#公衆衛生とヨーロッパ文学
メアリーポピンズは不思議な薬瓶を持ち歩いていたし、ドリトル先生のところのダブダブはお掃除が大好きだったな。#公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 16:47:46その始まりとしては、ボッカチオ『デカメロン』を挙げねばなるまい。1348年イタリアで大流行したペスト禍を逃れるため、一つの屋敷に避難した10人の男女が退屈しのぎに語った話を採録する形式で書かれた艶笑文学。 #公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 16:58:41@Butayama3 ヨーロッパ文学じゃなくてアメリカ文学ですが、『小公子』の中には、イギリスに渡った後のセドリックの母が、小作農の生活改善を図るシーンが出てきますね。。#公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 16:53:16@Butayama3 あと、『デカメロン』なんて黒死病が流行っている最中の話で、呑気なんだか切羽詰ってるのだかよくわからん雰囲気で。#公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 16:55:03これもアメリカ文学だが、オルコット『若草物語』(1868)。三女ベスは猩紅熱で生死をさまよい、一命を取り留めるものの病弱となって、後に夭逝する。後の特効薬であるペニシリン発見(1928)の60年前に書かれた小説。 #公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 17:02:30一方、日本ではこないだジブリが同名映画を製作した、堀辰雄『風立ちぬ』に代表される「サナトリウム文学」が一大ジャンルに。 #公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 17:07:41サナトリウムという存在も文学の中では静かに怪しく輝いていた。「魔の山」はドイツ青年ハンス・カストルプが、閉じた異質な世界、サナトリウム「ベルクホーフ」に入って出てくるまでの7年間の物語。 #公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 17:08:34「あしながおじさん」の続編、ジュディの親友サリーが孤児院の院長になって奮闘する話があるんだけど、あれはまさに公衆衛生と福祉の話だった。#公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 17:10:18#公衆衛生とヨーロッパ文学 のタグが大変面白そうなんだけれど、これから出勤なので参加できなくて残念〜。着物の白さは魂の白さとされた中世からの影響、疫病が神の罰ではないと理解された近代、そこに中産階級による「下層階級」の生活改善運動(余計なお世話)とか絡めて、とても面白く発展しそう
2015-04-13 17:16:06パッと思いつくのはアルベール・カミュ『ペスト』(1946年)ですかね。発表当時、公衆衛生の発展で先進国の流行はほぼ無くなっていたはずですが、一方で天然痘も結核も猛威をふるっていた時期でもあり。 #公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 17:16:2419世紀前半のコレラ禍との関係など探したら色々あるだろうか。越野剛「プーシキンとコレラ」ci.nii.ac.jp/naid/110001249… #公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 17:21:00サナトリウム(結核療養所)を舞台とした『魔の山』を著したトーマス・マンは、『ファウストゥス博士』では、自ら梅毒に罹ることで霊感を得ようとする音楽家の姿を描いた。 ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95… #公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 17:21:58結構あるなあ。 児童文学に病気の描写が多いような気がするのは、やっぱり子供と病気の関係がすごく深かったからなのかな。#公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 17:30:57@Butayama3 生き死にを描くためには自然だったってことでしょ。馬車に轢かれて死んだりとかもあるけど。 #公衆衛生とヨーロッパ文学
2015-04-13 17:31:52話の中に感染症が出てくることはよくあるけど、テーマ全体に影響を与えているのは浅学でなかなか思いつかない。#公衆衛生とヨーロッパ文学
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