異能使い 第二式リプレイ「矢城町怪奇劇」第1話
律「毎日、怪我人とか大量に来て大変だよ~」 陽子「そうなんだ~で、お父さんどうなるの?大丈夫?」 律「たぶん、何とかなるよ」 陽子「ありがとう~w帰ってきたら、とっちめないと」 律「もう少し、大事にしてあげたら?」 陽子「あたし、小さい時にはリトルリーグに入っていて」
2014-08-06 00:14:45陽子「ある時、お父さんにもう野球やりたくないって言ったの。そしたら凄い寂しそうな顔をして…それ以来、気まずいのよね~」 律「それは、本人に直接言ったほうがいいよ」 陽子「うん。そうする。だから、お父さんよろしくね」 律「任せておいて」 その頃、キッチンでは
2014-08-06 00:31:27礼希が酔いつぶれてるママを相手に楽しんでいた。 礼希「おばちゃん、大丈夫?」と言って手を顔に当てる。彼の手は冷たい ママ「きもちい~そう言えばあの人と一緒になろうと決めた時もこんなふうに寒いよるだったわ~どうして帰ってこないの~~(´;ω;`)」 礼希「オイラ、よくわからない」
2014-08-06 00:40:30礼希と律は帰りに向かっていた。 礼希「ねね~律ねーちゃん。浮気って何?」 律「決まった人がいるのに、他の人と付き合うことだよ」 礼希「浮気って良くないね」 律「そうだよ~」と歩いていると、向こうから道長先生が歩いてきた。 道長「よ~西村。お!如月か、久しぶりだな~」
2014-08-07 18:07:38道長「いや~二人共、恋してるか~?夏は恋の季節だからな」 ふたり「は???」 道長「先生な~彼女、いやフィアンセができたんだ」 礼希「工エエェェ(´д`)ェェエエ工。この間、ふられたばっかりじゃん」 道長「まーそんなこともあったな~」遠い目 道長「何にせよ、夏は恋の季節」
2014-08-07 18:12:15道長「西村~如月~お前らも恋しろよ~ww」 律「先生、いったいどんな人?写真とか見せてくださいよ」 道長「しょ~がね~な~。少しだけだぞ~( ̄∀ ̄)」と写メをみせてくれが、白い霧のような物がぼーと写っている。 ふたり「…先生?大丈夫??」 道長「お~と、そろそ行かないと」
2014-08-07 18:16:35ウキクキ気分で行ってしまう道長。取り残された二人。律は大事なことを思い出した。 律「そう言えば、歪んだ家に先生が入ってくのを見た!」 礼希「それって、ヤバいんじゃ(°_°;)(; °_°)_°;)(; °」 律「そうだ!何が原因だったのか、みゆき先生に聞いてみよう」
2014-08-07 18:21:08小学校の職員室には、噂のみゆき先生がいた。通称『魚人』である。 礼希「こんにちは~先生。相変わらず魚臭いですね♥」 みゆき「は?魚なんて居ないわよ?」 律「こんにちは、お久しぶりです。ところで、単刀直入ですけど、どうして道長先生と別れたんですか?」 みゆき「あ~そのことね」
2014-08-07 18:25:22みゆき「あの人ね~ネットの世界では『伝説の造型師』なんだって」とため息 みゆき「それでね~私のフィギュアを造ってくれたんだけど…」 おもむろに取り出したフィギュアはまごうことなく『キュアハ〇ピー』だった。 みゆき「全然、似てない上に、私よりブサイクヽ(`Д´)ノ」 二人「…」
2014-08-07 18:30:10律「はぁ~…ま~そうでしたか…(^_^;)」 礼希「先生~病気なの?でも、確かに似てないね(笑)魚じゃないし」 みゆき「?なんか言った?まーいいわ。ともかくそういうことだから」 律「もしも、道長先生がヨリを戻したいって言ってきたらどうします?(^_^;)」 みゆき「土下座ね」
2014-08-07 18:33:53その頃、アウルと風花は佐藤の裏付けを取りに山田宅に来ていた。 アウル「山田さん、いろいろとクロのことを知りたくて来ました」 その時ちょうど、宅急便が届いた。大きい包が3つ。 山田「どうぞ~」 アウル「この荷物は?」 山田「アマ〇ンですよ~」 アウル「見ればわかるが…」
2014-08-07 18:39:40家の中は魔窟だった。流しはゴミだらけ、床には積みゲー、積み雑誌。 山田「おばーちゃんが、株で儲けて、財産を残してくれたんで、色々と買ってるんですよ(*´∀`*)」 アウル…はぁ~( ̄▽ ̄;)」 風花「これはヒドイ(;´Д`)」 山田「で、これなんですけどね」とおもむろに荷をあける
2014-08-07 18:44:09それを嬉しそうに組み立てる山田。出来上がった物は 山田「伝説の造型師が作った1/1フィギュア愛莉ちゃんですo(・`∀´・)」 風花「無理です!san値が耐えられないです゚(゚´Д`゚)゚」飛び出してしまった。 山田「どうかしましたか?」 アウル「ま、ま~気にしないでくれ」
