水澤純さん単著「腐母色情」

今度はいつドイツに行けるかな？ @junmizusawa

@ts_pハサミを持って浴室に行く。悠はジーンズを脱いで、下着とＴシャツになっていた。吸い寄せられるように、視線が息子の股の膨らみにいく。愛美は思わず唾を飲み込んだ。「やっぱり切らないと無理だよ。袖、全然通らない」「えっ？あ、ハサミ持ってきたから。ほら、そっち向いて。動かないで」

今度はいつドイツに行けるかな？ @junmizusawa

@ts_p自分の気落ちを見透かされるのではないかと、内心ビクビクしながら悠のＴシャツの袖を切る。そのまま腋から裾まで切り開いてＴシャツを脱がせると、ぴんと張った瑞々しい皮膚の下に、うっすらと筋肉がついている。日焼けした肌に薄紅色の乳首。吸って舐めてみたい衝動を必死で押さえた。

今度はいつドイツに行けるかな？ @junmizusawa

@ts_pそんなことには気づかないのか、悠は器用に下着を脱ぐとさっさと浴室に入っていく。下腹部の茂みから覗いている雄茎はしっかりと頭を出して、すでに男になっている。最後に二人で一緒に風呂に入ったのは、たしか悠が小学校の四年生だった。その時はまだ、剥き出しの青い小さな蕾だった。

今度はいつドイツに行けるかな？ @junmizusawa

@ts_pシャワーの温度を確かめて、悠の体にかけてやる。「服、濡れるよ？」「いいのよ。どうせ着替えるから。頭洗うから下向いて」素直に俯いた悠の髪に湯をかけると、シャンプーを手にとって頭を洗ってやる。染めているわけでもないのに、悠は少し髪が赤い。しなやかで柔らかい手触りだった。

今度はいつドイツに行けるかな？ @junmizusawa

@ts_pウォッシュタオルにボディソープをつけて泡立てると、愛美は背中から洗ってやる。かかった湯が玉になって、悠の肌の上を転がっていく。腕を洗い、首筋から胸を洗う。愛美の小指が悠の乳首に触れる。ぷつっと膨らんだ小さな粒は、微かに触れただけなのに、大きな刺激を愛美に与える。

今度はいつドイツに行けるかな？ @junmizusawa

@ts_pもっとダイレクトに乳首に触れたいという欲望を押さえて、腹部に手を下ろし、臍を中心に円を描くように洗う。シャワシャワと、悠の茂みの擦れる音がする。愛美は、これ以上はだめだと思いながら、悠の陰部に躊躇いながらも手を差し込んだ。「いいよ。そこは自分で洗うから。タオル貸して」

今度はいつドイツに行けるかな？ @junmizusawa

@ts_pギプスを巻いた腕を、反対の手で上に持ち上げながら、悠は焦ったように言った。「いいよ。洗ってあげる！」それを無視して、愛美は悠の雄茎を持ち上げた。その下の双球を、タオルに包んでそっと洗う。その、ころころした感触に、指先からジワリと快感が這い上ってくる。「……んっ…あぁ…」

今度はいつドイツに行けるかな？ @junmizusawa

@ts_p悠の口から甘い吐息が漏れてくる。「…あ…かあさん…いや…だ」 愛美の手の中で、悠のオスが目覚めていく。腹筋の上下運動が少しずつ大きくなり、はあはあと息の音が浴室内に響く。愛美は、悠のオスをゆっくりと扱く。泡の着いたソレはたちまち大きくなり、掌に納まりきらなくなった。

今度はいつドイツに行けるかな？ @junmizusawa

@ts_p「…はるか…気持ち…いい？」「…あぁ…い…いい……気持ち…いい…」愛美はタオルを置いて悠の後ろにまわると、後ろから抱きしめるように腕をまわし、両手で悠の胸に触れた。指で乳首をくりくりと弄ると、悠は身を捩って逃げようとする。「…はぁはぁ…いや…そこ…いやだ…かあさん」

今度はいつドイツに行けるかな？ @junmizusawa

@tanakandesu 残り１０話になりました。だいじょうぶですか？お疲れでは？

タナ缶 @tanakandesu

@junmizusawa 私はとりあえず大丈夫ですが、水澤さんは？

今度はいつドイツに行けるかな？ @junmizusawa

@tanakandesu 大丈夫です！じゃあ、最後まで流します！もし、よかったらご感想などいただけると嬉しいです（←厚かましくてすみません・汗）

今度はいつドイツに行けるかな？ @junmizusawa

@ts_p「どうして？…気持ち…よくない？」「…なんか…くすぐったい…あぁ！でも…」「でも？」「…なんか…あ…はぁ…へんに…なる……」「じゃあ、こっちは？」愛美は右手を胸から離すと、再び悠の雄茎を握った。悠は大きく体を震わせて、腰を後ろに引こうとした。「ああっ！かあさん！」

