『チームの力』試し読みの感想および理論と実際のズレについて
そういう言葉を、自分達の外の人間との会話で積極的に使おうとしている場合、まずこちらを尊重しろという言外の要求がある。相互理解のための理論ですと言いながら、共通の理解である一般的な意味で言葉を使わない。
2015-06-24 02:27:47言葉は相手を理解し、相手から理解してもらうための要だ。相手をわかろうとする前にこちらのことをわかれというやり方は理論に反するのでは。相手の関心をまず理解するんじゃなかったの?と思う。理論を知る人が増えれば、まず自分が尊重してもらえて、批判されることも無くなると考えているのかなと。
2015-06-24 02:28:11「5%の失敗は許容できる」?
「5%の失敗は許容できる」という方針について。これは数字の「5%」ではなく、「ごぱーせんと」と張り紙をつけてみた四次元ポケットのようなものだと思う。5%という数字に論理的根拠はないだろう。
2015-06-24 02:35:51「少しぐらいの失敗は気にするなー」っていうよくある自己啓発の文言を、なんとなく科学っぽく言ってみたものかなと。不都合なものがあればそこにぽいぽいと放り込んでいく。
2015-06-24 02:36:09もちろん失敗が消えるわけではありません。
著書を見ても、ふんばろうという組織(だかチームだか)は初期のうちに、全体像が掴めないほど広がっていったということが書かれている。つまり100%がわからないんだからもはや5%もわかりようがない。5%に収まっているかどうか判断できない。
2015-06-24 02:36:23(あれ…。ひょっとして実績が大きいと必然的に5%の範囲も大きくなって失敗が多くても5%に収まるとか…。さすがにそんなことは考えてないか。)
2015-06-24 02:36:35それともそれぞれの個人の活動の内、5%の失敗が許容されるという意味だろうか。だとすると随分主観的だなと思うし、その人自身が気付いていない失敗はどこに含まれるのだろう?それから成功とは、失敗とは、具体的に何を指すと考えているのかもはっきりとしない。物資を配れたらそれで成功なのか。
2015-06-24 02:37:02