芝村裕吏さんによる「ｐｏｍｅｒａの使い方：ビブリオマニア向け運用」

芝村裕吏 @siva_yuri

まず、ｐｏｍｅｒａというのは、単能の入力デバイスです。単独では、その性能を発揮しえません。

芝村裕吏 @siva_yuri

ですから、ｐｏｍｅｒａを含むフリート（艦隊）、もしくはウエポンシステムを組まないと、その真価は発揮できません。

芝村裕吏 @siva_yuri

ｐｏｍｅｒａと相性のいいアイテムは、実は無数にあります。この点、ｐｏｍｅｒａの素性の良さですね。これらと組み合わせればｐｏｍｅｒａはその性能をどんどん伸ばしていきます。

芝村裕吏 @siva_yuri

ということで、ｐｏｍｅｒａと相性のいいアイテムから、使いこなして見ましょうか。

芝村裕吏 @siva_yuri

今日はその中でも氏家さん（ビブリオマニア）向きの運用を教えます。 驚異的に性能上がりますよ

氏家 Ujiie @yasu42

@siva_yuri　傾聴の構えです

芝村裕吏 @siva_yuri

使うのは付箋紙、プリンターと、赤いボールペンと、ｐｏｍｅｒａ、ノートです。これらでフリートを構成します。 プリンターはコンビニ印刷でもいいです。はい。

氏家 Ujiie @yasu42

@siva_yuri すぐに全部揃えられます。

芝村裕吏 @siva_yuri

まず、ｐｏｍｅｒａを使って読書力を強化しましょう。その前に、付箋を使います。読みながら、気になるところに付箋を貼っていきましょう。

芝村裕吏 @siva_yuri

この段階では付箋を貼っていくだけです。

氏家 Ujiie @yasu42

付箋ですか。今は本の角を折ってます。貴重な本は付箋ですが。

芝村裕吏 @siva_yuri

次、読み終わったら付箋の部分を見て、ｐｏｍｅｒａに付箋をはった気になることを自分の言葉で書いていきます。

芝村裕吏 @siva_yuri

この調子で気になるところを箇条書きで集めたら、頭に本のタイトル、書いた日付、１行の感想や、３行で他人に説明する要約 をいれます。

芝村裕吏 @siva_yuri

これが、読書メモといって、すべての基礎になる物です。

芝村裕吏 @siva_yuri

昔は京大式カードといって、この読書メモを葉書サイズの厚紙にファイリングして、莫大な知的生産力向上を図ってましたが、今の時代ならｐｏｍｅｒａを駆使して楽に出来るね。

芝村裕吏 @siva_yuri

情報カードやＰＣでやるよりもｐｏｍｅｒａのほうが作業負荷が小さく、始めるまでのハードルも低いので、この読書メモ作りを習慣化することが比較的容易です。

氏家 Ujiie @yasu42

あ、なるほど京大式カード、知的生産の技術か！　納得。

芝村裕吏 @siva_yuri

このハードルの低さや作業負荷の小ささは無視できない、そしてｐｏｍｅｒａは、そこを最大の性能優位点としています。

芝村裕吏 @siva_yuri

ｐｏｍｅｒａは貴方に、これまで挫折していたいくつかの大切な習慣を、与えられます。 出来るけど身につかないいくつかを身につけられる道具としてｐｏｍｅｒａを見ると、ｐｏｍｅｒａは非常に優秀ですね。

芝村裕吏 @siva_yuri

一応出来る、と、得意であるには、すごい差があるのです。

芝村裕吏 @siva_yuri

閑話休題。さて、ここからが、ポイント。

芝村裕吏 @siva_yuri

作成した読書メモは、貴方のトロフィーではありません。読書メモは、資産です。これを元に創作することも、書評や全体趨勢を描くことも出来ます。

芝村裕吏 @siva_yuri

読書メモの再利用が、実は一番重要です。普通こう言うのは書きっぱなしだったり、散逸したりで再利用性が低いのですが、ｐｏｍｅｒａ経由で電子化されていれば、再利用性は飛躍的に高まります。

芝村裕吏 @siva_yuri

要するに、検索と、コピペの利用ですね。

芝村裕吏 @siva_yuri

たとえば伝記物の読書メモが２０もあれば、そこのメモから面白いトピック（箇条書きの項目）を見繕ってきて、まとめて別ファイルをつくり、印刷。