岡野剛先生が語る『地獄先生ぬ～べ～』と「自主規制」

岡野剛@「地獄先生ぬ〜べ〜」30周年 @Takeshi_Okano

ちなみに今まで私が受けた最大の規制は、「未確認少年ゲドー」という作品で、見開き２ページ丸々削除！というものでした！「こんな残酷な絵、載せられるか！！」って言われましたよ。

岡野剛@「地獄先生ぬ〜べ〜」30周年 @Takeshi_Okano

「俺のルールに従って描け！ただし、問題が起きた時は守ってやる！」というＡ社、「自由に描いていいですよ、ただし全て自己責任で！」というB社があったら、悩んだ末に私はＡ社を選ぶと思います、チキン野郎なので。

岡野剛@「地獄先生ぬ〜べ〜」30周年 @Takeshi_Okano

「俺にルールに従って描け！しかも自己責任で！」というC社、「自由に描いていいですよ…と言ったけど、あれは嘘でした」というD社では、描きたくないなあ…

岡野剛@「地獄先生ぬ〜べ〜」30周年 @Takeshi_Okano

昨日受けた表現規制。「お灸をすえる」という言葉を、「悪人を懲らしめる」意味で使ってはいけないそうです。お灸のイメージが悪くなるって、鍼灸師の人から苦情が来るそうで。漫画関係者の方、参考までに。

岡野剛@「地獄先生ぬ〜べ〜」30周年 @Takeshi_Okano

使ってはいけない表現の一覧表とか、データベース化すると漫画製作が捗るかな？と思ったけど、ケースバイケースだろうし、がんじがらめになって何も描けなくなりそうな気もする。

岡野剛@「地獄先生ぬ〜べ〜」30周年 @Takeshi_Okano

昔ながらの慣用句であろうと、それで傷つけられたり不利益を被ったりする人がいるなら、使用を控えるのも仕方ない。でもそれでは語彙が貧しくなる一方だから、新しい表現を創るしかないんだけど、そうすると今度は日本語が乱れてる、とか言いだす人が出てくるので、さてどうすればいいんでしょ？