第186回ku-librarians勉強会:構造映画『The Flicker』(1966年)のデジタル再現について―デジタルとアナログのあいだから―とニューヨーク公共図書館での16mmフィルム閲覧について

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ku-librarians @kulibrarians

そこで思い出したのがNYpublic Library。なかなか見られない16mmフィルムは簡単に見られるようだ。どんな作品があるのかとOPACで検索。京大の図書館で相談するも「海外の図書館は自分で手続きをしてほしい」というお返事。#kul186

2014-12-16 19:04:28
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フロアにいる当時の担当者から「胸が痛い…」というコメント。紹介状の発行をするくらいしかできなかったとのこと。#kul186

2014-12-16 19:05:18
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NYpublic LibraryのHPを読んで、手続きをして、アポイントメントを取ることができた。#kul186

2014-12-16 19:06:16
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そしていざ、NYP舞台芸術図書館でのフィルム閲覧へ。写真を交えつつ、当時の様子を見せていただいています。#kul186

2014-12-16 19:07:23
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ビデオ作品はブースで閲覧。さて、16mmフィルムはどんなところで閲覧できるのだろうか。#kul186

2014-12-16 19:07:57
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映写機設置のスペースで貸切上映!フィルムの交換等はスタッフが行ってくれる。すっかり心奪われ、次回に見たい作品の予約もその場で行った。#kul186

2014-12-16 19:09:29
ku-librarians @kulibrarians

結局19作品を閲覧!幾つかはリピートして見させていただいた。最も気になった作品はポール・シャリッツの「Ray Gun Virus」1966年17分。これも音がなく色と映像のみの映像。「The Flicker」と同年の作品で、その当時の実験的フィルムへの情熱が伺える #kul186

2014-12-16 19:12:43
ku-librarians @kulibrarians

NY Public Libraryの対応はとても良くて、非常に感動されたとのこと。名刺交換をしたPrincipal Librarianの方が後日メールをくださった。来るもの拒まず、性別も年齢も、人種も関係なく、研究の手助けをするそのマインドに本当に感謝している。#kul186

2014-12-16 19:16:15
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コンラッドには会えなかったけれど、NY Public Libraryに会えて本当に良かった!また行きたい! #kul186

2014-12-16 19:16:50
ku-librarians @kulibrarians

9日間のNYでの生活を写真を交えながら、お話してくださっています。#kul186

2014-12-16 19:17:38
ku-librarians @kulibrarians

NYは自由の女神に象徴されるように、NYは来る者拒まず、そして自由の雰囲気がある。NYの街からも色々学ぶことができました。どうもありがとうございました!#kul186

2014-12-16 19:20:25
ku-librarians @kulibrarians

ご発表は以上です。司会者より、デジタル化、というのはアナログからの単純な上位互換ではなく、零れ落ちるものがあるということを、「The Flicker」という事例から見ることができることが大変興味深かった。#kul186

2014-12-16 19:21:41
ku-librarians @kulibrarians

フロアから質問、図書だったら複写することができるが、映像作品は簡単にコピーはできない。映像作品を研究するときは、どうやって記録をとるのか。南家さんがされたように手書きで書いていくのか。#kul186

2014-12-16 19:23:03
ku-librarians @kulibrarians

映像作品を南家さんのように1コマ1コマ解析する人はなかなかいないと思うが、劇作品などでもやはり、手書きで秒数等を記録する方法を取るのではないか。#kul186

2014-12-16 19:24:07
ku-librarians @kulibrarians

映像作品を研究する際に、途中で止める、とか巻き戻す、とかそういう手法を取るのか?#kul186

2014-12-16 19:25:04
ku-librarians @kulibrarians

基本的に途中で止める、巻き戻す、はNG。細かく見ていきたいときはリワインダーを使って見ていく。#kul186

2014-12-16 19:25:49
ku-librarians @kulibrarians

NY Public Libraryではどれくらい滞在したのか、時間は十分だったか。#kul186

2014-12-16 19:26:33
ku-librarians @kulibrarians

初日は2時間くらいだったが、2日目は午後から閉館までいた。スタッフの方は入れ替わりしつつ、柔軟に対応してくださったと思う。#kul186

2014-12-16 19:27:34
ku-librarians @kulibrarians

仮に、最も気になった「Ray Gun Virus」を次に「The Flicker」と同じような研究をするとしたら、そもそも映像を手に入れないとできないのでは?#kul186

2014-12-16 19:28:51
ku-librarians @kulibrarians

「The Flicker」は運よく造形大にあったからよかった。映像作品のコピーはできないことはないが、著作権等の問題があり非常に難しい。日本ではこのような実験映像を所蔵しているところが少ない。#kul186

2014-12-16 19:30:53
ku-librarians @kulibrarians

NFCは実験映像には弱い、美術系の大学にあったりするが、そこでは管理が杜撰。はやくデジタル化できればよい…。でもそれだと大事なエッセンスが失われる場合もあり、難しい。#kul186

2014-12-16 19:32:08
ku-librarians @kulibrarians

本日の発表はここまでです。どうもありがとうございました!#kul186

2014-12-16 19:34:31