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水澤純さん単著「腐母色情」

竹の子書房 BL課の新星、水澤純さんによる母と息子、禁断の……
白濁文庫 竹の子書房 BL
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水澤純@BL/ノンフィクション同時進行中 @junmizusawa
@ts_p高校2年のとき、憧れの先輩がいた。11月の文化祭が終わった後、実行委員の執務室で、偶然彼と二人きりになった。来年卒業する彼に、愛美は想いを告げた。一瞬、驚いたように目を瞠り、暫く愛美を見つめていた彼は「知らなかったな。君にそんなふうに思われていたなんて」と微笑んだ。
水澤純@BL/ノンフィクション同時進行中 @junmizusawa
@ts_p彼は生徒会の元会長で、頭脳明晰、容姿端麗な最低の男だった。「可愛いね。一度くらい相手してやってもいいよ」言われた意味がわからず、どう答えたらいいのか迷っていると、いきなり抱き寄せられて唇を奪われた。訳がわからずされるがままに、愛美は体を開かされた。心と体に痛みが走った。
水澤純@BL/ノンフィクション同時進行中 @junmizusawa
@ts_p気がついたとき、愛美は淫らな姿で一人部屋に取り残されていた。ずたずたに引き裂かれた心から、涙が溢れだして止まらなかった。翌年2月、彼は卒業していった。あの夜から一言も愛美に言葉を掛けることもなく、視界にすら入れて貰えなかった。愛美は体の変調を誰にも言えずに苦しんだ。
水澤純@BL/ノンフィクション同時進行中 @junmizusawa
@ts_p市販の妊娠反応薬を購入したら陽性の反応を示した。愛美は親のキャッシュカードで10万円を引き出して、産婦人科の前まで行った。けれど、どうしても入ることができなかった。家に引き返すと、着替えだけをバッグに詰めて、東京駅から南に向かう長距離列車に乗った。行くあてもなく。
水澤純@BL/ノンフィクション同時進行中 @junmizusawa
@ts_pあれから17年、田舎の観光客相手の風俗店で働いて、一人息子を育ててきた。幼い頃はそうでもなかったが、小学生、中学生と歳をかさねるごとに、息子の悠は彼に似てくる。そして、高校に入学したこの春に、制服のブレザーを着た悠は彼と瓜二つだった。心の傷が再び疼きだして途方に暮れた。
水澤純@BL/ノンフィクション同時進行中 @junmizusawa
@ts_pある日、愛美は夢を見た。白い肌。男なのに華奢な体つき。額にかかる前髪をそっと掻きあげて口づける。愛しくて思わず力いっぱい抱きしめると、その少年は「痛い!」と声を上げた。聞いたことのある声。顔を覗きこんで見ると、それは息子の悠だった。その艶かしい姿に、愛美は欲情していた。
水澤純@BL/ノンフィクション同時進行中 @junmizusawa
@ts_p目が覚めたとき、愛美の心臓は早鐘のように鳴り響き、呼吸さえもままならない状態だった。脳裏には今見た夢が生々しく残っていて、下腹部はしとどに濡れていた。なぜ?どうしてそんな夢を見たのかわからない。ただ、言えるのは、息子の中に男を感じる瞬間が増えたということだけだった。
水澤純@BL/ノンフィクション同時進行中 @junmizusawa
@ts_p真夏の蒸し暑い夜、警察から店に電話が入った。悠が交通事故に遭ったと言う。驚いて病院に駆け付けた愛美は、そこで右手にギプスを巻いた息子の姿を見た。大怪我でなくて良かったと思った途端、涙が溢れだしてくる。「大袈裟だよ」笑いながら悠は、優しく宥めるように愛美の背中を撫でた。
水澤純@BL/ノンフィクション同時進行中 @junmizusawa
@ts_p悠の手の暖かさを感じて、愛美は体の奥深くが、ずくっと疼くのを感じた。それは明らかに女の性の感覚だった。いつか見た夢を思い出す。救急病院の待合室で、自分の意思とは関係なく濡れてくる秘部を持て余し、視線を宙に彷徨わせる。その先に見えたものはトイレの丸と三角のマークだった。
水澤純@BL/ノンフィクション同時進行中 @junmizusawa
@ts_p「母さん、トイレに行ってくるから、ここで待ってて」そう言い残し、愛美はトイレに駆け込んだ。個室に入り、鍵を掛けると、愛美は下着の中に手を差し込む。すでに熱くなっているその部分の、両側の花弁を指で開き、ひっそりと隠れている小さな芽に触れる。「あ…」漏れ出た声も濡れていた。
タナ缶 @tanakandesu
「腐母色情」6話~10話#tknk
水澤純@BL/ノンフィクション同時進行中 @junmizusawa
@tanakandesu では、11話~40話(最終話)流します!よろしくお願いします!