2014-08-07 18:48:10アウル「こいつは真性のクズだったか…」 山田「AKBスタイルとメイド服、どっちがいいですかね?」 アウル「どうでもいいわ~~~!!ヽ(`Д´)ノ」心の声 表に出た風花はクロの犬小屋の近くで飛び散る血痕を発見。どうやら日常的に虐待を受けていたみたいだ そこに礼希が合流
2014-08-07 18:51:42礼希「オイラ、隣の佐藤さん家に行ってみるよ~」 風花「よろしくね。なんか気分が…」 礼希「(⊹^◡^)ノo゚。*こんにちわぁ~*。♡」 佐藤「あら~いらっしゃいヽ(*´∀`)ノ煮っ転がし食べる?」 礼希「本当にクロは虐待されてたの?」 佐藤「そうなのよ~煮っ転がし食べる??」
2014-08-07 18:55:04礼希「うん、食べるヾ(*´∀`*)ノ」 佐藤「実はね、クロは私が逃がしたのよ~もっと煮っ転がし食べる???」 礼希「うん、でも、クロ、野放しだとかえって危ないんじゃないかな?」 佐藤「そうかもしれないけど、きっと死んだおばーちゃんに会いに行ってるのよ~おかわりは????」
2014-08-07 18:58:13礼希「もう、お腹いっぱいだから、大丈夫。でも、どうしてそんなことわかるの?」 佐藤「実は面白いピエロみたいな人が教えてくれたのよ~煮っ転がし持って帰る?」 礼希「うんwありがとう~ピエロか」 佐藤「だから、探さないで欲しいのよ~桃は食べる?」 礼希「お腹いっぱいだよ~持って帰る」
2014-08-07 19:01:26礼希「見つけたら、家で飼うよwだから大丈夫o(≧▽≦)┌θ」 佐藤「ほんとに??なら買い置きしておいた『ベディグリージャム』持ってって」 礼希「わかったよ~って凄いお土産だ」 一方、風花は情報収集していた。 風花「クロ、町で暴れてるみたい」 礼希「何とかしないと」
2014-08-07 19:06:56そして、風花は氷室唯に呼び出されて甘味処『穂むら』にいた。 風花「ど、どうしたんですか?(゚o゚;; 律「護衛は??Σ(゚д゚lll)」 唯「う~ん(*´∀`*)様子を見に来るって言ったじゃない~」あんみつを頬張る。 風花「確かに言ってたけど(;´Д`A」 唯「で、どう?」
2014-08-08 23:12:12唯「なるほど~うんうん…それは『隠れ家』かもね。夜の山道とかに現れて旅人を閉じ込めて養分にしてしまうっていう」 風花「ひょっとして、現状に傷ついた人たちが囚われているとか?」 唯「十分、可能性あるわね。たぶん、結界に守られてると思うから、私が壊してあげる」
2014-08-08 23:16:30唯「さて、行きましょう~」とブラックカードを会計に出す。 店員「は??それ?うちはカードは…」 唯「はい」現金を出す。 店員「律ちゃん…今の人って、何??」 律「し、知り合いのおねーちゃんだよ~あはは"ァ '`,、'`,、(´▽`) '`,、'`"」 店員「そ、そう」
2014-08-08 23:19:33アウルは町で更なる情報収集をしていた。 アウル「犬についていろいろと聞きたいのだが」 町の人「なんかこっちを威嚇してきて怖かったわ~ついでに、魚とかも持って行ってしまうし」 アウル「うむ、クロはすでに人間を恨んでいるかもしれんな~」 そこに、全員が合流する。 唯「始めようか」
2014-08-08 23:30:19唯が手をかざすと結界が壊れ、歪んだ家が現れる。 唯「ここれで、結界は壊れたから、中はよろしくね(∩´∀`@)⊃私はここで、外から隔離するから」 遂に意を決して飛び込む何でも屋メンバー。玄関に入ると無限の廊下が闇に延びている。突如、魔犬が襲ってきた。そして、空間からの干渉が
2014-08-08 23:34:47難なく撃退するが、家の中全体から犬の鳴き声がこだまする。さらに、空間からの干渉で疲労ダメージが…。どうやら装備が必要だ。 アウル「一旦出るぞ」外に出るとピエロが待っていた。 ピエロ「なかなか~おもしろいことになってマースね~( ̄∀ ̄)」 アウル「なんのようだ?」
2014-08-08 23:39:18ピエロ「協力シマ~ス。ここに護符がアリマス。これは強力な魔性の力が篭っていて、雑魚を寄せ付けません~毒を持って~毒を制するデ~ス」ヒラヒラと護符を見せる。 ピエロ「ただし、代わりに~」 アウル「代わりに?」 ピエロ「中で得たアイテムをもらいます」 アウル「却下!!」
2014-08-08 23:52:53