「アッシジのフランチェスコ」を読む

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kingstone @king1234stone

十字架からの声を聞く。

2014-10-30 22:41:41
kingstone @king1234stone

ある日、郊外のサン・ダミアノ教会(のちにクララ会の修道女が住む)で祈っていると声を聞く。「フランチェスコごらん、私の家は崩れかかっているではないか。建て直してはくれまいか」

2014-11-02 15:56:58
kingstone @king1234stone

で、家に帰ると、店の商売物の織物を自分の馬に積み、その地方の中心都市フォリーニョで馬も織物も全部売った。(何すんねんな・・・家のもん持ちだしたらいかんわ・・・)

2014-11-02 16:01:03
kingstone @king1234stone

そしてサン・ダミアノ教会に行き、教会の修理と貧しい人のために使って下さい、と差し出し、今後司祭のもとに住まわせて欲しいと頼む。司祭はお金は受け取らなかった。(えらい)しかし住むことは許可した。

2014-11-02 16:02:48
kingstone @king1234stone

そしてフランチェスコは住みこんで教会の修復を始める。(その教会、確かに荒れ果ててたらしいんだけど、この言葉を聞いたら「建物」もだろうけど、「信仰集団」とか「組織」とかの意味にも取りそうだけど、フランチェスコは「字義通り」にとったわけね・・・)

2014-11-02 16:05:16
kingstone @king1234stone

父ピエトロは商用の旅から戻ってきて、事態を知って激怒し、教会に来る。この時、フランチェスコは逃げて隠れる・・・後でフランチェスコは後悔したと。(そらそうやなあ)

2014-11-02 16:06:38
kingstone @king1234stone

フランチェスコは町に戻ることを決意する。で、戻ると町の人々は彼は粗末な服を着、労働と粗食でやつれていて、あたかも狂人に対するかのように罵声を浴びせ、嘲弄し、子どもの中には石や汚物を投げつけるものもいた。(「かのように」じゃなく、「そのもの」として対応したんだと思う)

2014-11-02 16:19:19
kingstone @king1234stone

(「キチガイ!!」とか罵声を浴びせてね・・・) 彼はなすがままになっていたが、ピエトロが怒りに震えながら家に連れて帰った。そして座敷牢に監禁した。しかしまた商用の旅に出ている間にピカ夫人が逃した。

2014-11-02 16:21:08
kingstone @king1234stone

帰って来たピエトロは、フランチェスコが翻意しなければ廃嫡することにして、法廷に訴えた。なお、この裁判は、フランチェスコが既に宗教生活を送っているものとみなされ、教会の法廷で行われ、司教グイド二世が召喚した。

2014-11-02 16:23:41
kingstone @king1234stone

法廷(広場で行われてたくさんの人が見ている)父の訴えを聞いていたフランチェスコは所持金を全て返し、また着ている物も全て返し、一糸まとわぬ姿となった。(この絵は司教が自分の着ていたコートを脱いで下半身を隠してあげてる図) bit.ly/1wTCR2Y

2014-11-02 16:29:57
kingstone @king1234stone

アッシジの広場(法廷)で、真っ裸になっての父との決別の後、グッビオの友人のところへ行く。 「フランチェスコと狼」のエピソードはこの時。 こちらの下の方で物語が読める。 aritearu.com/Influence/Fran…

2017-07-06 12:06:00
kingstone @king1234stone

狼と交渉してるんやな。でもってちゃんと狼の今後の食べ物の心配が無いように手配してる。

2017-07-06 12:08:16
kingstone @king1234stone

「のろわれた者を責める永遠に消えない地獄の火は、からだのほかは殺すことのできない狼の猛威よりも、はるかに恐ろしいものである。小さな野獣の口ひとつに対してさえ、これほど大勢の人が不安と恐れをおぼえるならば、まして地獄の深い淵はどれほど恐ろしいことであろうか。」

2017-07-06 12:11:31
kingstone @king1234stone

「愛するみなさん。神の許に立ち帰って、自分の罪にふさわしいつぐないをしなさい。そうすれば神は、この世では狼から、のちの世では永遠の火から、みなさんを救ってくださるだろう。」 (つぐないって?)

2017-07-06 12:12:06
kingstone @king1234stone

の説教がすむと、フランシスコは言葉をつぎ、「愛する兄弟たちよ、聞きなさい。みなさんの前にある兄弟オオカミは、みなさんがかれに命をつなぐ必要な物を与えると約束すれば、みなさんと仲直りし、これから決してみなさんに、どんな危害も加えないことを約束し、わたしにそれを保証している。」

2017-07-06 12:12:17
kingstone @king1234stone

「で、わたしもオオカミが和睦の約束を必ず守るであろうことを、オオカミのために保証する」

2017-07-06 12:12:26
kingstone @king1234stone

その後、サンーダミアノ教会の修復を続け、食べるものは教会の司祭さんが提供してくれてたけど、自分で「物乞い」をするようになる。

2017-07-06 12:14:45
kingstone @king1234stone

サンーダミアノ教会の修復が終わると、ポルチウンクラ(天使の聖マリア教会)などいくつかの教会の修復に携わる。

2017-07-06 12:23:18
kingstone @king1234stone

1208年2月24日のミサで、「行って、『天の国は近づいた』と述べ伝えなさい・・・帯の中に金貨も銀貨も銅貨も入れて行ってはならない。旅には袋も二枚の下着も、履物も杖も持って行ってはならない」という言葉を聞き、説明してもらい、歓喜して同じ格好で遍歴するようになる。

2017-07-06 12:25:28
kingstone @king1234stone

神の言葉を告げるとともに、日々の糧を得るために、農家や職人のもとで働かせてもらった。当時、これは珍しいことではなかった。ヨーロッパでは宗教運動が起こっており、この運動に参加する人々がすでに、各地を巡って電動していた。

2017-07-06 12:30:50
kingstone @king1234stone

フランチェスコには弟子(?)ができ、リヴォルト(曲がりくねった川)に住むようになる。

2017-07-06 12:30:59
kingstone @king1234stone

ごめん。間違い。父との決別(1206年)の後、グッピオに行ったけど、狼のエピソードはもっと後年(1223年) RT アッシジの広場(法廷)で、真っ裸になっての父との決別の後、グッビオの友人のところへ行く。 「フランチェスコと狼」のエピソードはこの時。

2017-07-06 21:20:23
kingstone @king1234stone

特に帯は縄にした。当時、騎士は皮帯に帯剣し、商人は皮帯に金入れをつけていた。 QT 帯の中に金貨も銀貨も銅貨も入れて行ってはならない。旅には袋も二枚の下着も、履物も杖も持って行ってはならない」という言葉を聞き、説明してもらい、歓喜して同じ格好で遍歴するようになる。

2017-07-06 21:25:52
kingstone @king1234stone

この頃の少し前に「叙任権闘争」があり、神聖ローマ帝国のハインリヒ4世とグレゴリウス7世の戦い(カノッサの屈辱でハインリヒ4世を跪かせるが、その後、ハインリヒ4世がイタリアを攻め、グレゴリウス7世はサンタンゼロ城に逃げざるをえなくなる)があった。

2017-07-06 21:32:18