異能使い 第二式リプレイ「矢城町怪奇劇」第1話
このツイートはTRPG異能使い2式をプレイした時の雰囲気を残す為に、ややリプレイ風になっています。細かい用語等の解説は割愛させていただきます。知りたい方はWikipedia先生に聞いてみましょう。
2014-08-04 19:21:11如月律は同級生の相沢陽子とともに、中学校からの下校中であった。 陽子「あのさ~最近、困った事があるんだけど聞いてくれる?」 律「何~?」 陽子「近頃、お父さんが帰ってこないの。律って何でも屋でしょ?お父さん浮気してると思うから現場を抑えて欲しいの」
2014-08-04 21:36:33陽子「うちってお父さん、お母さん、私の3人暮らしでしょ?お母さん荒れちゃって」 律「どうなったの」 陽子「ご飯は作ってくれないし、キッチンでお酒をずーっと飲んでるの」 律「……う、うん、大変そうだね。頑張ってみるけど、期待しないでね」 陽子「ありがとう~頼りにしてるよ」
2014-08-04 21:46:11西村礼希は1学期最後のHR中であった。 道長康介先生「今日で、1学期は終わりだ~。明日から夏休みだが、くれぐれもハメを外しすぎないように~特に不審者には近づかない、物をもらわない、困ったときには大声を出す。女子は特に気を付けろ~」 礼希「人間以外にはどうしたらいいですか?」
2014-08-04 21:58:11道長「西村~病気か!?それと、夏だからといって浮かれるなよ!お前らには恋愛とかはまだ早い!」 悪ガキ田中「先生~!フラれたって本当ですか?」 道長「うっさい~このクソガキ!んなことはどうでもいいだよ~とにかく恋愛は禁止だ」 生徒一同「八つ当たりだ~!」
2014-08-04 22:09:06道長「それではみんなの素敵な友達『夏休みの友』を配るからな~」 田中「な~西村。先生隣のクラスのみゆき先生と付き合ってたらしいぜ~」 礼希「そうなんだ~オイラ、人間に興味無いからな~」 田中「おまえ…変わってるな~」 道長「いいか~ささっと宿題やれ~以上」HRは終わった
2014-08-04 22:17:20草薙風花は火神暁彦とともに天老院、宗主の間にいた。目の前には氷室唯がたたずんでいる。 暁彦「なんの用だろうね~」 風花「う、うん、」 唯「おふたりを呼んだのはちょっと話しておきたいことがあって、矢城町の封印が弱まっています。それに伴って、魔性絡みの事件が増えると思います」
2014-08-04 22:24:40風花「そ、そうなんですね。でも、できることは頑張ります」 唯「ありがとう~よろしくね」 暁彦「俺、関係ないじゃん」 唯「友達でしょ?協力してあげてね」 風花「よろしくね」 唯「近々、そちらに様子を見に伺います」 暁彦「俺、学園での球技大会が忙しいからこれで!!」 風花「も~」
2014-08-04 22:28:52アウレリア=エオルディウス=ヘクセ略してアウルは何でも屋の事務所で爺やとともに午後のteatimeを楽しんでいた。 爺や「お坊ちゃま、本日はアールグレイとオレンジペコーを足して2で割ったものです。そして3丁目の『穂むら』でかったあんどーなつです」 アウル「じつにいい~」
2014-08-04 22:41:34アウル「何か特徴は?」 山田「全身真っ白でフッサフッサの毛の犬です。名前はクロ」 アウル「…クロね~」 山田「死んだおばあちゃんが飼ってた犬なもので」 アウル「わかりました。お任せを」 山田「あの~料金は?」 アウル「もらっていません。その代わり宣伝してください」
2014-08-05 13:28:45お客「あの~こちらは何でも屋ですよね?」 アウル「そうだが。今はteatime中だ。少し待ってくれ。爺や奥に通して」 爺や「かしこまりました」 アウル「で、どうしたのかな?」 お客山田「実は、うちで飼っていた犬が逃げ出して、探して欲しいのです」 アウル「ほう~犬ね~」
2014-08-05 13:23:00一同なんでも屋に集合し、今後の方針を決めることに。 アウル「さて、どうする?」 礼希「人間なんてほったらかして犬を探そう」 律「こっちも正式に受けた依頼だから、やらないと」 風花「なら二手に別れる?」 アウル「できれば一緒の行動がいいな~」 まとまらないメンバー
2014-08-05 20:02:44そこに新たなる依頼人が登場した。 山田さんの隣の佐藤「あの~こちらに山田さんがクロを探して欲しいと依頼してきたと思うのですが…出来れば探さないで欲しいんです」 一同「は?」 佐藤「山田さんは、実はクロを虐待してるんです」 礼希「殺そう」 アウル「まてまて」 佐藤「お願いします」
