「ハイスコアガール」事件についての刑事手続きに反対する声明文に対する批判まとめ
- lotusredcat
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1.はじめに
はじめに
このまとめは、『「ハイスコアガール」事件について―著作権と刑事手続きに関する声明―』について、TL上に流れてきた批判ツイート及び、私自身の見解、賛同者との対話などをまとめたものです。
目次
1.はじめに
2.声明文とその賛同者に対する要点まとめ
2-1.事実経緯と声明文
2-2.声明文に対する要点
2-3.賛同者に対する要点
3.赤松氏、藤本氏、福井氏の見解
4.声明文そのものに対する反応
5.カーテンコール氏と赤松氏の対話
6.藤本氏の見解に対する反応
7.甲賀志氏と藤本氏の対話
8.福井氏の見解に対する反応
参考:藤本氏とbn2氏の対話
2.声明文とその賛同者に対する要点まとめ
2-1.事実経緯と声明文
SNKプレイモアとスクエアエニックスの訴訟に対する声明文
「ハイスコアガール」事件について
―著作権と刑事手続に関する声明―
事件概要
参考
【盗作】トレパク疑惑の東山翔先生の百合漫画「prism」休載の知らせに対する反応 - togetter.com/li/317758 2年前のまとめ。コメントにトレスや模写に関する判例や、著作権法上の解釈を書いた。ハイスコアガールの複製権と翻案権侵害は明白だろう。引用にはならない。
2014-12-23 01:23:17※その他コメントで言及されている事件リスト
- 東京地判平成20年3月13日判タ1283号262頁「八坂神社祇園祭ポスター事件」
- 『ジミー大西氏の絵画を模写して販売 4人逮捕』(時事通信 2006年5月22日)
- 尾瀬あきら氏『ぼくの村の話』
- かわぐちかいじ氏『沈黙の艦隊』
2-2.声明文に対する要点
前RT ハイスコアガールについての声明は何か変。「本件のように著作権侵害の成否が明らかではない事案」とあるが、成否を決めるのは司法(刑事or民事)。今回はスクエニの態度があまりに盗人猛々しいので、刑事にて是非を問う事にしたのだ。どちらを選ぶかは著作者の権利であり自由のはず。
2014-12-22 12:24:22著作権法は親告罪なので、刑事告訴の判断も著作者の権利。もし非親告罪であれば告訴は国権に属し、警察の恣意的な介入もありえるから、例の声明にも説得力が生まれる。しかし今の日本では著作権違反は親告罪。だから結果として声明は、著作者の権利行使を否定してしまってるのが、筋の悪いところ。
2014-12-24 01:31:33例の声明は今後、同人誌などの二次創作に悪影響を与えると考える。権利者の善意で黙認していたにも関わらず、例の声明は賛同者に同人系の識者が並び、事実上権利者の権利を認めず、作品の自由利用を認めろという風にも読めるからだ。横柄とも取れる利用者に権利者がいい感情を持つ訳がない。
2014-12-24 01:44:51強すぎる著作権法は様々な弊害を招く、という点を論拠に置けばよかったのに、何であんな内容にしてしまったのか。あまりに一面的な観点からしか、ハイスコアガール事件を見てないんじゃないのか?企業防衛と言う観点からするととても容認できないどころか、反感持たれても仕方ない内容だぞ。例の声明は
2014-12-24 01:49:33他の権利者がSNKに倣うかというと怪しいし、スクエニ並に突っ張るとこが出てくるかにもよる。悪質な侵害者が自粛する分には損無いでしょう
2014-12-22 17:38:50