滞英中の大屋雄裕教授、イギリス総選挙を語る。「多党化というより、分権で地方ごとの『大政党』が生まれる」

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Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) @gryphonjapan

いわゆる翁長知事を支持する勢力が結集して小選挙区で全勝した「オール沖縄」も、実質的には地方政党といえるのではないだろうか。でも全員「母体」の政党はあるのだから、めずらしい形態か。 @takehiroohya

2015-05-10 06:52:05

~ いったん 
     まとめたあとの追記~ 

Takehiro OHYA @takehiroohya

某在英邦人の談(わりと納得している)。①連立政権でLDPはとにかく存在感をしめるのに失敗。「連立」というあり方自体への失望感から二大政党制へ回帰。②しかし労働党のミリバンドはとにかく不人気。となると保守党にしか票の行き先がない。③SNP?あれはスコットランドの話。

2015-05-11 10:08:42
Takehiro OHYA @takehiroohya

正直、最終的には有権者が「おおなるほど」と思えばアリ、としか言いようはないなと。政策的にはBCの方がACより近いという状況もあるでしょうし。事前には競争・事後には交渉という選挙の性格がどれだけ理解されているかというのにも依存する。 twitter.com/gryphonjapan/s…

2015-05-11 10:14:46
Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) @gryphonjapan

選挙結果は、A党1位、B党2位、C党3位。だがB+C>A…の時、B+Cが連携して政権を取るのは民主主義のモラル(ルールではない)的にNGか許容範囲か、という議論がありましたよね?こういう場合、投票前に「連立枠組みを表明すればセーフ」かな? @takehiroohya

2015-05-10 06:34:35
Takehiro OHYA @takehiroohya

英LDPの不幸というのはそこにあって、正直連立でも議席数に差がある以上「存在感を発揮」というのも簡単ではない。公明党みたいに「はしばしで」というのが精一杯かなとも思われるところ、連立慣れしていない英国民にそれが十分理解されたかという問題。

2015-05-11 10:17:58
Takehiro OHYA @takehiroohya

「是々非々の立場で閣外協力」と言い放つのが二大政党制批判勢力としてのLDPには最適手だったかもしれないところ(成果に対する責任を追及されることもないわけで)、それは無責任に過ぎると考えたのかもしれず、しかし結果的にはこう。

2015-05-11 10:20:28
Takehiro OHYA @takehiroohya

一方これからのSNPはそのような立場を取りやすい(わしらイングランドのことは知らんけんね)。単独政権樹立に成功したとはいえ保守党の優位はごくわずかなので、難しい政権運営を迫られるのだろうなとは。

2015-05-11 10:22:41
Takehiro OHYA @takehiroohya

政策的にはSNPは労働党に近い(少なくとも保守党には遠い)ので、hung parliament(過半数政党なし)になったら労働・SNP連立かなという予測は結構ありました。労働党は全力で否定してましたが(正面から戦ってる最中だし)。 twitter.com/gryphonjapan/s…

2015-05-11 10:25:56
Gryphon(INVISIBLE暫定的再起動 m-dojo) @gryphonjapan

今後の英国で労働党とスコットランド独立党が手を組むならともかく、国の分裂を招くという批判ゆえに両党連携ができないなら、SNPにかつての票田だった地域を奪われた労働党が、保守党に対して常に数的不利の基調が続くだけ…ってことにならないだろうか? @takehiroohya

2015-05-10 06:29:59
Takehiro OHYA @takehiroohya

スコットランドの傾向が定着するかでしょうが、今回選挙の得票率はSNP50%・労働24%・保守15%(SNPは前回比30%増)。ウェールズにも労働党の地盤があるので、地域分権化の傾向が同様に出てくるとさらに追い込まれることになるかと。 twitter.com/gryphonjapan/s…

2015-05-11 10:38:47