2014年表象文化論学会研究発表集会昼セッションまとめ
- Cristoforou
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岸松雄のリアリズム論。編集を介した物語以前の、カメラの力を使った写生的リアリズム。カメラが根源的に世界を写し取る能力。岸もこういう演出論をトーキーとの関連で考えていたのではないのか?→この発表における演出というのはバザンのミザンセヌ #repre_niigata
2014-11-08 15:47:28小津は、生涯にわたって編集への細やかな気遣いを捨てることはなく、視線の一致しない切り返しを工夫したりするのは発展させていた。ただ『浮き草物語』(1934)では、山々を写したショットをいくつも組み合わせてわりと長い一場面を作ったりしはじめた。 #repre_niigata
2014-11-08 15:51:50ふつう小津のサイレント映画はショットが4秒に満たないのが普通なのだが、この釣りをしてる人のおしりの場面は15秒くらいある。長いほうに入る。 #repre_niigata
2014-11-08 15:53:06小津の特徴となるエンプティショット。『浮草物語』において風景を介した雰囲気描写をこころみていた。←私見:これ、映画は演劇と違って空気や空間を表現するのが得意だっていう話と関係ありますか? #repre_niigata
2014-11-08 15:54:56小津は1934年くらいに、アメリカ的な映画を吸収して、都市のモダンから日本的な雰囲気描写に移行したのではないか。 #repre_niigata
2014-11-08 15:57:03『東京の宿』っていうのの一場面を見ているのだが、これはすごく暑い場面だな。熱いのではなく、暑さを撮ってる。 #repre_niigata
2014-11-08 15:58:311934年に、小津の演出に「日本的なもの」が入り込んでいること。これは時代を考えると問題含み小津は巨匠になりたかった。巨匠になりたい時にヴィダーを参照してた。 #repre_niigata
2014-11-08 16:04:46社会的なものがはぎ取られてもなおセクシャリティが残る、という点についての質問。←私見:たしかにセクシャリティ自体が社会的だと考えてもOKな気がするし。 #repre_niigata
2014-11-08 16:26:19私見:ううううううむ。たしかに映画の不安定さとは、とか映画の動きとは、とかいろいろ考えると難しいのう #repre_niigata
2014-11-08 16:29:32山口小夜子がミュエ問題は、やはり台詞回しに難があったからなんじゃないかっていう質問。(←これ私も思った) #repre_niigata
2014-11-08 16:34:50(1)ゾンビものってけっこう古典の翻案多いけどポストヒューマンよりか古典的想像力なんでは? (2)『ウォーム・ボディーズ』にたいなセクシャリティがある男性ゾンビは? っていう質問をしたんだが、ちょっとたずね方が悪かったかも #repre_niigata
2014-11-08 16:45:29表象文化論学会 第9回研究発表集会企画パネル2、私自身は遠隔参加という変則的な形になりましたが、パネラーの中田健太郎さん、三輪建太朗さん、司会の星野太さん、Skype接続でお世話になった宮﨑裕助さん、石田美紀さん、そして会場にいらした皆様、ありがとうございました。
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