日本には23万人の「奴隷」がいるってほんとですか？

まりまど@marimado @marimandona262

耳を疑うような事を言う人もいますし嫌な体験をした人はいると思いますよ。そればっかりは。結婚して日本に残る人もいますし学生の義弟は夏に加工場でバイトをしましたが賃金が良いし同僚はよそよそしくないし中国の工場とは比べ物にならない待遇だと言って働いていたので人それぞれかもしれませんね。

Midori Fujisawa共訳『候補者ジェレミー・コービン』岩波書店 @midoriSW19

政治番組を見てて出遅れました。すみません。元記事では確かにデータ（Walk Freeという豪州NGO）の集め方に疑問が呈されていますが、問題になっているのはそこではなく、この数値が→ @glasscatfish @marimandona262 @partly_cloudyJP

Midori Fujisawa共訳『候補者ジェレミー・コービン』岩波書店 @midoriSW19

多くの慈善団体の「現代の奴隷制」撲滅を目的とした事業の元データとして使われていることです。相当な金額が動いている（これをある慈善家は「慈善の植民地主義」と呼んでいます）ので、そのお金が→　@glasscatfish @marimandona262 @partly_cloudyJP

Midori Fujisawa共訳『候補者ジェレミー・コービン』岩波書店 @midoriSW19

何につぎ込まれるかが非常に重要であるにもかかわらず、他に包括的なデータがないためにWalk Freeの、信用に欠けるデータが利用されている。各案件に外部から「手を差し伸べる」事よりも→　@glasscatfish @marimandona262 @partly_cloudyJP

Midori Fujisawa共訳『候補者ジェレミー・コービン』岩波書店 @midoriSW19

実は各国の政府に圧力をかけ、実効力のある「奴隷制」抑止策を講じさせる事のほうが重要である、ということを筆者は言いたいのではないかと思いました。で、その信用のないとされているこのデータの→　@glasscatfish @marimandona262 @partly_cloudyJP

Midori Fujisawa共訳『候補者ジェレミー・コービン』岩波書店 @midoriSW19

特に日本のデータの元は何かと思い2013年の報告書pdf（ungift.org/doc/knowledgeh…）を拾い読みしてみましたが、日本は重大問題国ではないので細かい説明がありません。→　@glasscatfish @marimandona262 @partly_cloudyJP

Midori Fujisawa共訳『候補者ジェレミー・コービン』岩波書店 @midoriSW19

他にデータがないか探したところ、具体的な数値ではないですが、「現代の奴隷制」に関する、より辛辣な日本批判がありました。人身売買に関するNGOが日本の奴隷労働（主に性労働者）に関して→　@glasscatfish @marimandona262 @partly_cloudyJP

Midori Fujisawa共訳『候補者ジェレミー・コービン』岩波書店 @midoriSW19

以下のページで総合的評価しています。→humantrafficking.org/countries/japan　これによると、海外からの性労働者に対する組織的な人身売買があり、自国民にも同様の方法が使われている→　@glasscatfish @marimandona262 @partly_cloudyJP

Midori Fujisawa共訳『候補者ジェレミー・コービン』岩波書店 @midoriSW19

これらの組織的人身売買の撲滅に関し日本政府が消極的であることを指摘すると同時に、それら（消極性）は性産業（特に児童ポルノ）が国民に許容されているという現状を背景に起きているとも。→　@glasscatfish @marimandona262 @partly_cloudyJP

Midori Fujisawa共訳『候補者ジェレミー・コービン』岩波書店 @midoriSW19

元表の数値は先ほども述べたように、主に（人身売買を伴う）性産業に関するものと考えられ、研修制度の悪用は含まれていないと思います。数値についてはもう少し探してみますが、数値の正誤以上に→　@glasscatfish @marimandona262 @partly_cloudyJP

Midori Fujisawa共訳『候補者ジェレミー・コービン』岩波書店 @midoriSW19

重要な事は、一連のTWの冒頭で述べたように、この数値が世界のNGOや慈善家あるいは先進国政府の「現代の奴隷制」を測るものさしに使われていることです。ここで、例えば「慰安婦」問題のように→　@glasscatfish @marimandona262 @partly_cloudyJP

