モーリー・ロバートソン「だけどぼくは右派ではない」

モーリー・ロバートソン @gjmorley

（６）慰安婦に関しては、まず日本を報道する英語プレスの歪みを是正し、そこから「戦時の性暴力」がどのようなものだったのかを検証すべきだと思います。「性奴隷＝sex slave」かどうか、あるいは当時の日本側の「慰安婦」だったのかどうか…だけど本音を言うとこっちも興味が無い。

モーリー・ロバートソン @gjmorley

（７）沖縄の基地に関しては、「沖縄のアイデンティティー」と一体化させる活動家のレトリックに沖縄のかなりの人達が乗せられている気がする。これもあまり強い興味を持てないので、自分から議論に分け入っていくことはないだろう。引っ張り込まれたら、その都度何か言うけど。

モーリー・ロバートソン @gjmorley

（８）大きな枠組で中国の軍事主義、拡張主義というコンテキストは周知した方がいいだろう。靖国参拝への激しい反応や国内の反日世論動員も、この国家戦略と統合されているので、木を見て森を見ずの議論をいつまでも続けるわけにはいかない。ただし中国を封じ込めるのではなく、engageで。

モーリー・ロバートソン @gjmorley

（９）やはりオバマ大統領は偉大だと思う。直近ではNYTのロング取材に答えた発言が、すごすぎる。 Iran and the Obama Doctrine nyti.ms/1C7rsvr

モーリー・ロバートソン @gjmorley

個人的にオバマは終身大統領でもいいと思ってる。「オバマは弱い指導者の典型だ」とかほざいている輩は、まず英語を話せるぐらいになってから物を言え。自分のリテラシーの低さを棚に上げて、聞いたふうな吠え方するんじゃねえよ！

モーリー・ロバートソン @gjmorley

（１０）ヘイトスピーチは規制すべきか？よくわからない。目に余る暴力性があり、制度を変えるよりも迅速な対応が求められるケースが今後続出すると思う。隣接する事象だが、2012年にツィッター上で激しい憎しみを連続的に書き込まれた。「殺す」と書いた瞬間に警察に届け出。直接行動の勝ち。

モーリー・ロバートソン @gjmorley

ただ、集団で抗議行動をする場合はそれに伴うリスクも併発する。「何がヘイトかは俺たちが決める」「ヘイトを垂れ流す奴には肉体・精神の両面で制裁を加えてもいい」という方向に暴走しはじめると、何がなんだかわからなくなる。

モーリー・ロバートソン @gjmorley

最後は個々人の対応次第だと思っているけど、もしもどこかの団体やアジテーターがぼくのハーフである出自や血統を攻撃してきた場合、まずは公明正大な対応をし、止まらなければ被害届と訴訟。より速やかに対応しなくてはならない場合、魔術の技法で懲らしめる。でも後者は抑制できないので最終手段。

モーリー・ロバートソン @gjmorley

（１１）で、これだけずらっと並べてみるとやはり自分は本当は興味を持っていない。人類の進化の方が大事で、その一環として日本を「変われる社会」へと覚醒させていくというスピリチュアルな作業の方に身を置いている。でも大本教も生長の家もだめだったし、左翼運動もだめだったし、バランスが大事。

モーリー・ロバートソン @gjmorley

（１２）で、ヨガの技法が30年近く身についているわけですが、ヨガはあくまで「自分のヨガ」をすることが重要で「結果を出す」ということに主眼を置かない。したがって「見る見るかっこよくなっていく」といったライザップ効果も期待できないし、千里眼を持つ賢者にもならない。そこは申し訳ない。

モーリー・ロバートソン @gjmorley

ジャーナリストとミュージシャンとヨギーをさんざんやってひとつ言えるのは、善悪・正邪は一歩引いて見つめないとね。ただ、厭世的にスピリチュアルや神秘に引きこもっても結局、子供のままのおとなになってしまう。世俗の事象にengageして、汚れながらadeptであることと見つけたり。