「精神科医は医者じゃない」?精神医学・精神科医への誤解と偏見―その歴史と事情
精神医学では、投薬を中心に治療が進められます。他の領域に比べて驚くほど多数の種類の薬剤が開発・販売されており、医師の処方を得て当事者は薬を受け取り、服用を遵守することとなります。
薬には、当然副作用がつきものです。例えばパキシルには、自殺企図や他害行為等の重篤な副作用があることが指摘されており、焦燥感のあるタイプのうつには向かないとされています。また、古くはハイミナール、少し前ではリタリン、現在でもハルシオンやマイスリー等の処方薬濫用が問題になっています。
こうしたことを理由に、極端な立場をとる者からは「精神医学は患者を薬漬けにして一生を過ごさせたり、人格を破壊したり、自殺や他害行為を増長させたりする非人道的な疑似科学であり、医学ではない」という、精神医学や精神科医を批判・非難する意見もあります。
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- Tetsuro_S_Phil
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@fafifuac
フロイトとユングが精神医学の装いを持って登場したのは今から振り返ると致命的だったと思う。RT @br117: RT 「精神科医は医者じゃない」?精神医学・精神科医への誤解と偏見―その歴史と事情 http://bit.ly/e1ZDkA
2010-12-31 10:53:04
@fafifuac
精神医療に関して漠然と多くの人間が誤解する理由として、「心と脳が別の物」だといくら理性的な人でも思い込んでしまうことにあると愚考。脳は内蔵の一種で心はその化学作用によって作られているに過ぎない。したがって、その不調を直したり、逆に変調させるには化学物質を投与すればいい。
2010-12-31 10:56:00
@fafifuac
この理屈は他の内臓なら容易に受け入れられるのに脳になるとなぜか受け入れを拒否する人が理性的な人ほど増加するように思われる。意志の強い人だろうが何だろうがロボトミーを施せば別人に変えられるし、脳を害する薬品を投入すればその機能を破壊することは容易である。
2010-12-31 10:57:57
@fafifuac
結局のところ、一定レベルに知的な人には物的なものに左右されない「自分の意志」というものが、あると信じたいという宗教的情熱があるように思われる。まあ、それで人生を築いてきた人間にとっては脳と心の即物的な関係はあまりに理不尽に感じるのも理解できなくはない。
2010-12-31 11:03:36
@fafifuac
まあ、この点は脳科学の観点から精神医学が研究されるようになってからそれほど年月が経っていないことも影響しているので、技術の進歩と知識の普及に期待というところか。
2010-12-31 11:06:33
@fafifuac
ちなみに、これを公言したときにある人からマルキスト扱いされたことがある。その人は「唯物論」の「唯物」ってそういう意味だと思っていたらしい。まぁ、これは知的水準の極めて低い人の反応と整理したが、発言者は既に退職したとはいえ職場関係者だったのが未だに信じられない。
2010-12-31 11:23:25