水澤純@BL/ノンフィクション同時進行中 @junmizusawa
@ts_pそのまま中指を押し当てて、捏ねるように擦る。一人では立っていられなくなり、背を壁に凭せ掛ける。無意識に漏れ出る、艶を含んだ声を左手で押さえ、腰を前に突き出して、思う様擦り続けた。乳房が張って乳首が凝り、弄りたい想いに駆られるが、左手を離すわけにはいかなかった。あと僅か。
水澤純@BL/ノンフィクション同時進行中 @junmizusawa
@ts_pもう少しで一つ目のうねりがやってくる。乱れた息は左手の指をすり抜けて、グーグーとくぐもった音を立てる。次の瞬間、つま先から頭まで感電したかのように硬直し、呼吸が止まる。秘部がキュウと引き攣るのを感じる。そこは熱い塊を求めてひくついている。愛美は中指を奥へと導いた。
水澤純@BL/ノンフィクション同時進行中 @junmizusawa
@ts_p体内へと指を差し込んでいく。ぐじゅっと音がして、溢れた愛液が太股を伝う。「…はぁ…あ…う…」堪えても、手で強く押さえても、嬌声を止めることができない。指の数を二本に増やし、できる限り奥深くまで挿入して、蠢く壁を繰り返し擦り上げる。瞼の裏に映った顔を見て、愛美は戦慄した。
水澤純@BL/ノンフィクション同時進行中 @junmizusawa
@ts_pもっと大きいもので貫かれたい。熱くて、硬くて、雄々しくて。若いオスの匂いに犯されたい。「…はる…か…おね…が…あぁ…」何度も息子の名を呼びながら、愛美は絶頂を迎えた。けれど、心も体も満たされず、深奥の疼きは治まらなかった。残ったものは虚しさと、息子に対する罪悪感だった。
水澤純@BL/ノンフィクション同時進行中 @junmizusawa
@ts_p乱れた髪を手で撫でつけて、愛美は個室を出る。手を洗うために洗面台の前に立ったとき、鏡に映る自分の姿を見て愛美は恐怖を感じた。そこにいたのは母親ではなく、色情に狂った一人の女だった。こんな姿で息子のもとに戻ることはできないと思う。掌に水を掬ってその中に顔を突っ込んだ。
水澤純@BL/ノンフィクション同時進行中 @junmizusawa
@ts_p化粧が流れ落ちるのも、店で着ている衣装が濡れるのも厭わずに、愛美は顔を洗い続けた。消してしまいたい。こんな自分を。そんな思いに囚われながら。「母さん、どうしたの?」不意に聞こえた声に、肩がぴくりと震える。「…悠?」「何やってんだよ?」入口で息子が自分を見つめていた。
水澤純@BL/ノンフィクション同時進行中 @junmizusawa
@ts_p「な…なんでもない! ホッとしたら涙が出ちゃって。ごめんね」「受付の人が呼んでたぜ」「わかった。すぐ行く」急いでハンカチを出して顔を拭くと、愛美は受付へと向かった。そこには加害者がいて、深々と頭を下げて謝罪してくれた。治療費は保険で支払うと言うことで示談となった。
水澤純@BL/ノンフィクション同時進行中 @junmizusawa
@ts_p「疲れたでしょう?ご飯は食べたの?」「事故る前に食べた」「そう。じゃあ、もう休みなさい」「風呂に入りたいんだけど」「シャワーでいいでしょ?」「じゃなくて、こんな腕じゃ一人で入れないよ」少し拗ねて甘えたように言う息子を、愛美はまるで恐ろしい物を見るような目で見つめた。
水澤純@BL/ノンフィクション同時進行中 @junmizusawa
@ts_p「何? なんでそんな目で見てんだよ? キモイとか思ってるわけ?」 「ち、違うよ! びっくりしただけ。だって、もう高校生なのにそんなこと言うから」「だって、これじゃあ頭も体も洗えないじゃん。母さん、洗ってよ」愛美の心拍数が跳ね上がる。「着替えだってできないし。頼むよ」
水澤純@BL/ノンフィクション同時進行中 @junmizusawa
@ts_p「そうだね。服もドロドロだし、着替えもしないとね。すぐに行くから先に行ってて」「これさ、袖切らないと脱げないよ」「仕方ないわよ」浴室に向かう息子の後ろ姿を見て、愛美は逃げ出したいと思った。息子の裸を見たら、自分がどうなってしまうのかわからない。冷静でいられるだろうか?
タナ缶 @tanakandesu
水澤純 単著「腐母色情」11〜20話 投下 http://togetter.com/li/71704
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コメント

タナ缶 @tanakandesu 2010-11-23 04:39:18
水澤純 単著「腐母色情」11〜20話 投下
タナ缶 @tanakandesu 2010-11-23 05:23:31
水澤純 単著「腐母色情」全40話。お疲れさまでした!