情報は大して変わらないはずなんですよね。もちろん一木支隊の生き残りから「様子が違う」ぐらいの話は聞けるけど、そうなると陸軍の戦訓としては攻勢をかけるってのが一般的な手法ではあったはずだし。
2014-08-17 20:47:26とは言え私は旧陸軍の運用自体はそこまで詳しくないから細かいツッコミは出来ないが。ともかく、ガダルカナルは確かに陸軍にも落ち目はあるけど陸軍だけがクソみたいな形で責められるいわれはない。
2014-08-17 20:49:26第二次総攻撃まで行くともう手遅れの段階だから言及は避ける。よく一個戦車中隊含めた部隊を無事揚陸できたよ、とは思うけど、全体的な流れとしてはここで一個師団程度の投入じゃ焼け石に水だよね……
2014-08-17 20:51:31陸軍に落ち度があるなら、海軍だって一万五千を二千と言ったのは海軍だし、陸軍がガダルカナルに兵を送ってる間にラビ上陸して撃退されてるのも海軍だし……落ち度の投げ合い合戦なんて不毛なゲームやりたくはない。
2014-08-17 20:57:14