Doosan Art Center+東京デスロック+第12言語演劇スタジオ『가모메 カルメギ』
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最近演劇にワクワク出来なかった自分が演劇見てこんなに幸せになっていいのかってくらいカルメギ見て幸せに浸っている。「お前の好みだろ」って言われても否定しないよ。でも、少なくとも自分にとってこの作品は生きる活力になった。大興奮!!明かりも、音も、舞台も、俳優も、全てが素晴らしい!
2014-11-27 22:01:33本日夜、KAAT神奈川芸術劇場にて「가모메 カルメギ」。チェホフの「かもめ」を1930年代の朝鮮を背景に翻案したソン・ギウンの脚本、日韓の俳優と文化が交錯する多田淳之介の演出、韓国の演劇に興味のある人必見の舞台です。30日まで。deathlock.specters.net/index.php?e=61
2014-11-27 22:07:35昨日は六本木でブラックレイン、今日は横浜でカルメギを観た、日米日韓と立て続けに言語と文化の間の居心地の悪さと苦々しさと…なんだろうか色々
2014-11-27 22:16:22『カルメギ』、非常に面白かった。演出も戯曲もシャープで、短い動きとせりふでグサグサと杭を打ち込んでいく。日本語と韓国語のバランスやアクチュリアリティの感じさせ方、音楽の使い方もさすが練られていて、でもやっぱり最後に、あの『かもめ』を観た、という気持ちになるのはやっぱりすごい。
2014-11-27 22:47:05「カルメギ」ソウル初演から主要キャストが数人変わり、日本公演用の選曲や新演出も。かなり尖がった社会派作品でもある。最後は自分が朝鮮の歴史をいかに知らないかを突き付けられた。チェーホフ「かもめ」が好きな人は是非。大胆な翻案にのけぞりつつ、今も昔も変わらないメロドラマに酔える。
2014-11-27 22:48:03やっと、落ち着いてきた。カルメギの字幕は今年F/Tに感じた字幕に対する不信感を感じなかったな。作品に入り過ぎた字幕は、発話行為と内容の一致という信頼感を崩す恐れがある(あくまで翻訳自体ではなく字幕投影の問題)。F/Tで見た字幕は視覚的に綺麗、もしくは演出の一部として使われすぎて→
2014-11-27 23:03:58@keychildren うまくやらなければかなりの諸刃の剣である。「芸術は国を超える、しかし結局言語の壁はその前に立ちふさがり、相互に同じように作用することはあり得ない」。皮肉にもそれが示されてしまうのではないだろうか。 対して今回のカルメギにおける字幕は、作品に合った距離を→
2014-11-27 23:19:16続き)持って表示されていたような気がするのだ。当然作品の演出がそう見せて(ネタバレになるので言えないけど)たとも言えるけど、単純に読みやすく、また、ある意味で読めない字幕であった。 後、ずっと気になっていた「現代口語演劇における同時多発会話は海外にどう受け入れられるのか」という→
2014-11-27 23:27:01続き)問題も、今日の字幕を見つつ、なんとなくわかってきたような気がする。 翻訳は本当に難しいけど、翻訳だけでなく、翻訳されたものをいかに見せるのかも大切なんだな、それは映画字幕とは決定的に違うのだなという事を、この11月を通して感じた。 だからこそ、翻訳も、字幕投影も、面白い。
2014-11-27 23:30:34「カルメギ」舞台装置が良かった。災害にあって壊れたと思われる家具たちや木ぎれ、かご、綱、テレビ2台(合計4台)などのオブジェ。新聞紙や広告紙(韓国のと日本)が敷きつめられ、所々に本が落ちている。IUのCDもあった。観客はこの舞台を両方からはさんで見る形。4列位なので舞台が近い。
2014-11-27 23:58:59「カルメギ」照明も良かった。青と赤と緑?の組み合わせのライトと白のライト。美しい色が出ていた。神奈川芸術劇場、設備いいな。トゥサンアートセンターではどんな照明だったのか?See What I Wanna Seeが上演されたSpace111での上演だったのですよね。たぶん。
2014-11-28 00:06:13「カルメギ」。アルカージナ役の女優ソン・ヨジンさんの日本語がさらに上達し、日本人が朝鮮人に日本語を強要した史実がより鮮烈に。胸が苦しい。対面客席で初演と逆方向から鑑賞。劇場が変わり初登場した(と思われる)”金網のドア”を閉じる人、開く人…戦慄でまた胸が苦しい。見立ての豊かさ。
2014-11-28 00:41:41神奈川芸術劇場で今夜開幕した『가모메 カルメギ』、超、素晴らしかった……。後半はほとんど凍りついていて、このまま心臓麻痺になったら申し訳ないと思いつつ、ああ、この心地よくも残酷な感じは演劇ならではだなあと痛感。アイロニーと挑発が炸裂しまくる。続
2014-11-28 00:59:59『カルメギ』の初演をソウルで観た時は、もちろん、客席のほとんどは韓国人だった。横浜では、そのほとんどは日本人である。そのことが、あるシーンでぐさりときて、身体が相当へんな感じになった。や、これは……続
2014-11-28 01:03:48初演から薄々感じてたけど、トリゴーリン役の佐藤誠がすごくいい。日本語を理解できる客席になって、より、あの心あるのか軽薄なのかわかんない感じが効いてきてる。新キャストもハマってて俳優の演技も見所ですぜ……
2014-11-28 01:08:39Doosan Art Center+東京デスロック+第12言語演劇スタジオ『가모메 カルメギ』、日韓のあいだの時間の地層(政治的なものも、多田さんが何年もかけて積み上げた演劇界のものも)を感じた。それはあの物理的な量の演出に通じている。日本で観られることになって本当によかった(続
2014-11-28 01:12:29ガジェット使えるようになっていくのが、文明化というか、理論武装していくことというか…理論身につけて新しいこと書ける気がしても結局掘り下げられるのは自分の周りのメロドラマってことに絶望するあたりが理解出来すぎてちょっとツライ。
2014-11-28 01:22:50『가모메 カルメギ』、歴史ってほんの数年でこんなにも局面が変わるんだ、ということにぞっとした。あれは1930年代の話だけれど、2020年代がどうなるのかわからないということが、ありありと迫ってきて恐ろしかった。デスロックのメンバー、韓国の俳優の全員が見ごたえ抜群だし、もう。。(続
2014-11-28 01:29:37カモメはかもめだったけど。一見分かり易そうだか、1936年の状況と1938年の状況がどう違うかなど、知らないので理解には限界があり。後半の爆撃のような音たちは? 演劇の文法はやっぱり難しい。
2014-11-28 02:08:42