ラノベとミステリについて

ライトノベルとミステリの融合の可能性、ミステリ読者の高齢化、若い読者の取り込み等についての議論です。 続き 「続・ラノベとミステリについて」 http://togetter.com/li/33363 「続々・若い読者を取り込むには?」 http://togetter.com/li/34035
110
芦辺 拓 @ashibetaku

@mysteryEQ 突然すみません。以前ライトノベル・ミステリについて書いておられたと思うんですが、実際問題、あのジャンルで本格――とは言わないまでも、謎をある程度ロジカルに、架空設定ではない現実空間に着地させるタイプのミステリって成り立ってるんでしょうか?

2010-06-26 12:44:45
麻里邑圭人 @mysteryEQ

@ashibetaku 勿論、成り立ってるものもありますよ。ただラノベは基本ジャンルミックス故に、そういった作品は極めて少ないですが…。

2010-06-26 12:58:15
芦辺 拓 @ashibetaku

@mysteryEQ さっそくありがとうございます。うーむ、やはり少数派ですか。「金田一少年」や「探偵学園Q」のような(ミステリ者としては多々言いたいこともあるけれど)ミステリがライトノベルではじゃかじゃか書かれていてもおかしくないと思ったんですが。

2010-06-26 13:04:19
麻里邑圭人 @mysteryEQ

@ashibetaku 一時期はそういう流れも確かにあったと思います(富士見ミステリー文庫やスニーカーミステリー文庫なんかがそうですね)。ただラノベ読者にとってミステリはどうもウケが悪かったらしく、すぐにミステリを売りにしたレーベルは廃れていきましたね…。

2010-06-26 13:14:02
芦辺 拓 @ashibetaku

@mysteryEQ いや、実は僕も富士ミスから打診を受けた口で……ラノベ読者とミステリの相性がなぜよろしくないかは、解いておきたい疑問の一つではあります。ライトノベルと親和性の高そうなメフィスト賞以降の講談社ノベルス、ラノベ化が進む児童文学などはミステリを排除していないのに。

2010-06-26 13:26:48
麻里邑圭人 @mysteryEQ

@ashibetaku それはもともとミステリの土壌があったからこそだと思います。現に廃れていったのは皆、今までミステリと関わりのなかったところばかりですし。富士見ミステリー文庫が途中から売りをミステリーから「LOVE」に方針転換した時はひどく悲しくなったものです…。

2010-06-26 13:38:04
麻里邑圭人 @mysteryEQ

@ashibetaku 講談社ノベルスや児童文学の場合、あくまで読者のメインはミステリであってラノベ(キャラ萌え)は要素の一つに過ぎず、逆にそれ以外のレーベルはメインがラノベでミステリの方がただの要素の一つに過ぎない。恐らく差が生まれたのはそのニーズの違いなのではないでしょうか。

2010-06-26 13:53:43
麻里邑圭人 @mysteryEQ

何だかんだ言っても結局のところ、講談社ノベルスの読者が求めているものはミステリなのだと思う。だからラノベ要素はあくまでそのついでで読んでいるに過ぎない。ラノベがブームである以上、その要素が入るのは仕方ないと思って読んでいる講談社ノベルスの読者も多分少なくないのではないだろうか。

2010-06-26 14:31:04
タイガー田中 @amuchan01

ラノベとミステリーの相性は良いが、ラノベと本格の相性は悪いというフレーズを思いついた。

2010-06-26 14:52:12
タイガー田中 @amuchan01

よく特殊能力や特殊設定を論理で解き明かすタイプのミステリは、ラノベと相性がいいはずだと言われるが、まあいいとは思うけど、量産はきかねえよなぁと感じます。しかもこのタイプ、意外と風当たり強いし、書いても報われない!w

2010-06-26 14:57:19
sad @Sotobato_Nihu

@amuchan01 チョーモンインシリーズは海洋堂からフィギュアも出てますしね。

2010-06-26 14:59:55
タイガー田中 @amuchan01

@Sotobato_Nihu チョーモンイン大好きです。 あれをラノベレーベルで再販したら、いったいどこまで通用するか気になります。

2010-06-26 15:04:57
芦辺 拓 @ashibetaku

@mysteryEQ 反応遅れてすみません。メフィスト以降の諸作にせよジュヴナイルにせよ「面白い物語」のパーツまたは薬味としてミステリ要素を含んでいるのであって、必ずしもミステリそのものを求めてはいない気もします。ただ、ライトノベルはそれすらも拒否しているのかとも思われるわけで。

2010-06-26 15:16:53
@Sotobato_Nihu

森江春策Pは本職やらサブカルやらみんな勢力的でうらやましい。夏はあのシリーズ読破といこうか。既読リストが穴だらけだし

2010-06-26 15:22:15
麻里邑圭人 @mysteryEQ

@ashibetaku ライトノベル(読者)がそれすら拒否している雰囲気は確かにあると思います。恐らくそれはライトノベルという言葉が示すように読者のニーズがキャラメインの軽い物語であると同時にミステリ=頭を使う堅苦しいもの故に物語を妨げる邪魔な要素と思われてるからかもしれません。

2010-06-26 15:35:45
芦辺 拓 @ashibetaku

「ライトノベルは、物語の基本構造を大事にするジュヴナイルとは最も遠いジャンル」「今の『ラノベ』はもはやライトノベルとは別物」との意見もありますしね。僕としては、あのアニメ風にイラスト化された少女たちが、快刀乱麻の推理で事件を解決するところを読みたいし、書きたいだけなんですが。

2010-06-26 15:43:08
sad @Sotobato_Nihu

ライトノベルの読者は、自ら推理したいとは思っていない。それは頭を使うから。ただ読んで楽しくなるものをラノベ読者は求めているのでは?

2010-06-26 15:48:56
sad @Sotobato_Nihu

そういう世界なら天才も能力の一種になるし、だから解決は根拠と過程を示すのではなく、どう見せるかになり、解決そのものは能力者はわかって当たり前、となる

2010-06-26 15:52:15
菱野隆弘 @bunndoki

@Sotobato_Nihu 本格の読者でも自ら推理したいと思う人はまれなのでは?

2010-06-26 15:53:41
ライト @light562

別に推理するだけが頭を使う行動ではないのでは? RT @Sotobato_Nihu : ライトノベルの読者は、自ら推理したいとは思っていない。それは頭を使うから。ただ読んで楽しくなるものをラノベ読者は求めているのでは?

2010-06-26 15:54:25
ライト @light562

まあ、でも推理小説は考えた末に出た結果が当たっていることが楽しみに繋がるか。他は考えること自体が楽しみに繋がっているのかな。推理小説の過程部分を読んで、自分で考えてって事を楽しんでいる人はもうクリエイターだよね。もうその人の作品だよ。

2010-06-26 15:59:00
sad @Sotobato_Nihu

@bunndoki 読者への挑戦状を軽く読み飛ばしたり?

2010-06-26 16:01:09
@Sotobato_Nihu

ひぐらしを思い出したり。メディア化の前でも十分人気が出ていたのが不思議だけれど、批評の数は多いから特にいうことはないかな。でも「回答率1%」のキャッチコピーは罪深いと思う

2010-06-26 16:04:20
菱野隆弘 @bunndoki

@Sotobato_Nihu そうですね。読者への挑戦状のついた作品は作者も気を使って作っていると思うので少し作者がかわいそうですね。

2010-06-26 16:05:11
菱野隆弘 @bunndoki

まあ作品の楽しみ方なんて人それぞれですが。

2010-06-26 16:06:03
1 ・・ 15 次へ