それ以外では……酒井さんの回がバルディオスやキャシャーン的なシリアスな敵のバックボーンが用意されているなぁと本編の出来とは別の点でニヤっとしてしまった。第13話「学園ガジガジパニック!」もタイムボカンシリーズらしからぬタイプの話なので新しい方向性を目指していた所があるのかも。
2015-03-07 17:17:23イタダキマンは1クール目後半で若干原点回帰の要素を加えながら、2クール目以降のリリーフメカ編が予想と反してお約束からどんどん脱却していくとはちょっと思っていなかった(笑)
2015-03-07 17:18:29ここら辺は、ボカンシリーズとしての面が薄くなる所はありマイナスかもしれないが、お約束にはまらないで自由気ままにやったという風にも見ることはできる。果たしてこれはシリーズとしてどうなのか……という題材でありプラマイの点で考えることはやはり難しい。
2015-03-07 17:19:48ただお約束の点ではオシャカパズルのBGMネタや占いメカネタ、アイキャッチの遊びなどと無論面白いものはあるはある。
2015-03-07 17:20:20個人的にイタダキマンの方向性はタイムボカンシリーズではないが、時期の近いタツノコ作品「OKAWARI-BOYスターザンS」が受け継いでいるのではないかと思ったり。
2015-03-07 17:23:11このスターザンSについては、主役ヒーローが3枚目から2枚目ヒーローへ変身する点のほか、スターザンが操るオカワリメカは動物をモチーフにした二段変形もの(こっちはコアメカによる組み合わせも含める)なのはイタダキメカっぽくもない。
2015-03-07 17:24:37また、スタッフ面でも笹川、うえだ監督や天野さん、小山さんがメインを張っていたりとタイムボカンシリーズに近い布陣で製作されたポストタイムボカンっぽい……大人びた前作(ウラシマン)の後に生まれて打ち切りの憂き目に遭ってしまった結末も残念ながら似ているかもしれない……?
2015-03-07 17:26:30それ以上に残念な点は、そのスターザンSが未だソフト、動画配信が存在せず本編を視聴できる環境がない事なのだが。個人的にこの作品は昔からに気なっているので視聴できる環境が整う事を祈りつつ……。
2015-03-07 17:27:29もう1つ。イタダキマンの方向性は以前書いたが戦国童子ヒッサツマンにも継がれているかもしれない。こっちはタツノコ作品ですらないが、笹川監督、天野さん、山本先生がメインで参加されている。
2015-03-07 17:28:11そのヒッサツマンも主人公の玄米少年が普段は3悪と行動を共にして人しれずヒーローに変身する点、イタダキマンの初期案にあった3悪が全員女という点が見受けられる。きらめきマン以降ヤッターマンの路線がベースになった作品が基本の中、珍しい一人ヒーローもののポストタイムボカン。
2015-03-07 17:29:47ただ、これもタツノコ作品ではない故に当時のビデオを捜すしかない。実際のタイムボカンシリーズの繋がりでは見られなかったイタダキマンの先にあった道がこの2作に繋がっているのではないかと(スターザンはもはや推測でしかできないのが残念)
2015-03-07 17:31:11といった所で、イタダキマンについて終わり。正直昭和シリーズの中で唯一視聴環境が整っていない作品だったので、こう見れたのは良かった。DVDBOXの解説書はなかなか愛があふれており、肯定的な見方を促進させてくれるのでオススメだ(宣伝)
2015-03-07 17:32:33