タナ缶 @tanakandesu

@junmizusawa おねがいします！手に汗握っております！

今度はいつドイツに行けるかな？ @junmizusawa

@ts_p悠は、今度は腰を突き出すように二，三度大きく痙攣すると、愛美の手の中に白濁を迸らせた。一瞬呼吸を止めて悠は硬直していたが、大きな吐息をつくと体から力を抜いた。「母さん…」「いいのよ」動揺する悠の前にまわり、愛美は優しく微笑んで見せる。「心配しないで、悠。母さんに任せて」

今度はいつドイツに行けるかな？ @junmizusawa

@ts_p冷えた体を温めるのと、体に着いた泡を洗い流すために、悠にシャワーをかけてやる。射精の後の艶めいた肌に、愛美は堪らずむしゃぶりついて、乳首に口づけて吸いながら、舌先で先端の粒を舐めてやる。「やっ！あぁ！」若い体は快感に従順で、あっけないほど簡単に、愛美の性戯に堕ちていく。

今度はいつドイツに行けるかな？ @junmizusawa

@ts_p愛美は悠の体に夢中になった。もう、彼が自分の息子であることも考えられなくなっていた。ただ、欲しかった。唇で、手で、そして体内で、愛美は悠を愛したかった。再び勃起した悠のオスを、愛美はなんの躊躇いもなく口腔に含んだ。裏筋を管に沿ってねぶり、切れ目に舌を挿入し、唇で扱く。

今度はいつドイツに行けるかな？ @junmizusawa

@ts_p「うっ！…あぁ…ふっ…」絶え間なく悠の口から悦楽の喘ぎ声が漏れる。悠は無意識に腰を前後に揺らし、愛美の喉を突いてくる。口腔を占領されて、息をすることすら困難になっても、愛美は口淫を止められなかった。「あ、あ、あ！かあさん！もう出る！」悠の叫びに愛美は悠を口から出した。

今度はいつドイツに行けるかな？ @junmizusawa

@ts_p下着を脱ぐと、小さな椅子に座った悠に跨り、愛美はゆっくりと腰を落としていく。雄々しく勃ち上がった悠のオスを、ゆっくりと飲み込みながら。「…かあ…さん！」悠が切なげな声を上げ、左手を愛美の背に回す。愛美は悠の全てを飲み込むと、首に腕を回して抱き寄せて、その肩に頬を寄せた。

今度はいつドイツに行けるかな？ @junmizusawa

@ts_pそのままの姿勢で、愛美は腰を上下させる。「ああっ！…はるか…はぁ…いい！いい！」「…かあさん！…かあさん！」二人の動きは徐々に激しくなり、お互いを求め貪り合う。悠の熱は愛美を融かし、ドロドロに蕩けてしまいそうだ。悠は愛美の動きに合わせて、自ら激しく愛美を突き上げた。

今度はいつドイツに行けるかな？ @junmizusawa

@ts_pひときわ大きな嬌声を放ち、愛美は悠とともに絶頂を迎えた。胸の谷間にしっかりと悠の頭を抱きしめて、きつく瞼を閉じ、体内に放出された悠の精の熱さを感じ取ろうとする。いつまでも、いつまでも、悠を体内にとどめておきたかった。「……母さん、どうして？」「悠、あんたを離したくない」

今度はいつドイツに行けるかな？ @junmizusawa

@ts_p「母さん？」「あんたが好きよ。このまま、あんたを母さんの中に閉じ込めておきたい。でもいつか、あんたは私から離れていくのね」「そんなことないよ！母さん一人残してどこにも行かない。ずっと、傍にいるよ」「悠…」愛美は悠の額にかかる髪をかきあげて口づける。いつか見た夢のように。

今度はいつドイツに行けるかな？ @junmizusawa

@ts_p愛美は、悠の全てを自分の胎内に閉じ込めてしまいたいと思った。悠が宿ったときの戸惑いと怖れが、今は抑えきれない情愛となって溢れてくる。このまま二人きりで生きていけたらと願う。許されないことはわかっていた。ならばこのまま二人で死んでしまおうか？愛美は悠の首を両手で締めた。

今度はいつドイツに行けるかな？ @junmizusawa

@tanakandesu 全４０話、投下しました。本当にありがとうございました。

今度はいつドイツに行けるかな？ @junmizusawa

@ts_p http://p.twipple.jp/RT6EU 「腐母色情」表紙絵　練習かねてトゥギャります

拡大