rsbs日誌#24

﨟長けた鉄血のかはたれどきの魔女🦋 @r_s_b_s

#rsbs日誌　性器でない箇所に物を捩じ込まれ、わしは痛みと嫌悪感に苛まされた…耐えられん…苦、しい…「ぁ…ぐ……ぁ…」「提督殿ぉ…提督殿ぉっ…！今一度、出しますぞぉ…！」わしには、あきつ丸が言っている言葉が理解出来なかった。じゃが、腹を込み上げる熱い物の感覚は分かった…

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#rsbs日誌　そして同時に、わしの中から込み上げる物があった。「ぉ…ぉぼっ…おげ、ぇっ…」胃の中に詰めた夕食をわしは吐いた。なんて惨めなのじゃろうか。なんて憐れなのじゃろうか。蜜壺のみならず尻穴を凌辱され、ゲロに塗れるとはなん足る屈辱か。尻穴の中で暴れる奴に怒りを感じながら。

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#rsbs日誌　びしゃ。と血飛沫が舞い、あきつ丸を鮮血が汚した。今しがたまで犯していたわしの背中から、二本の腕が生えあきつまるの首を掴み、大きく古くさいリボルバーが無遠慮に眉間に押し付けられていた。「お、おぅ…これは中々、ハードな催し事であります、な…？」奴に冷や汗が流れた

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#rsbs日誌　ずるり、と己の背の穴からわしは血塗れになりながら現れた。「これ以上のお痛をするのであれば、わしは本気で貴様との金輪際の縁を切るぞ。相性がなんだ…？ほざけ若造の小娘が！ぶち殺すぞ淫売！！」ギリギリと首を握りしめながらわしは撃鉄を引き起こした。あやつは手をあげる

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#rsbs日誌　「うぐ…分かったであります。ぐ、え。従うであります、から…ぐ…手を…」奴の言葉に偽りが無いのを感じとり、わしは首から手を離し、撃鉄を戻した。そして血塗れになりながら己の肉体から抜け出した。「全く…人の尻穴を慣らしもせずに捩じ込むとはどんな考えじゃ」

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#rsbs日誌　愚痴を溢しながらわしは念力で紙巻きを取り寄せ、あきつ丸に火を付ける様顎をしゃくって見せた。慌ててあやつはわしの紙巻きに火を点す。深く吸い込み、わしはあきつ丸に紫煙を吹き掛けてやった。「その肉人形をくれてやる。それでセコセコ自慰に励むが良いわ」

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#rsbs日誌　「いや…流石に温もりがあったとしても死姦は自分の趣味でないでありますが…」「嗚ﾞ呼ﾞっ！？」「ひぃっ！！」わしの本気のメンチにあやつは震え上がった。「あ、有り難く頂戴するであります！」「次は無いと思え？その時が来たらば一粒の灰も残さず殺してやる」

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#rsbs日誌　紙巻きを吸い終えるとわしは水を呼び寄せ己の身体を清め、仮眠用のシーツに丸まった。「あのぅ…提督殿…自分も血糊を流したいでありますが…それに茵も…」「反省しておれ」わしは言い捨てるとそのまま意識を手放した。やれ全く…酷い一夜じゃ…

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#rsbs日誌　「ああ、昨晩はこっ酷くやられたでありますなぁ…」あきつ丸はボヤきながらまだまだ朝も遠い時刻に執務室を後にした。提督の『脱け殻』は式に包み込み細かく畳み込んで懐に大事に仕舞いこんである。これで自分がその手の呪術に精通して居なければ棺桶を背負わねば成らなかったろう

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#rsbs日誌　如何にか清めた体はしかし血の臭いが消し切れずに居た。香を炊いて香りで隠したがバレない事を祈りたい。そう思いながらランタン代わりの走馬灯を片手に鎮守府の廊下を歩く…ふと目の前に白い影が二つ、現れた。「こんな夜更けにどうしたのよ」影の一つ…駆逐艦叢雲が言った。

