ミステリサイト興亡記 その2

「ミステリサイト興亡記」http://togetter.com/li/76098 の続き。 12/12「ミステリサイト興亡記」より分割しました。 ※どなたでも編集可能ですので、関連ツイートの見落とし等ありましたら、追加・編集頂けると幸いです。 続きを読む
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ともえす @Tomo_esu

私もそんな中でサイトを開き、学生時代の暇に任せて更新しまくっていたら、「ミステリ系更新されてますリンク」に補足していただき、本当に嬉しかったのを思い出す。

2010-12-15 02:24:18
MAQ @junk_land

【ミステリサイト興亡記】『あ文字屋夢幻堂』は、埼玉大学推理小説研究会の伝説の酒豪もとい先輩“ぱこ”さんこと“あ文字”さんのサイト。とにかく創作の質の高さが忘れられません。実は伝説のフーダニット劇『プレイヤー』の作者さんでして……サイトの創作ミステリも、なんつか既に完成品でした。

2010-12-16 23:42:21
MAQ @junk_land

【ミステリサイト興亡記余話】伝説のフーダニット劇『プレイヤー』は埼玉大学推理小説研究会の名物、フーダニット劇の第一回作品。オリジナルの舞台劇で、まず問題篇上演後15~30分程度のシンキングタイムが与えられ、観客は犯人の名前/真相とその理由/推理を紙に書いて提出。その後解決篇が……

2010-12-16 23:53:55
MAQ @junk_land

【ミステリサイト興亡記余話】上演され。さらに観客のうち正解者が表彰される、という。その第1回作品であるあ文字さんの作・演出になる『プレイヤー』は、クローズドサークルの学園ものというありがちなフォーマットながら、フーダニットとして青春ものとして名探偵ものとして、そして舞台劇としても

2010-12-16 23:59:47
MAQ @junk_land

ちょっと信じられないくらい完成度が高く、予備知識なしに見に行った当方は腰が抜けるほどびっくらこいたものでした。特に、小説では表現しづらい――“舞台上で見せること”を計算し尽くしたメイントリックの解明の鮮やかさと、浮かび上がるテーマの強烈さには、ちょっと鳥肌が立つくらいでしたね。

2010-12-17 00:04:24
MAQ @junk_land

その後、フーダニット劇はよそのも含めていくつも見ましたし、映画やテレビのミステリドラマもいろいろ見ましたが、あの解明の一瞬の鮮烈さという点で『プレイヤー』を上回る作品はありません。まあ、ライブということもあったでしょうが、本当に忘れえぬ作品です。

2010-12-17 00:10:03
MAQ @junk_land

『プレイヤー』の脚本、どうにかして入手できないものか……。あの第二作もすんばらしかったけどなあ。

2010-12-17 00:13:39
MAQ @junk_land

ロードムービーでコメディなんて最高ではありませぬか。

2010-12-17 00:17:48
ともえす @Tomo_esu

「ミステリサイト興亡記」のトゥギャりを読みつつ、「ミステリー’z ML」の話もちょっとネットの片隅に書き残してみたくなったので、しばらく昔話に入る。ゆかりの方々のツッコミ・訂正歓迎。

2010-12-18 23:56:00
ともえす @Tomo_esu

正確な日付は覚えていないが、99年にひでさんがミステリ書評&情報メルマガの「ミステリー’z」の配信を開始して、その数ヶ月後ぐらいに読者交流用のメーリングリスト(ML)を開設したのがそもそもの始まり。

2010-12-19 00:00:55
ともえす @Tomo_esu

メルマガ「ミステリー’z」は、出版社系メルマガを除くと、当時のミステリ系メルマガの中では質量ともに充実していて、読者も多かった。そこで、読者交流用のメーリングリストが開設された。私も開設後ほぼすぐに参加登録をした。

2010-12-19 00:04:09
ともえす @Tomo_esu

加入したその日から猛烈な数のメールが飛び交っていた。誰かが書評を流せばそれにコメントがつき、誰かが好きな作家を挙げれば賛同のレスがつき、新しい参加者が来れば歓迎のレスがつく、と行った次第。

