美学校 中ザワヒデキ文献研究 2014年10月08日 第08回 #文献研究

先回までの二回連続で行った「夏の陣~現代美術史日本篇~」にて話しきれなかった「現代美術史日本篇」の最新部分を復習とともに読んだ。その実況ツイート等のまとめ
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みそむーおでん @misoni_2013

梅ラボの作品はキャラクターの集積でなってるが、多数のキャラが此処のキャラクタが目立たず薄まっており分かりづらく著作権的にも作家的にも問題視されにくかった、

2014-10-08 21:05:35
みそむーおでん @misoni_2013

しかし震災以降、梅ラボは震災を絵で表現しようとし主題を求め作風を変え、それまでのキャラが薄まった抽象表現主義風から、キメこなを中心にすえた作品となり問題が起きた。 梅ラボの作風転換という絵の問題が炎上のきっかけであって震災で何かしようとした美術家により社会的に問題となった。

2014-10-08 21:10:26
みそむーおでん @misoni_2013

2011年には震災以後の世界として黒瀬陽平により発表された文章では、カオスラウンジ宣言が効力失ったとし、表現主義でなくリアリズム、芸術のための芸術でなく人生のための芸術(社会のための芸術)となった。

2014-10-08 21:11:55
みそむーおでん @misoni_2013

近代以前の美術は外側に規範があった。絵はなんのために描かれるか、神を称えるためであり、神のための視覚表現。近世になり王侯貴族のためになる(バロック時代)。

2014-10-08 21:13:44
みそむーおでん @misoni_2013

民主主義革命が起き神も王侯貴族居ない時代、芸術はどうなるのか。 芸術を止める人もいるが、そこで芸術のための芸術として芸術をする人ができてた。絵のために絵を描く。それが芸術の自律性。

2014-10-08 21:14:27
みそむーおでん @misoni_2013

芸術のための芸術としての規範はなにか。表現主義あるいは反芸術、グリーンバーグのフォーマリズム、具象に対する抽象芸術の追求(カンディンスキー、マレーヴィチなど)などなど

2014-10-08 21:15:27
みそむーおでん @misoni_2013

90年代初頭にはシミュレーショニズムが規範だったが、95年以降はそれすらなくなり多様性の時代となり、そこで人生のための芸術がでてくる。

2014-10-08 21:16:16
みそむーおでん @misoni_2013

多様性の時代はイズムがないので何でもある。90年代以降はマニエリスムや快楽主義だ。

2014-10-08 21:16:51
みそむーおでん @misoni_2013

人生のための芸術の時代から、ポストポッパーズから芸術のための芸術が起きたのではないかという捉え方ができる

2014-10-08 21:17:43
みそむーおでん @misoni_2013

しかし、メンヘラ展を見れば治療のための芸術ともつっこめる。 しかし「純芸術のための芸術」は困難で、何かための芸術が芸術のための芸術である。

2014-10-08 21:19:07
みそむーおでん @misoni_2013

社会のため芸術として、取手アートプロジェクトや地域アートがある。それらは表現主義動向とは全く無関係に存在するが、震災以降むしろ説得力を増して東北では大小様々なアートプロジェクトがでてきた。

2014-10-08 21:21:47
みそむーおでん @misoni_2013

外山恒一政治結社我々団と芸術部門のファシスト東野大地、ダダイスト山本桜子について。

2014-10-08 21:25:03
みそむーおでん @misoni_2013

東野、山本は2011年9月にメインストリームを創刊、我々はお前らの芸術に放水車を差し向け、ブルドーザーで踏みにじる者たちのいち身であるバンコクのブルドーザーよ、団結せよと呼びかけた。彼らにとってはイタリア未来派が正しくファシストと結びつくのも必然と考えている。

2014-10-08 21:27:11
みそむーおでん @misoni_2013

反芸術とはダダイズムだが、その山本桜子の経歴は二行。「ダダイズムを研究。ダダイズムの実践。」

2014-10-08 21:28:50
みそむーおでん @misoni_2013

山本桜子は皆藤将が加入した新・方法に対し「「明晰で快活で些かの暗さもましてやルサンチもなく全く無理なく非人間的である(ように見える」分析も行った。

2014-10-08 21:30:33
みそむーおでん @misoni_2013

新・方法の平間貴大は無作品作品を作り、20世紀には作品があり題名がない無題という作品が作られたが、21世紀は題名があり作品がない無作品という作品をつくった。

2014-10-08 21:31:35
みそむーおでん @misoni_2013

ハイアートの逆襲について。 絵画の在りか展では、具象絵画一辺倒で細密マニエラなペインティングが多く作られきた2000年代に比べ、抽象絵画が多くなってきた動向に言及した展示。

2014-10-08 21:33:47
みそむーおでん @misoni_2013

抽象絵画の復権は、中村一美が再評価され、岡崎乾二郎が元気なところからみることができる。

2014-10-08 21:34:44
みそむーおでん @misoni_2013

その抽象画は、表現主義な人達はドローイングが激しくなってペインティングになっているが、最初からキャンバスを容易しペインティングをしている人達。

2014-10-08 21:36:18
みそむーおでん @misoni_2013

ハイアートは1980年代からサブカルチャーに負け続けているが、そのハイアートによる反撃が2014年にはじまっているのか・・・も?

2014-10-08 21:36:45
みそむーおでん @misoni_2013

社会のための芸術とは、一つはアートプロジェクト、地域アートだが、その時行なわれるもの(作品や作品内容)が社会に訴えるものでなく、作家がそこに行く、作品がそこにある構造がそうだ。

2014-10-08 21:38:45
みそむーおでん @misoni_2013

一方、作品内容が社会のための芸術であるとうもの。黒瀬陽平が言うリアリズム美術がそうだろう。

2014-10-08 21:39:37
みそむーおでん @misoni_2013

また反戦展は、作家や作品内容については必ずしも反戦でないしそれを拒まず、地域アートやアートプロジェクト的な社会のための芸術だろう。

2014-10-08 21:40:26
みそむーおでん @misoni_2013

第7章で修正・追加で書かれた部分を読んでいます

2014-10-08 22:07:50
みそむーおでん @misoni_2013

多様性の時代はコマーシャルギャラリー主導の時代であって作家主導の展覧会が少なかったが、その時代の終わりには作家主導の展覧会が多くなった。所沢ビエンナーレ、春のカドなど

2014-10-08 22:10:44