- kintoki_naruto
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一枚の紙を丸めてみよう。すると真っ直ぐ進んでも元の地点に戻る閉じた直線が、その紙上に描ける。 pic.twitter.com/fviMpMbQlM
2015-01-30 06:25:14一般相対論のアインシュタイン方程式の真空解にはこれに対応する宇宙がある。空間的に真っ直ぐ進んだら、いつの間にか元の地点に戻る「閉じた」宇宙。 pic.twitter.com/hj6mrOc6nA
2015-01-30 06:27:31ところがアインシュタイン方程式は、これを横にした宇宙も真空解として許す。これは「時間方向に閉じた宇宙」。時間が経つと、いつのまにかに過去に戻っている。 pic.twitter.com/kk47MHaFOy
2015-01-30 06:29:20この閉じた宇宙に仮に意識を持った人間を住まわすと、その人間は時間の流れをどのように感じるか。ぐるりと再び"現在"に戻ってくる時間周期が1時間だったらどうか。また1年だったら。そして人間が死んでしまった1万年後だったらどうか。
2015-01-30 06:31:53周期が十分に長い「時間的に閉じた宇宙」の場合、人間が生まれて死んだ後(または進化論的に人間が発生して文明を作り、そしてそれが滅びた後)に宇宙が再びある過去に戻っていても、その宇宙の中で生活する人間の意識が感じる時間の流れ方は、普通と変わらないと思う。
2015-01-30 06:35:13しかし周期が1時間だったら脳の中の記憶も有限で、それは「過去の記憶」であり、「未来の記憶」でもある。その場合人間は時間の流れ方をどう感じるのだろうか。
2015-01-30 06:36:19@hottaqu 横から失礼します。 宇宙が周期的な場合、エントロピーが上昇し続けて状況が変化するような気がするのですが、どうなのでしょうか?
2015-01-30 06:50:10@pocute_physics ご指摘の通りエントロピーや熱力学の第2法則がこの話のポイントの1つになります。時間方向に周期的な宇宙の場合、熱力学的エントロピーはある時点で減少に転じて初期値に一致します。第2法則は時間方向に閉じていない健全な宇宙でマクロに成立するだけですから。
2015-01-30 07:47:31