大連甘井子埠頭の川崎車輌製電気機関車と満州港湾整備史にかんする延々と続くつぶやき (過去からのまとめ)

2009年12月に大連甘井子站で見かけた謎の電気機関車を追いかけていくと、そこには「満洲港湾整備史」の泥沼があった!その概要は前に同人誌にまとめたんですが(「中国貨車論叢」シリーズ)、掘り下げても掘り下げてもそのとどまるところを知らない... なにげに戦時海運史にも繋がってるし!
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実はこのときメールをやり取りした Dave Fielding氏(SY-Country管理人)はお亡くなりになってしまったのです...

SY1698@12/31東3-ウ30b @SY1698

また英国鉄へメール返電。まさか4年半前の甘井子電機の話を蒸し返されるとは思わなかった これに対してまた返電が来たら泣けるぞおい

2014-08-01 22:12:07
SY1698@12/31東3-ウ30b @SY1698

つ「北海道炭の機帆船輸送」 小樽室蘭に野積みの石炭が数万t滞留し、荷役は人海戦術あるいはデリックがデフォという地獄変 それで冬に荒れる日本海を機帆船で越すとか 沈められなくても死ぬ まさに北朝鮮鉄道相か山西省党書記並み

2014-08-08 22:22:22
SY1698@12/31東3-ウ30b @SY1698

さっきの話はエネルギー史研究に論文あるし、後者は柏原兵太郎文書にある 甘井子・羅津港建設事務所長を歴任した桑原利英氏の報告書より

2014-08-08 22:32:24
SY1698@12/31東3-ウ30b @SY1698

いっそのことおれの「満州港湾整備史」 (川崎車輌製の電気機関車ならびに桑原利英満鉄港湾技師来歴) を英文で発信してしまったほうがええのか 抄訳なら可能だが深入りは死ねるわ

2014-08-12 01:12:26
SY1698@12/31東3-ウ30b @SY1698

蒸機しか注目されてこなかった「大陸鉄沼」へ欧州鉄の皆様ようこそwww (Sand, Salt, Reed & Coal の補遺どころか 甘井子のPier Car まで久々に聞かれるとは思わなかったが)

2014-08-29 00:25:41
SY1698@12/31東3-ウ30b @SY1698

さらにクソはまりが柏原兵太郎文書で晩年の著作を見つけたはいいが当時は一括許諾なしで複写不可、本文を気合で筆者したんですよ 翌年に所有者に複写許諾撮りに行ったら逝去のため一括許諾とか なんなのこのタイミングの悪さ ということがあった

2014-08-29 23:15:56
SY1698@12/31東3-ウ30b @SY1698

ただしあれはやってみてかなり勉強になった 「中国貨車論叢3」所収の「桑原利英と満洲の港湾」満鉄港湾技師の来歴と満洲港湾整備、戦時海運政策とのかかわり

2014-08-29 23:23:09
SY1698@12/31東3-ウ30b @SY1698

ちなみに現地報告は英文で蒸機鉄サイトに載せてもらってます 甘井子の桟橋電車補遺と一緒に sy-country.co.uk/trains/china66…

2014-09-05 19:04:42
SY1698@12/31東3-ウ30b @SY1698

A埠頭で逝こう 大連港を舞台に滿鐵包囲網に対抗して港湾施設の自動化を進めて壺盧島港から荷物を奪え!さらに羅津港にも港湾施設を作れ! #あったら欲しい歴史ゲーム #半ば史実です

2014-09-09 03:01:54

これを見なければ満洲沼には...

SY1698@12/31東3-ウ30b @SY1698

こんなものを見なければ まちがいなく「満洲沼」にもはまらなかったさ pic.twitter.com/NIwaPghxo8

2014-10-23 01:04:30
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SY1698@12/31東3-ウ30b @SY1698

これが川崎車輌製の電気機関車で甘井子站にいた。2010年には使用を停止しその後数年放置された後、更地にされて消滅してしまった模様。5両製造された内、1両は撫順に廃車体が1980年ころ放置され、2両が残っていたもののこんな状態だった pic.twitter.com/9tHytULIDJ

2014-10-23 01:08:21
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SY1698@12/31東3-ウ30b @SY1698

奥の車輌は原型を残しているのは運転台回りから判断できる。手前の車輌 (No.2) は車体更新されているものの雰囲気は製造当時と変わらない。これは大連日報か何かで「産業遺産」として紹介されていた

2014-10-23 01:09:45
SY1698@12/31東3-ウ30b @SY1698

これから当時の大連甘井子埠頭建設所長であった桑原利英氏の来歴まで追いかけたのが「中国貨車論叢」所収の一連の書き物 (満研創刊号でも「満州港湾整備史」として書いた) おそるべき「満洲港湾沼」

2014-10-23 01:12:59
SY1698@12/31東3-ウ30b @SY1698

#旅順鎮守府 でタグ付けした創作備忘だが、個人的には「社友たちの戦後50年」東洋埠頭社友会(1995) の江田正男「往時を回顧し万感胸に迫る」と「柏原兵太郎文書」の桑原俊英「機帆船ニ依ル北海道炭海上輸送ニ関スル件」を下敷きにして何か書きたいのだ

2014-12-29 02:32:21
SY1698@12/31東3-ウ30b @SY1698

#旅順鎮守府 江田正男氏は依頼退職して海軍の仕事に携わり、敗戦後残務処理を済ませて日本に戻り東洋埠頭 (日満倉庫) に再雇用された方、桑原俊英氏は満鉄~日満倉庫~運輸省嘱託に転じ「機帆船ニ依ル北海道炭会場輸送~」で現実的な報告書を遺している

2014-12-29 02:35:50
SY1698@12/31東3-ウ30b @SY1698

そのあたり「中国貨車論叢III」で「桑原俊英と満洲の港湾 (大連甘井子埠頭の川崎車輌製電気機関車 補遺)」として来歴をまとめてます。これは書泉グランデ・東方書店で委託販売中 (2012/12刊の既刊ですが) 大連甘井子で見た電気機関車からここまでよう追いかけたわ

2014-12-29 03:03:48
SY1698@12/31東3-ウ30b @SY1698

#旅順鎮守府 伏線がなかったわけではない。実は大連甘井子建設所長だった桑原利英は1931年に洋行し欧米の港湾荷役自動化の実情を視察に行っている。その内容は当時の「港湾」誌に掲載されている。その目的がそこにあったとすればどうだろうか

2014-12-30 08:28:25
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