芝村裕吏氏による「集中力を持続させるには/子供が集中する環境」
集中力を持続させるにはどうしたらいいのか。ですか。 人間の仕様として、集中力はおおまかに4段階。最高の集中力持続時間は15分。 最高の状態までいくまでの時間(アタックタイム)は個々に違います。
2010-11-28 13:01:57最高の集中力は通常、野球選手などでしかもとめられません。 そう言う意味では、野球選手やスポーツ科学での集中力という言葉と、我々がいってる集中力では、内容もレベルも実は全然違います。
2010-11-28 13:03:44さて、集中というの極論すれば注意力を他に回さないことですから、道の真ん中でやれば、すぐ事故れます。 日常生活のほぼ全部でも、同じです。そう言う意味で最高段階の集中力は、まあ、まずないというわけです。
2010-11-28 13:05:42では、普通の仕事でやる程度の軽度の集中。第2、第3段階へはどう到達し、長くもたせるかについてですが、人間の仕様上、いくつかのポイントをおさえることで、それなりに長くはもちます。今からあげますね。
2010-11-28 13:07:141.集中とは狩りのことなので、狩り(獲物)を意識すると集中する。 これ、人間というか、哺乳類の原始的本能に根ざした方法です。 スナイパーは超人的な集中力をもつといいますが、これは猫と同じですね。
2010-11-28 13:09:34昔なら子供部屋、最近の風潮で居間で勉強させるのがよいとされています。で、その上の比較ですが、先の条件でいえば、これら場所は2の条件にかかります。 理屈としては子供部屋でも居間でも2は満たせる。むしろ子供部屋だと1がみたせなくなるので、という理屈だったりします。
2010-11-28 13:50:07ただこれは、かつて居間は父親の場所であり、同時に父親の存在が2を満たさない(昭和の親父)だった時代では子供部屋は相応に有効だったといえますので、このあたりは場所がどうとかではなく、先の条件をもとに、それぞれの家で満たせるよう、考えていただければと思います。 以上、補足説明終わり。
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