- hajime_sebata
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だめだ。説明がうまくできてない。施行令では30年保存まで書いてある。期限が切れた後は、すでに決まってしまった「行政文書の管理に関するガイドライン」で廃棄ということになっている、です。なので施行令のパブコメで廃棄の件を言ってもなあという感じなのです。言葉足らずだ・・・@am0214
2010-12-05 19:16:16もともとは日本の公文書館では事例をカバーできないので米国公文書館に行っているので、日本の政権交代後の情報公開法・施行令関連の変化は押さえておきたいところ。日本の事例を使えるようになれば、日本人にとっては一番でしょうし。
2010-12-05 19:22:13@shiryouhozon 施行令を議論しているというより、「廃棄簿」保存をめぐる問題が中心になってますが(^^;) 公文書管理委員会でI原氏とかM宅氏とかが問題にしてくれたんですが、M委員長が「別に必要ないんでは」みたいな感じで・・・。結局覆らなかったです。
2010-12-05 19:27:29補足。下記の保存年限云々とは、これを廃棄しました、というリストそのものの保存年限のことです。すみません。廃棄簿の廃棄は各国はどうなってるのか、ということ。ですね?
2010-12-05 19:34:14はい。そうです。その話をしておりました。RT @shiryouhozon 下記の保存年限云々とは、これを廃棄しました、というリストそのものの保存年限のことです。廃棄簿の廃棄は各国はどうなってるのか、ということ。ですね?
2010-12-05 19:39:59これの11-13頁のやりとり。「必要ない」という略し方は私の言い過ぎだが、それに等しい返事かと。http://bit.ly/eyRbTm RT@archivist_kyoto 御厨さんの行為は記録に残す QT @hajime_sebata M委員長が「別に必要ないんでは」
2010-12-05 19:38:39御厨貴委員長は、廃棄された文書なんだから、そのリストを保存することにどんな意味があるのか、意味ない、という考え方なのかな。
2010-12-05 19:40:10先ほどの引用13頁。M氏「なくなってしまった文書名だけがあって、それで文書はないんですね。これは歴史家というよりは、作家とか小説家はこういうものがあった方が、いろいろ構想が膨らんでいいような気がするんですが、我々歴史家はそれ以上攻めようがないですよ。(続)
2010-12-05 19:43:35(続)そこはどちらがいいかというのは、私の感じから言っても、ちょっと難しいところですね。」。その後のI原氏の発言とM委員長のスルーっぷりが、あの場にいた私からは「おいおい」って感じだった。http://bit.ly/eyRbTm
2010-12-05 19:45:36引用した発言、そして実際に廃棄簿の廃棄が決まったことからすると、残念ですが委員長はそういう御考えだと考えざるをえないです。RT @shiryouhozon 御厨貴委員長は、廃棄された文書なんだから、そのリストを保存することにどんな意味があるのか、意味ない、という考え方なのかな。
2010-12-05 19:47:01ICA(International Council on Archives) http://www.ica.org/ ここで調査・論評されていたりしないのかしらん。あとは手持ちの各国法案文献にあたってみよ。
2010-12-05 19:45:59廃棄簿ってすでにできているモノでしょう。文書そのものの量に比べれば、簿冊あるいはデータとしての量などたかがしれてるから、その移管と保存のなにが問題なのか、と素人は思ってしまう。違うのかな?
2010-12-05 19:47:56全くもって同感です。RT @shiryouhozon 廃棄簿ってすでにできているモノでしょう。文書そのものの量に比べれば、簿冊あるいはデータとしての量などたかがしれてるから、その移管と保存のなにが問題なのか、と素人は思ってしまう。違うのかな?
2010-12-05 19:49:10とっても下衆な考えですけど、選別廃棄めんどうくせえから適当にやって、適当に記録しておけばいいよ、だって記録自体が廃棄されて、だれも検証できないんだから、となる?
2010-12-05 19:54:48そういう考えというよりも、たぶん官僚の人たちにとっては「必要ない」だけなんだと思います。RT @shiryouhozon 選別廃棄めんどうくせえから適当にやって、適当に記録しておけばいいよ、だって記録自体が廃棄されて、だれも検証できないんだから、となる?
2010-12-05 19:58:33だから歴史的には必要ということを、歴史家を名乗っている方が説得しないといかんかったのです。あの場で「MさんやIさんの言っていることは重要なので、それは残す方向で検討しましょう」と言ってくだされば・・・@shiryouhozon
2010-12-05 19:59:46なるほど。 ではお聞きします。歴史の学徒である@hajime_sebata さんにとっては、廃棄文書のリストが残されたとしたら、どいう意味を持ちますか? 史料としてどう活かす?
2010-12-05 20:04:08@shiryouhozon 一般論ですが、組織としてどのように資料を作っていたのか、それに対して移管廃棄をどのようにやっていたのかという「組織」自体のあり方を問える。また、そもそも情報を求める人に対し、その文書を「作っていた」のか否かがわかることは重要(例えば外交関係など)。
2010-12-05 20:13:40@shiryouhozon またツイートしましたが加藤聖文氏のような、廃棄簿を用いて行政機関の公文書保存のあり方を検証する論文も書けます。つまり公文書管理制度の歴史をたどるためにも使えるかと思います。個人的には宮内庁内部での文書の作成保存のあり方にはものすごく興味があります。
2010-12-05 20:16:25@shiryouhozon 外交の話を書きましたけど、文書が無いことの理由が「作ってない」からなのか、「作ったけど捨てたのか」ということだけでも、かなり印象が異なります。もちろんこれが機能するためには、管理簿上の文書名の記載が具体的にならないといけないということとセットですが。
2010-12-05 20:18:46なるほど。全く同意します。たとえ廃棄されたとしても、その表題がのこされているだけで、残された文書を含めた文書群全体の構造と個々の文書の連関がより鮮明になると。 それはとても大事なことですね。@hajime_sebata
2010-12-05 20:23:10@shiryouhozon はい。また、日本では、加藤氏などが良くおっしゃっておられるのですが、公文書そのもののあり方を分析する文書学みたいなものが未熟です。そういった研究を進展させるためには、公文書群の構造把握が必要なはずであり、廃棄簿は残しておくべきだと思います。
2010-12-05 20:28:20少し古いけれど移管制度に関するペーパーのp. 8 「アメリカやカナダ、オーストラリア」等では公文書を公文書館長の許可なく廃棄できない、ということは廃棄簿の廃棄もなのかしらん。そこらと比べると日本のAは権限が弱いのかな。 http://bit.ly/iggbxm [pdf]
2010-12-05 20:13:43そう思います。今回の日本の公文書管理法でもA側には選別の権限がないです。各省庁の恣意的な廃棄がなされないように内閣府によってチェックできる(Aにも相談できる)という形までしかいかなかったですね。RT @am0214 そこらと比べると日本のAは権限が弱いのかな。
2010-12-05 20:21:52