IT戦士は魔法少女！

よんてんごP @yontengoP

昨日はIT企業に内定した子たちの合同懇親会というのに参加していて、 話を聞く機会があったのだけれど、 多くの大学生たちにとって「IT業界」というのはやっぱり「ブラックの代名詞」であって、 そこに入ったとなっては彼らにとっては「絶望」に他ならないそうだ。

よんてんごP @yontengoP

勿論、理系とか情報系とか元々IT業界を志望していた子にとっては 願ったりかなったりの職場である場合も多いけど、 文系卒、あるいは理系でもITとか関係ない職種を希望していて、運悪くその 志望業界に入れず、仕方なくIT業界を望んだ子たちにとっては 「絶望感」もひとしおらしい。

よんてんごP @yontengoP

言うなれば、大量のお祈りメールを貰って打ちひしがれていた所に、 ◯◯ナビとか◯◯ナビの担当者がやってきて 「内定というキミの願いは叶えてあげるから、魔法少女(IT戦士)になってよ！」 と言ってるに等しい、という話を聞くことが出来た。

よんてんごP @yontengoP

だからつまり、望まずしてIT業界に入ってきた子たち、というのはもう 入社の時点で 「みんな死ぬしかないじゃない!」 「あたしってほんとバカ」 みたいな気持ちになっている子も結構な数いるのだそうだ。

よんてんごP @yontengoP

で、こっからが重要というか僕らIT業界の人間は知っておいた方がいいかと思ってるんだけど 「だから内定者たちは既にこの業界に対して絶望しているわけで、 そこから頑張ろうとか、努力したいって気持ちはほぼ無くて、 文句言われない範囲で死んだように過ごすことだけを考えている」 とのこと。

よんてんごP @yontengoP

で、そこで考えなきゃいけない部分としては、多分だけどIT業界に残ってる人ってのは全員とは言わなくてもプログラム作ること(自体)は好きだったり、技術面に興味のある人がこれまでは多かったはずなんですよ、特にいま偉い地位にある人々ってのは。でも、今後入ってくる子はぜんぜん違うんだ、と。

よんてんごP @yontengoP

まあ会社にもよると思いますし、それこそ名の通った大企業ならば大勢の志望者が押し寄せるからある程度取捨選択も出来るだろうけれども、 そうではない大部分を占めるIT中小企業にとっては、今後 「何で自分から技術とかに興味持たないの？」 っていうのは結構ハードルが高いのかもしれない、と。

Umepon @shunji_umetani

大学でも全く同じことが起きている気がする．さらに困ったことに「興味があるから進学したんじゃないの？」という大学院生でも... → 「何で自分から技術とかに興味持たないの？」っていうのは結構ハードルが高いのかもしれない、と。

Umepon @shunji_umetani

でも，レベルの高低に関わらず「興味の持てること」を確信できる人と言うのは少数派なんだろうし，自身の生活を維持向上するために技術を身に付けるという意識も希薄であれば，こういう傾向が進むのは仕方ないのかなあ．