2010-12-19 00:06:37
ともえす @Tomo_esu

ピークの時には参加者が600人ぐらいで、それなりにアクティブな投稿者が数十人いて、一日15〜20通ぐらいのメールが飛び交っていた。どんな作家の話を振ってもレスが付くし、面白そうな作家の名前が次々挙がるし、本当に飽きなかった。

2010-12-19 00:12:03
ともえす @Tomo_esu

面白かったのは、肝心のひで@管理人がMLの方ではROMで、参加者が勝手に投稿を増やしていったこと。当時作られたミステリ系MLは、管理人しか投稿がなくてフェードアウトしていくものが大多数だったから、メルマガ読者という基盤があったとはいえ、たぶん異例のケースだと思う。

2010-12-19 00:15:04
ともえす @Tomo_esu

あと、アクティブユーザの中には、当時の有名ミステリサイト管理人があまりいなかったこと。ニフティのFSUIRIを知るベテランの方は多かったし、もしかしたらROMっていた中にたくさんいたのかもしれないけれども、少なくともいわゆる「ネットミステリ界」とは別のコミュニティだった。

2010-12-19 00:17:44
ともえす @Tomo_esu

もしかしたら、既にサイトや掲示板のような交流の場を持っていなかったメンバーが集まったからこそ、あの盛り上がりがあったのかもしれない。私にとって、「ネットってすげーなあ」と思ったのは、このMLの経験が最初だった。

2010-12-19 00:20:27
ともえす @Tomo_esu

で、開設してから1年ぐらいだったか、オフ会が開催された。しかも関西と関東でほぼ同じぐらいのタイミング。これまたえらい盛り上がったわけです。意気投合したメンバーも多く、だいたい隔月でどこかでオフが開かれるという有様だったと記憶している。

2010-12-19 00:24:24
ともえす @Tomo_esu

しかも、フットワークの軽いメンバーが多かったので、メンバーが関東から関西に行ったり、逆に関西から関東に来たのを口実にオフをやったりもしていた。さらには複数人で泊まりがけで旅行をしたりとか、完全に友達付き合いの域に達していた。

2010-12-19 00:29:26
ともえす @Tomo_esu

何回か、MYSCONみたいに泊まりがけの合宿をやったこともある。そのうち何回かは、マーダーゲームを実際にやってみたりもした。あ、さらにそのうち1回は、今は亡きミステリ誌「KADOKAWAミステリ」が取材に来てた。

2010-12-19 00:31:16
ともえす @Tomo_esu

そんな感じでものすごい盛り上がりを見せていて、開設から3年ぐらいは少なくとも毎日メールが流れるという感じだったけど、いろいろ状況が変わる中で下火になっていき、4年前ぐらいからは通常投稿がほぼ無くなっているというのが現状。諸行無常。

2010-12-19 00:38:16
ともえす @Tomo_esu

それでも、MLで知り合った友人同士では何かと会っているし、仲間から作家も生まれた。さらに知っているだけで2組、まもなく3組目の「ML内夫婦」ができている。つくづく面白いコミュニティだよな、と思う。

2010-12-19 00:43:27
ともえす @Tomo_esu

そんなわけで、ネットミステリ界のちょっと脇で盛り上がっていた、ひとつのミステリコミュニティの昔話でした。メーリングリストが、今のSNSみたいな交流のツールだったというのは、これまた歴史だなあと思わずにはいられない。

2010-12-19 00:48:07
ひで @hid_nya

@Tomo_esu メルマガが3月、MLが5月、第1回関東町田オフが10月だった記憶が。

2010-12-19 00:51:47
ひで @hid_nya

@Tomo_esu その後、第1回お泊りオフが人形町で(これが今はなき角ミスの取材時)、第2回が網代での2泊3日オフとなり収束に向かうのであった。

2010-12-19 00:54:46
ともえす @Tomo_esu

@hid_nya 当時のメールがすぐに見られないんで正確じゃないけど、確かそれぐらいの間隔だった気がする。記憶をたどれば、第1回町田オフの時は、当時やっていたビッグバンドのステージを終わらせて町田に駆けつけたような気が。楽器を担いで参加したような気もするがそれはないか。

2010-12-19 02:17:54
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