2014年下半期に読んだバンドデシネ(等)紹介 2/2

2014年下半期に読んだバンドデシネ等の紹介です。 [2014下半期] (1/2)http://togetter.com/li/763875 (2/2)これ 続きを読む
3

仏語グラフィックノベル(roman graphique)

ty @te_igrec

今日読み終わった #バンドデシネ と言うか仏語のグラフィックノベル Élodie Durand "La Parenthèse" 脳腫瘍を患った経験のある作者が、病前病後・治療中の記録を振り返り書いたノンフィクション作品。とても内省的 pic.twitter.com/Qd2MSSe9y9

2014-09-01 20:10:38
拡大
ty @te_igrec

"La Parenthèse" 病気によって自分の内側に制御できない何かがある違和感、自分の一部が機能しなくなってしまう事への不安、焦り、恐怖に満ちています。大分重い作品。 画像は術後の経過が悪く名前が出てこなくなってしまった場面 pic.twitter.com/GT1vujIKVk

2014-09-01 20:15:16
拡大
ty @te_igrec

"La Parenthèse" Parenthèseと言うのは、フランス語で「かっこ」 → ( ) の意味。それが何を意味するのかは作中で語られませんが、何と無くはわかる感じ

2014-09-01 20:22:14
ty @te_igrec

La Parenthèse、200p超で医学用語満載なのに意外とすいすい読めた。基本的に作者が自分の感じ方をベースにして描いているから、説明臭くなくて読みやすい。

2014-09-01 20:26:47
ty @te_igrec

産廃処理立会いの待機時間でコレ読んでた Golo Zhao "Passeur D'Âmes" 中国語作品の仏語訳だけど、肝心の原本のタイトルは知らないのだ。魂の導き手、と言うニュアンスの題。題から得た印象の通りな話です pic.twitter.com/tBwWCbxrSV

2014-09-05 22:23:56
拡大
ty @te_igrec

今日読みおわった…バンドデシネ? 中国漫画の仏訳かも。 Golo Zhao, "Passeur D'Âmes"  何かの理由でこの世に留まっている霊が、残してきた人との思い出を語る…という風に進む話  pic.twitter.com/tBwWCbxrSV

2014-09-06 20:04:11
拡大
ty @te_igrec

"Passeur D'Âmes" 待ち時間とは言え仕事中にこう言う心に来るシーンを読んではいけない pic.twitter.com/yF2SHAuy7E

2014-09-05 22:30:39
拡大
ty @te_igrec

元は中国語で描かれた中国の話を仏訳で読む謎体験中。微妙に混乱してくる。 Golo Zhao "Entre ciel et terre" この作家のは先週別の作品(Passeur d'âmes)も読んだ。 pic.twitter.com/FM3v2vzQ3D

2014-09-10 00:34:26
拡大
ty @te_igrec

今日読んだグラフィックノベル Golo Zhao "Entre ciel et terre" T.1 時代は不明だけど古い年代の中国を舞台にした…なんだろう。「道(タオ)」の概念とか出て来たがいまいち一巻時点では謎が多い pic.twitter.com/DlOUApcTgD

2014-09-12 00:21:45
拡大
ty @te_igrec

"Entre terre et ciel" 主人公が懇意にしていた隣家の少女が不可解な失踪をし、失意のうち流れ着いた村で蛭が化けた美女に取り憑かれるんだが、それら全てが道(タオ)に記された避けられない運命であるらしい わかるか。 二巻以降を読まないと何とも言えない

2014-09-12 00:28:42
ty @te_igrec

"Entre ciel et terre" 絵は良い。 道士ランさんじゅっさい(自称) pic.twitter.com/E7QQL2ezK3

2014-09-12 00:33:19
拡大
ty @te_igrec

Golo Zhao はフランス語圏で多数作品を発表しているのだけど、元になる中国語版の出版はどうも無いようだ(多分) 一方仏語版翻訳者の表記もあるから、実際に中国語で描かれたのは間違いないらしい。 調べたら中国人作家が外国で作品を出す際に著作権管理等を仲介する業者があるようだ

2014-09-12 00:43:18
ty @te_igrec

comic.ishangman.com/comic/1823.sht… Golo Zhao "Entre Ciel et Terre"原語版のweb連載を@Joe0212さんに教えて頂いた。どうやら、未出版のweb連載をフランスの出版社が権利を得て仏訳で初出版…という流れのようだ(推測半分)

2014-09-12 20:31:29
ty @te_igrec

今日読み終わった #バンドデシネ Agnès Maupré "Milady de Winter" T.2 (完) pic.twitter.com/LKcQeYnIEt デュマ"三銃士"をベースにした作品、ただし妖婦ミレディを主人公にした翻案を加えている。

2014-09-28 23:02:55
拡大
ty @te_igrec

"Milady de Winter" 話の筋はほぼ原作通り。だがミレディ側からの視点では、ミレディは過酷な運命に強かに抗う女謀略家として描かれ、対して三銃士とダルタニャンは数と体制に頼んだ戦いしか出来ない、情けない集団に見えてくる。 pic.twitter.com/lGWq8mZEKQ

2014-09-28 23:15:32
拡大
ty @te_igrec

"Milady de Winter"、線がグニャグニャでちょっと見づらい部分はあるのだけど、シンプルな描写で人の表情が巧みに描かれていて心地良い

2014-09-28 23:19:33

同作品の1巻は上半期に読了してました
https://twitter.com/te_igrec/status/482888597553438720

ty @te_igrec

昨日読んだ #バンドデシネ …かなコレ。フィンランド人作家の作品の仏訳です AHONEN, ALARE "Perkeros" 音楽の力、をテーマとした作品。無名バンドの冴えないリーダーが、物理や精神も操る音楽の力に偶然触れてしまう話 pic.twitter.com/hfuXyUB6qY

2014-11-16 22:35:50
拡大
ty @te_igrec

"Perkeros" 音楽の力(物理) 作中世界では、音楽は実際に物理現象や生物の精神に干渉できる媒体である設定になってます。 主人公は偶然その力の一端に触れただけで、実際それをどうこうするようなストーリーではないようです pic.twitter.com/wyXlIvEgVo

2014-11-16 22:40:22
拡大
ty @te_igrec

"Perkeros" 音楽が力を得る瞬間のビジュアル表現が面白い。幾分ファンタジー的要素はあるものの、要は音楽の持つ影響力をひたすら描いた作品なのだと思います pic.twitter.com/cArqckydqD

2014-11-16 22:44:17
拡大
ty @te_igrec

"Perkeros" 表紙にもいる熊はなんかの比喩ではなく、主要な登場人物の一人(一匹)です pic.twitter.com/MmyZ4N6xK7

2014-11-16 22:46:03
拡大
ty @te_igrec

先日紹介した"Perkeros"は、英訳版が"Sing No Evil"というタイトルで出てました amazon.com/Sing-No-Evil-J… 何でタイトルを変えたのかはよく分からない

2014-11-21 19:56:04
ty @te_igrec

気になってた仏産MANGAがBIEFのブースにあったので購入。 スタッフの人が「これ面白いよ」って言ってました。楽しみ pic.twitter.com/E2oFMsObj7

2014-11-23 18:45:06
拡大

Elsa Brants "Save me Pythie"
神話世界のギリシャが舞台で、太陽神アポロンの誘いを断った為に呪いを受けてしまった少女が主人公の話。誰も信じないような悪い未来だけ限定で予知が出来る呪いを受け、それを解除するための冒険にでる物語です