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#rsbs日誌　「いやぁ、どうにも自分は枕が変わると眠れない性質でありまして…散歩を兼ねて船まで枕を取りに行こうかと」「下手くそな嘘じゃのう…？」もう一つの影、駆逐艦初春が扇子で口許を隠しながら呟いた。「今夜は何時晴れるとも判らぬ濃霧じゃぞ？それも斯様な夜更けに出歩こうなぞ…」

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#rsbs日誌　くすくすと笑いながら初春はあきつ丸に顔を近付けた。「大方あのお方から茵を追い出されたのであろう？下手をして」「無様で惨めね」図星を突かれた上にバッサリと切り捨てられ、あきつ丸は苦笑を浮かべた。「それにあんた、その臭い隠せてると思ってんの？」叢雲の言葉に僅に焦る。

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#rsbs日誌　「なんの事やら自分にはさっぱり…」「惚けてんじゃないわよ。提督の血の臭いがするって言ってんのよアタシは」叢雲は見て分かる程に苛々しながら言い切った。「このままアンタにふらふらと出歩かれたらね、うちの鎮守府大騒ぎになるのよ。提督の血の臭いで目が覚めるから」

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#rsbs日誌　其所まで言い切られてしまえば仕方がなかった。「観念したであります。お二人の言う通り下手をしたでありますよ」「殺されなかっただけ有り難いと思いなさい。うちの提督、殺す時は出会った瞬間に殺してるから」「貴様も、あのお方の前での立ち振舞いを覚える必要があるわけじゃ」

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#rsbs日誌　「ま、提督が殺さなくてもアタシ達が殺す時もあるけどね？覚悟して聞きなさいこの色情魔。此れからも下らない事する気だったらアンタを殺して体をバラしてアタッシュケースに詰め込んでアンタが提督にした事を洗いざらい陸軍と世間にバラしてやる」叢雲の紅い瞳は怒りで燃えてゐた

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#rsbs日誌　「序でに地獄さえも生温い責め苦を味合わせてやろうかの？さておき叢雲や。この血生臭い女狐を運ぶのじゃろう？」酷い言われ様だと思いながらもあきつ丸は静かだった。「そうそう、肝心の事を忘れる所だったわよ。アンタ。私の肩に手を載せなさい」ぶっきらぼうに言う叢雲だった。

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#rsbs日誌　「こう、でありますか？」ぽん、と自分の肩に手を乗せるあきつ丸に叢雲は頷いた。「じゃ、目を回すんじゃないわよアンタ」途端、叢雲の体が闇に沈み込み、肩に手を乗せていたあきつ丸も否応無く引きずり込まれた。瞬く間の出来事だった。其れは世界の裏側を万華鏡で見た様な感覚。

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#rsbs日誌　気がついた時には、あきつ丸は濃霧の中に浮かぶ機帆船の船室に居た。叢雲と共に。「じゃ、アタシはこれで。アンタ、さっさとその体確りと清めなさいよ。ぶっ殺されたいなら別に良いけど」「ご忠告感謝するであります…」叢雲はあきつ丸を一瞥すると、闇に消えて帰っていった。

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#rsbs日誌　「いやはや…今回は生きた心地がしなかったでありますなぁ…」固いマットの寝床に転がりながら、あきつ丸は独りごちた。「しかし、自分を受け入れてくれた娘は提督殿、あなた一人だけなのでありますよ。他の娘はみな、自分と交わると狂ってしまわれたでありますから、な…」

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#rsbs日誌　「いやしかし、これからは自分の非を認めて精進する他無いでありますなぁ…他の自分に恋愛とやらのレクチャアを受ける必要がありそうであります」くすくすと、あきつ丸は笑った。艦娘の自分が、恋愛のレクチャアだと？闇より生まれ落ちて闇に育ち過ごした自分がである。

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#rsbs日誌　酷く、ひどく愉快だと心中にて呟きながら、彼女は衣類を脱ぎ捨てた。今一度、この体に纏とわり付く猛毒の如きあの人の血の臭いを清め落とさねばならなかったから。少しばかり、残念にも感じられたが殺されてはたまったものではない。蛇は楽しげに笑っていた。闇の中で。

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#rsbs日誌　オハリ。