Midori Fujisawa共訳『候補者ジェレミー・コービン』岩波書店 @midoriSW19

日本にはこんなに「奴隷」はいない、数値が正しくないとかいった主張は意味を為さない。日本政府がこのWalk Freeの数値がそうした取り組みの指標に使われている事を知っているかどうか、→　@glasscatfish @marimandona262 @partly_cloudyJP

Midori Fujisawa共訳『候補者ジェレミー・コービン』岩波書店 @midoriSW19

あるいは、そもそもこういうデータを知っているか甚だ疑問。読賣英語版の「性奴隷」訂正のときにも述べましたが、私が居住する英国をはじめ先進国では「現代の奴隷制」撲滅が今日的な問題として→　@glasscatfish @marimandona262 @partly_cloudyJP

Midori Fujisawa共訳『候補者ジェレミー・コービン』岩波書店 @midoriSW19

定時ニュースだけでなくドキュメンタリーなどでもしばしば取り上げられている。その文脈からみると、読賣の訂正はいかに現代的視点を欠いているか（主要メディアなのに）というだけでなく、→　@glasscatfish @marimandona262 @partly_cloudyJP

Midori Fujisawa共訳『候補者ジェレミー・コービン』岩波書店 @midoriSW19

性行為を（仮に部分的でも）強要される事が「奴隷的労働」と認識されない背景として、日本では性産業に一定の社会的認知がある事や、未だ性奴隷が存在する国であるとの認識の補強に貢献している。→@glasscatfish @marimandona262 @partly_cloudyJP

まりまど@marimado @marimandona262

@midoriSW19 @glasscatfish @partly_cloudyJP すみませんどうして突如「慰安婦」の件が出てくるのでしょうか？このNGOは現代の日本の搾取の理由の一つに慰安婦問題に対する日本政府の対応を絡めているのですか？

Midori Fujisawa共訳『候補者ジェレミー・コービン』岩波書店 @midoriSW19

現在の奴隷問題に、本来は歴史的問題（消化済あるいは解決済）であるはずの「慰安婦」問題がなぜ関係するかというと、それを今日的問題として日本政府と日本メディアが国際社会に持ち出したからです。　@marimandona262 @glasscatfish @partly_cloudyJP

まりまど@marimado @marimandona262

@midoriSW19 @glasscatfish @partly_cloudyJP 今「現代の」奴隷制度の調査の信憑性を議論していると思っていたのですが。この調査自体が実際に搾取していると予想される数値にその国の文化や歴史的要素を勝手に加味してのランクだとしたら信憑性が低い気が

Midori Fujisawa共訳『候補者ジェレミー・コービン』岩波書店 @midoriSW19

この数値が「歴史的要素を勝手に加味」したものとは思いませんしそうも言っていません。私が指摘しているのは、数値がどこかの誰かに解釈される時に「歴史的要素を加味」される危険性がある点です。@marimandona262 @glasscatfish @partly_cloudyJP

まりまど@marimado @marimandona262

@midoriSW19 私自身もこの統計を見て中国は人権が尊重されてないからインドはカースト制が..と持っている情報を加味して判断するので日本に関してもそう言う見方をする人はいるでしょうね。しかし統計に自分の限られた情報のみで断定するのは偏見に繋がる事もあるので気をつけていますが

s_matashiro @glasscatfish

数値の出し方自体に問題があるようです。１９カ国の信頼性の不確かなデータだけから１４８カ国をランク付けしていく方法など。 theguardian.com/global-develop… @midoriSW19 @marimandona262 @partly_cloudyJP

Midori Fujisawa共訳『候補者ジェレミー・コービン』岩波書店 @midoriSW19

はい、数値の出し方に問題がありデータに信頼性がないと著者は指摘してます。で、他に包括的データがない事により、そのデータが影響力を持つ現状を大きな問題としてとらえているようです。@glasscatfish @marimandona262 @partly_cloudyJP

Midori Fujisawa共訳『候補者ジェレミー・コービン』岩波書店 @midoriSW19

英国の modern slavery（現代の奴隷労働）を取り上げた2007年の映画『Ghosts』。実際にあったマラカンブ湾の悲劇（中国人貝採取労働者が波にのまれて死亡）に材を取った劇映画。theguardian.com/film/filmblog/… pic.twitter.com/nOqLLClMaC

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