スポーツのタイプ別分類・つけるべき筋肉と脂肪の比率

筋肉と脂肪はスポーツのタイプによって必要な比率が異なるという。デブに向いたスポーツはあるが、ガリに向いたスポーツは無い、という辛い話。
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山田淳 @atsushi58

豆腐は植物性タンパクでレシチンが入ってるので、筋肉増強には向かない=筋肉痛の時には向かないです。ぜひ動物性タンパクを。高所登山で筋力はいるけど筋量は要らない時に豆腐祭りやりますw @_kuda 体が筋肉痛で軋み始めた……豆腐祭なのにまだ豆腐2丁しか食ってないけど

2010-12-05 21:04:57
山田淳 @atsushi58

ただ、動物性タンパクは高いんだ。なので、学生の時は鳥ハムをよく作っていました。ハナマサ万歳。

2010-12-05 21:12:20
山田淳 @atsushi58

筋肉痛、たんぱく質の話が出てきたので、最近講演でいつも話していてなかなか自分では面白いと思っている話を。スポーツのために体を作る際、必要なのは脂肪と筋肉をどう形作っていくか。で、そうすると、脂肪(多い/少ない)、筋肉(多い/少ない)で4象限に分けられるわけです。

2010-12-05 21:34:10
山田淳 @atsushi58

例えば、筋肉も脂肪も多い方がいいスポーツ。これは相撲とかアメフト(ぽししょんによる?)とかプロレス(スポーツ?)とかそうですよね。基本、体重階級制のない瞬発力だけでは何ともならないスポーツはここです。

2010-12-05 21:36:18
山田淳 @atsushi58

次に筋肉が多くて、脂肪が少ない方がいいスポーツ。これは体重階級制ができるとこうなります。あと、瞬発力系スポーツ。陸上の短距離系とかそうですよね。マラソンも2時間、3時間というのは実は筋肉内のグリコーゲンのみでなんとか対処できてしまうので、これに入ります。

2010-12-05 21:38:01
山田淳 @atsushi58

3番目は、筋肉も脂肪も少ない方がいいスポーツ。これは、重力に反する系のスポーツです。もちろん、筋肉が少ない方がいい、と言葉通りにとらえてしまえばちょっとあてはまらないのですが、相対的な問題なので、フィギュアとか競馬の騎手とかがここに入ります。

2010-12-05 21:39:24
山田淳 @atsushi58

最後に脂肪が多い方が良くて、筋肉が少ない方がいいスポーツ。これ、極論するとただのデブになってしまうので、スポーツとしては成立しにくい。ただ、高所登山みたいな低酸素下で2か月とか言う長期間の戦いとなると、グリコーゲンのみでは全く足りず、脂肪を燃焼し続けることになるので、脂肪が重要

2010-12-05 21:42:08
山田淳 @atsushi58

となるわけです。ただし、ただのデブがいいかというとそうではない。「2か月耐えきる脂肪量を持ってあがる最低限の筋力」をつけることが必要になります。ただし、筋肉は増えすぎると、基礎代謝をあげてしまう。そのため、筋量を増やさずに筋力をつける、という意味で植物性タンパクをとっていたわけ

2010-12-05 21:43:45
山田淳 @atsushi58

時々、高所登山をやる人が、「高所はトレーニングして筋肉付けるとよくないのでトレーニングしないんです」って言っていますが、さすがにアスリートがトレーニングしないってことはありません。もしホントにそうだとするとただの怠慢。

2010-12-05 21:47:00
山田淳 @atsushi58

ただ、高所登山は脂肪量を先につけて、それを運べるだけの筋力を模索し、その筋力を賄えるだけの筋量をミニマムで模索するという、他のスポーツとは全く逆の思考回路となるわけです。

2010-12-05 21:47:59
山田淳 @atsushi58

高所登山のトレーニング講座おしまい。

2010-12-05 21:48:57
山田淳 @atsushi58

クライミングは筋肉付けるべきか、落とすべきかというのは、 http://www.nichinoken.co.jp/column/shikakumaru/2010/1011_ri.html にヒントが書かれています。

2010-12-05 22:36:14