2014-08-05 20:11:29新しい情報とともに混迷する何でも屋一同。がアウルの指示によりまず、人間(相沢パパ)から対応するとこに。 友人「一応、噂で聞いたことなんだけど、相沢パパは仕事が終わると真っ直ぐ帰るみたい。ただし、家と反対に」 風花「そうなんだ~ありがとう。またなんかあったら教えてね」
2014-08-05 20:20:53そして、仕事帰り尾行する、風花と律。よく行くと聞いたおもちゃ屋『ドイザラス』を張る礼希とアウル。そして、相沢パパは『ドイザラス』に現れた。 パパ「妖怪ウォチャブルの限定レアカードください」 店員「ただいま。こちらは限定20枚で引換券がないと変えられません」 パパ「はい、これ」
2014-08-05 20:25:24そのやりとりの後、礼希が接触した。 礼希「おっちゃん、そのレアカードいいな~」 パパ「そうか~うちの正樹と同じくらいだな。でも、正樹のために夜な夜なPCに食らいついて手に入れたものだからゴメンネ」 礼希「なら、正樹くんと一緒に遊びたい」 パパ「そうか~伝えておくよ」
2014-08-05 20:28:13パパ「お~と、家族が待ってるから帰らないと。またね~」といって出て行ってしまう。 ??「オ~妖怪ウォチャブルの限定レアカードを交換しにキマ~シタ。チケットデ~ス」 店員「このチケットは2次抽選用でして既にカードは品切れです」 アウル「…こんなところで何をやっているんだ?ピエロ」
2014-08-05 20:38:54ピエロ「見てわかりませんか~?カードを交換しにキタンデス~ところであなただれデスカ?」 アウル「私だアウルだ!」 ピエロ「軽いジョークで~す。ヨーロッパではお世話になりました」 礼希「だれ?こいつ??」 アウル「楽しいことだけが大好きな魔人ピエロだ。一応、害はないのだが」
2014-08-05 20:42:21ピエロ「この町には『ビック・ストレングス』が眠ってイマ~ス。そちらにもやや興味がアリマス~」 アウル「ややか!と言うか、我々がお前の思う通りにさせると思うか?」 ピエロ「オ~、アウル、、もうアウルことはないでしょう~good-by~」 アウル「あいつ、殴ってやる!!」
2014-08-05 20:53:02礼希「妖怪ウォチャブル好きなの?」 ピエロ「ぜ~んぜんデス~転売屋に渡せばキリストの釘と交換できるって話だったのデ~ス。こうなったら、店員を洗脳デ~ス」 店員「あ~洗脳されても、無いものは出せません;;」 アウル「(゚A゚)ヤメロ!!無駄なことは」 ピエロ「ガッテム!」
2014-08-05 20:46:01殴られて、嬉しそうに消えていく魔人ピエロ。一方、パパは可愛い雑貨屋にいた。 パパ「うちのワイフにはこれじゃ~派手過ぎるかな?」エプロンを選んでいる。 店員「なら、こちらとかどうですか?」 パパ「う~ん、そうね~うちのワイフはまだ24歳でちょっと美人系だからこっちかな?」
2014-08-05 20:56:17律「24歳って…ありえない。陽子ちゃん10歳の時の子になっちゃう」 風花「記憶自体が操作されてるとか?」 パパ「ま~両方買います♫」嬉しそうに出て行く。 さらに、後をつける二人。 パパは路地の方に入っていく。そして、消えた。 判定の結果、気づく律。そこには歪んだ家が
2014-08-05 23:50:21律には見えるが、風花には見えない家。表札は相沢に。その時、道長先生がちかづいてきた。虚ろな雰囲気のまま、家に入っていく。その時に表札は道長になっていた。 一旦、引くふたり。みんなと合流することに。 とりあえず、相沢家に報告に行くことに。 相沢ママはキッチンで飲んだくれていた。
2014-08-05 23:55:00ママ「どうして、帰ってこないの~(´;ω;`)絶対、浮気よ~」 陽子「落ち着いてよ~律~どうしよう?」 ママ「もういういいわ~死んでやる!」 それを聞いて、反射的に平手打ちをする律。またしても泣き崩れるママ 陽子「ダメだね」 律「とりあえず、パパの居場所はわかったよ」
2014-08-05 23:58:27陽子「ホント??やっぱり浮気?」 律「えーと…私が電波なのは知ってる?お父さんは霊にとりつかれてるの」 陽子「マジなの?っていうか律ちゃん霊もいけるんだ~。すごいよね~私より可愛いし、家は医者だし、お金あるし、霊も行けるし、お金あるし」 律「ほんとに良いと思う?大変だよ」
2014-08-06 00:10:58