歴史上の小狐丸についての考察5/31更新

『刀剣と歴史』第91号に記された「小狐丸の刀二振りあり」という記事を契機に4月から歴史上の小狐丸について調べ始めました。考察方向は藤原摂関家の野太刀小狐がメインです。歴史上の小狐の実体、作刀者、名称の由来、鞘の装飾とかあります。小狐丸関連で宗近にもちょっとだけ触れていますが、自分がツイッターで呟いたメモとお世話になっているころくさんのツイートをまとめるだけなのでとても雑なものです。時期の早いツイートにミスとかあります。
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幸たま@しばらく低浮上 @yukitama1999

頼長様『台記』より 「今日院參之時儀、 装束、直衣織物、薄色堅文、籠括紅打出衣、白衣二、帶劔、正笏、劔ハ小狐也」 >RT

2015-04-11 20:08:02
幸たま@しばらく低浮上 @yukitama1999

昨夜軽率にGoogle Booksでキーワードに「(藤原北家の人々の日記) 小狐」を入れて検索したところ、『群書類従 8(装束部・文筆部)』、『武家名目抄7』、『台記1』、『兵範記1』、『九条家本玉葉11』に小狐の記録ありと確認できました。

2015-04-12 09:06:59
幸たま@しばらく低浮上 @yukitama1999

資料不足が原因か、『殿暦』より前の野剣小狐の記録を確認できませんでした。『兵範記』第1巻だけでも野剣小狐の記録3つあり、あと『九条家本玉葉11』にこんなことが 「...亥則自故殿所賜也、先例必用小狐、当時在前摂政家、仍勿論、又持笏、...」 先例必用小狐?興味深いです。

2015-04-12 09:10:38
幸たま@しばらく低浮上 @yukitama1999

『九条家本玉葉11』に記されたあの記録は『群書類従 8(装束部・文筆部)』にあったこれか。 先例というのはもしかしたら藤原北家の長が春日社へ参詣のとき、小狐の剣を佩くのが伝統なの? pic.twitter.com/p1X576YITN

2015-04-12 09:17:27
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幸たま@しばらく低浮上 @yukitama1999

野剣小狐の出典はね、『殿暦』以前の記録が欲しいのですよ…『殿暦』以降はこっちで何とかしますから…せめて『殿暦』以前、どの公家様の日記にあったとか教えていただきたいです;;

2015-04-13 14:53:00
比呂ころく @koroku6_

CiNii 論文 -  村戸弥生著, 遊戯から芸道へ : 日本中世における芸能の変容, A4判, 336頁, 定価(本体6,500円+税), 2002年2月, 玉川大学出版部 ci.nii.ac.jp/naid/110001918… #CiNii

2015-04-11 18:31:50
幸たま@しばらく低浮上 @yukitama1999

小狐丸ほんとネタ多いなー 今の時点で分かった太刀小狐に関する公卿日記に記された記録は藤原忠実の「殿暦」元永元年(1118年)10月26日条でいい? それでこの小狐はいつどんな経由で藤原北家に伝わったの?

2015-04-11 12:52:20

ころくさんが読ませて頂いた『日本刀大百科事典』の小狐丸に関する項目

比呂ころく @koroku6_

日本刀大百科事典の中の小狐丸 pic.twitter.com/0qPCX0arvS

2015-04-10 22:18:04
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比呂ころく @koroku6_

武田家に伝来した方の小狐丸(江草小狐) pic.twitter.com/A2iArNjcy1

2015-04-10 22:21:09
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小狐丸影について調べようと福井歴博の「小狐の太刀の話」を拝読

福井市立郷土歴史博物館 @FukuiHistory

【三日月宗近】の作者としても知られる三条小鍛治宗近が鍛えた名刀【小狐丸】が福井にあったって本当!? 「小狐の太刀の話」 history.museum.city.fukui.fukui.jp/image/kogitsun…

2015-04-09 13:08:49
幸たま@しばらく低浮上 @yukitama1999

文献上は、少なくとも仁平2年(1152)8月に時の藤原氏の氏長者・左大臣藤原頼長が小狐の太刀を佩いて石清水八幡宮に参詣したという記録が残っています(「兵範記」)。その後九条家、鷹司家に伝来し、いつの頃からか京の建仁寺大統庵所蔵となっていたものが、やがて紛失し行方が知れなくなっry

2015-04-11 12:09:45
幸たま@しばらく低浮上 @yukitama1999

「小狐の太刀の話」読んだ。 つまり ・九条家相伝の小狐丸は本物が盗まれた後に新たに打たせたもの ・近衛家も本物の小狐丸を所有しているつもり ・春日神社の神主吉田家代々秘蔵の小狐丸は吉田氏の先祖が江戸で安価で買った「小狐丸影」 ・この「小狐丸影」は吉田氏から九条道孝が買い求めた

2015-04-11 12:24:23

古本屋で注文した「刀剣と歴史」古書127冊がうちに届いて、歴史上に摂家の小狐という太刀が存在してたことが分かってこれが全てのはじまり

幸たま@しばらく低浮上 @yukitama1999

刀剣と歴史91号雑録にある小狐丸の部分。小狐丸クラスタ!大変ですよ! pic.twitter.com/0J2mlEtB52

2015-04-10 22:12:16
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幸たま@しばらく低浮上 @yukitama1999

『刀剣と歴史』第91号、小狐丸の部分をスキャンしました pic.twitter.com/GWO1C0Sv1X

2015-04-10 23:37:28
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幸たま@しばらく低浮上 @yukitama1999

ねえ、あの藤原頼長が小狐丸を持っていたということの意味、分かりますよね? あの『台記』の藤原頼長ですよ?

2015-04-10 23:10:01
比呂ころく @koroku6_

小狐丸の家紋の下り藤、藤原家の代表的な家紋がそれだから公式で悪左府説推してるのでは? pic.twitter.com/ZPGENk4oxD

2015-04-11 13:06:17
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幸たま@しばらく低浮上 @yukitama1999

とりあえず今日の収穫: ・鳴狐は秋元家に行く前に石黒甚右衛門所持だった ・脇差サイズの大国吉、短刀の抜け国吉、岐阜国吉、太子屋国吉は粟田口国吉の作、鳴狐の兄弟 ・鳴狐の号の由来は狐の怪談から来たという説が濃厚 ・小狐丸は藤原頼長所持、鷹司冬平の時に紛失

2015-04-11 00:19:24
幸たま@しばらく低浮上 @yukitama1999

名刀幻想辞典に公卿日記に記された藤原摂関家伝来の太刀「小狐」の記録がまとめられているのですね。とりあえず台記の保延二年(1136年)12月18日条、久寿元年(1154年)11月25日条と台記別記を確認しますか。 pic.twitter.com/RXXFmwOlKI

2015-04-11 10:02:01
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