オーゴショ氏のWin東方考察他

後にサイトでまとめ直されるらしいですが、Twitterで話されていた 一連の話題をリスト化しておきます。 ※急になんとなく公開   11年2月:今更気付いたけど、霊夢と永遠潰しには聞き覚えある 続きを読む
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オーゴショ @ohgosho

儚月抄の紫の計画は、レミリアのロケット・紫の囮・幽々子の侵入の三段計画で、紅・紫・青の綺麗なグラデーションでしたが、そういえば紫が妖々夢の紫色コスチュームだったのもこの計画を意識してのものかな。

2010-12-18 15:12:37
オーゴショ @ohgosho

妖々夢は色が要素の一つで、七色の人形師やプリズムリバーなど虹の七色が東方第七作とマッチしており、名前の橙、藍、紫に加えて、妖夢の緑衣、幽々子の青衣がある。特に幽々子の青は五行の春とも合致するし、ギャストリドリームの青き夢(幽冥)にもつながる。そして儚月抄のサブタイトルの青。

2010-12-18 15:17:37
オーゴショ @ohgosho

永夜抄の流れをくむ儚月抄なら、紫も永夜抄と同じコスチュームでも良かった。作画面でややこしくても、三月精で描かれてるし、漫画だからシンプルな衣装にしたわけではないと思われる。やはり、紅・紫・青の三色の一要素を衣装でも補強していた紫の術式と見るのがよいかなぁ。

2010-12-18 15:20:16
オーゴショ @ohgosho

夜空にオリオン座が見られる季節にはつい儚月抄に思いをはせてしまう。三つ星の先に月でも浮かんでいればなおのこと。しかし、儚月抄はアルニタクとアルニラムが逆だったのがよろしくない。後の版で改正されたのだろうか? あとしめくり縄も。

2010-12-18 15:24:02
オーゴショ @ohgosho

一般的に桃源郷だとかの理想郷、天国とか浄土も含めても良いけど、光あふれて暖かで永遠に幸福に包まれた環境というイメージ、かな。幻想郷も理想郷系ということでロータスランドや無何有郷という単語も見えるけれど、そんな世界ではない、とふと思ったり。

2010-12-18 22:35:26
オーゴショ @ohgosho

天子が典型的な理想郷的世界である天界に飽き飽きした代表例もあるけど、外の世界に学んで変革しようとする山の社会やら外の世界から何やら流れ着く選択結界と、基本的に永遠性が排除され、全体のバランスを考慮しつつ精神的な発展を求める、妖怪側が中心的に築いた、システム的に理想的な理想郷かな。

2010-12-18 22:40:38
オーゴショ @ohgosho

天子が典型的な理想郷的世界である天界に飽き飽きした代表例もあるけど、外の世界に学んで変革しようとする山の社会やら外の世界から何やら流れ着く選択結界と、基本的に永遠性が排除され、全体のバランスを考慮しつつ精神的な発展を求める、妖怪側が中心的に築いた、システム的に理想的な理想郷かな。

2010-12-18 22:40:38
オーゴショ @ohgosho

まぁ、ちょろちょろと試論。まだまとまってないけど、とりあえず断片的につぶやき投下して、(いつか)つなげてサイトに投下しようという目論見。

2010-12-18 22:43:11
オーゴショ @ohgosho

ちょっと注目しているのは、紅・妖・永の三部作と風・地・星の三部作。

2010-12-18 22:53:50
オーゴショ @ohgosho

前者は異変を起こす約束事か気まぐれかという異変源と月の追手を何とかしようという異変。妖怪が永く生きる中で日常に変化を求めたり騒動を越えて幻想郷のLVアップを図ろうとしたりの永遠を生きるための知恵。輝夜達は月人達から永遠に逃げる為の画策。

2010-12-18 22:54:32
オーゴショ @ohgosho

紅魔郷は紅い霧で昼夜も季節も均一になったような、時間の流れ、世界の変化が消えた様な異変。妖々夢は幻想郷の冬が永引き、季節の巡りが停止し、生命の誕生の季節が訪れない異変。永夜抄は主人公たちが夜を止めたのが表向きの異変だけど、永遠亭の面々が永い逃亡生活を持続するための月隠しが発端。

2010-12-18 22:59:14
オーゴショ @ohgosho

後者は、信仰心を増やす為に神社譲りを持ちかけた、エネルギー革命の一環で新エネルギーを手に入れて暴走した、封印を解くために幻想郷を飛び回った、と、どうも従来の異変とは質が異なる。

