- uchida_kawasaki
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昨日、東京地裁で傍聴しました。 .@uchida_kawasaki さんの「2015.6.18報道【東電「津波対策は不可避」=震災2年半前、社内文書で-福島第1・東京地裁】関連ツイートまとめ」をお気に入りにしました。 togetter.com/li/836449
2015-06-19 09:11:15というわけで、いろいろ資料と照合中で、そのうちつぶやく予定。この会議資料、東電は第三者には開示しないという縛りをかけて裁判に提出。大事故起こしたうえに、税金もらってるのに、いまだに情報開示を避け続ける企業体質がすばらしい。
2015-06-19 09:14:30土木学会を第三者の「専門の学会」として扱っていいのか、検討してほしいものだす。土木学会は、東電の株をたくさん所有していて、毎年300万円も配当もらってた。利益相反なのだよ。/東電株主「津波対策を先延ばし」と主張 NHKニュース nhk.jp/N4Jo4FFM
2015-06-19 17:24:48おまけに、津波高15.7mを土木学会自体が「かなり確実」と見ていたデータ(2004年)を、もう三年も前から土木学会に出せ出せと請求しているのに、いまだに公開しないような学会なのだ。東電の不利になるようなことはやらない、いまどきここまでしっかりした御用学会は珍しい。
2015-06-19 17:27:40東電は「15.7mどうしましょう。対応せないかんでしょうか」と2008年以降、専門家相手に「折衝」(東電による用語)してきた。折衝した際、技術指導料(大学教授で一回8万円ぐらい)を携えていたかどうかは、つまびらかではない。
2015-06-19 17:42:593保安院系の審議会で、地震学者で一番力を持っていたのは阿部勝征・東大名誉教授。阿部氏は東大退職後、財団法人地震予知総合研究振興会に務めたが、この財団の収入の約2割は東電から。電力業界全体ではさらに多い。阿部さんは東電から給料のかなりの部分をもらいながら、安全審査していたわけだ。
2015-06-19 17:47:45土木学会がウェブで公開している財産目録をご覧ください。平成23年末段階までは保有している。 twitter.com/ODnorest/statu…
2015-06-19 19:09:51この方のいうところの、「土木学会が東京電力の株式を保有している」という論拠が見つからない。 土木学会の津波防災基準を引き下げるよう電力会社が要請していた事、専門部会の電力土木部会委員が電力会社の人間が占める事を問題視するべき。 twitter.com/sayawudon/stat…
2015-06-19 18:26:03土木学会の名誉のために言っておくと、土木学会にいくつかある委員会の中で、原発の津波想定や活断層評価を手がける「原子力土木委員会」がとても特殊で、ほかの委員会はいたって普通の学会のようです。 twitter.com/sasha07250691/…
2015-06-19 19:48:19あざーす。土木学会の事務局長によると、配当金は年200万円から300万円。原子力土木委員会とは関係ない部署が持っている株なので、利益相反にはあたらない、と述べておられます。 twitter.com/uchida_kawasak…
2015-06-19 20:35:23株は1960年から所有しており、土木学会の古巣の職員は「学会は金が無いので、学会職員の給料とか配当のおかげで助かった」と言っておられました。
2015-06-19 20:37:09このニュース関連、いろいろな資料の間で整合性がとれなくなって、よくわからなくなってきた。東電が2008年になにをしたか、まだ不明な点が多い。/東京新聞:東電「津波対策は不可避」 震災2年半前に内部文書:社会(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/article/nation…
2015-06-21 21:22:04これまで、2008年ごろの東電の動きについて、最も詳しいのは検察審査会の議決理由書(このページの2014年7月30日のところ) kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/p/blog-page_95… だった。
2015-06-21 21:25:13議決理由書によると、2008年3月には、地震本部の津波地震を考慮することが了承されていたものの、同年7月には、武藤栄氏が、耐震バックチェックでは地震本部の津波地震の見解を取り入れないことに決めたとしている。
2015-06-21 21:28:57ところが、今回明らかになった資料は、この流れと違っている。 東電株主代表訴訟で提出された原告準備書面12 tepcodaihyososho.blog.fc2.com には、以下のように書かれている。
2015-06-21 21:33:55東電が2009年9月10日ごろ作成した「福島第一原子力発電所津波評価の概要(地震本部の知見の取扱)」に、以下の記載がある。 改訂された「原子力発電所の津波評価技術」(いわゆる土木学会手法)によりバックチェックを実施。
2015-06-21 21:38:04東電が、バックチェック提出引き延ばしに土木学会をどう利用するつもりだったのか、ということだが、よーわからんようになった。東電が2007年7月から311までの間に30回ほど勝俣社長らが参加して開いた「中越沖地震対応打合せ」で、このあたりは議論されていたようだ。
2015-06-21 21:43:14東電は、この「中越沖地震対応打合せ」について、一部しか資料を裁判に提出していない(それも証拠契約を結んで、原告が第三者へ開示することを禁じている)。自分たちに責任はない、予見できなかったというなら、この最も重要な会合30回分の全資料を公表すべきだろう。じゃなければ税金使うな!
2015-06-21 21:46:20検察審査会への意見書drive.google.com/file/d/0B6V4Zw… でも書いたが、どうも2008年は怪しい。 東電のバックチェック(および津波対策)先送り、保安院の津波対応先送りが、このころほぼ同時期に意思決定されている。仲良しの両者が、なんらかの談合をしたのではないか。
2015-06-21 22:01:27