2010-12-18 23:04:39
オーゴショ @ohgosho

そうそう、紅妖永は当初の予定ということもあるし、ホーライ(時の神)=蓬莱がやりたかったがための作品群(蓬莱人形と紅魔郷の密接さ、妖々夢には首吊り蓬莱人形やおまけテキストに蓬莱の音、永夜抄は蓬莱山輝夜)という根拠から三部作。風地星はストーリのつながりと、ロード画面の素材から三部作。

2010-12-18 23:07:38
オーゴショ @ohgosho

異変の話に戻るけど、紅妖永は言うなれば「永遠」的なテーマの異変で、風地星は「変革」的なテーマの異変(出来事)と言えるかな。

2010-12-18 23:09:03
オーゴショ @ohgosho

変革の話題は茨歌仙でもちょくちょく絡みますね。河童の腕や金で神社を盛り立てようとか常温核融合でエネルギー革命とか、魔理沙も仙人の特性を得ようとか金でもうけようとか。

2010-12-18 23:13:25
オーゴショ @ohgosho

永遠と言えば能力的には輝夜、蓬莱の薬を服用した輝夜・永琳・妹紅ですが、やはり永遠の巫女である博麗霊夢ですな。変化の無い日常、縁側で茶をすすり、境内を掃き掃除。一番楽園っぽい日常の人で、霊夢こそが永遠。永遠の巫女で楽園の巫女。

2010-12-18 23:19:35
オーゴショ @ohgosho

そういう意味では霊夢は自身の役割としての妖怪退治とともに、自身の永遠を維持している。さらに同時に、永遠性を持った異変を放逐している。霊夢だけが永遠で、他の永遠は潰される?

2010-12-18 23:24:05
オーゴショ @ohgosho

結界というものはその内部を外の系から隔離し恒常性を保つものと見れば、それを触って壊せる霊夢はやはり他の「永遠」を破壊していると言えるか。幻想郷の大結界は外の世界の幻想を選択透過する変革システムだから、結界は破壊されないとか。

2010-12-18 23:27:05
オーゴショ @ohgosho

んー、永遠の「遠」だけに注目すれば、無限遠は重力ゼロだなぁ。ありとあらゆる存在に対して「永遠」ならば、あらゆるものから重力ゼロ、宙に浮くとか。あらゆるものに対して無限遠ならば、そこにいてもそこにはおらず、そこにいなくてもあらゆるところにいる?

2010-12-18 23:33:09
オーゴショ @ohgosho

このあたりまだ練らねば。萃夢想で「空(Nothingness)」と霊夢戦のタイトルにあったし、つながるかなー。

2010-12-18 23:34:25
オーゴショ @ohgosho

さて、紅妖永のうち、紅と妖はもともと気まぐれだったのか霊夢の介入が予定調和的だったのか、異変の解除と共に停止した時間は流れ始めて事件の永遠性も失われたわけだけど、永は月と夜が戻っても月からの逃亡生活という永遠性に終止符は打たれていなかった。

2010-12-18 23:38:24
オーゴショ @ohgosho

この残滓があったために、儚月抄での解決が必要となったと見られる。紫の目的としては、幻想郷で人間の立場に立った永琳達が相変わらず月を気にする点かつ妖怪を畏れない点を人間の位置に立ちきれていないと見て、その改善を目論んだ。

2010-12-18 23:42:40
オーゴショ @ohgosho

月の姉妹は成長し、以前見られた問題(浦嶋子の件)も教訓として今では無く能力を発揮できる、一方で、紫の能力は油断ならない(パチェもなかなか)、という認識。これで儚月抄の大筋はちゃんちゃん、ですな。

2010-12-18 23:45:17
オーゴショ @ohgosho

加えて、永遠亭の月人はもう一人、輝夜さんがいらっしゃる。こちらの認識にも何か変化があったか、永琳にくっついていただけじゃないか、と考えると、小説版の最後に思い至る。そこでは霊夢が輝夜の永遠観(の一部)を打ち砕いてはいなかったか…。これも儚月抄の目的だったのかなー、なんて。

2010-12-18 23:48:40
オーゴショ @ohgosho

ついでに、月世界にも永遠殺しの影響は少しはあったかも。スペルカードバトルなんて切磋琢磨の種がまかれたし、折角希釈された穢れもちょっと持ち込まれて撒かれたし、永遠の日常に飽き飽きの玉兎達に幽々子が一月間も何か吹き込んでたし。その影響が開花するのはちょっと先かだいぶ先かは不明だけど。

2010-12-18 23:53:30