- walker_hotate
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新宿を歩いてると、赤と黄色の看板が異様に多いことに気づく。居酒屋、マック、ミスド、ABCマート、ドンキetc…。認知科学かなにかの分野で赤と黄色が購買意欲を掻き立てるという研究結果でもでてるのかしらん。
2010-12-31 10:29:21あ、今気づいたけど、安さが売りの店は赤とか黄色の看板で、高級感とかサービスを売りにしてるところは寒色系の看板が多い。だからモスは緑なのか!
2010-12-31 10:33:17紅とか朱って、日本人にとっては古くから尊く神聖な色だったはずなのに、どの時点で『安っぽい』イメージも付与されたんだろうか。居酒屋の一休の赤は安っぽい感じだけど、神社の赤は依然としてありがたい不思議。
2010-12-31 10:39:19@mame767 赤を使うと売上が2割増しとか聞いた事ある気がする。私も詳しくはないのだが、色彩心理学だと思う。歴史的には、ゲーテとか空海が基の理論を出してたような(うろ覚え)。色彩心理学は広告やWebページ制作にも生かされてるらしくて、私も編集やってた頃にかじったよ☆
2010-12-31 12:23:44@mame767 本は、昔読んだ「色彩心理学入門 ニュートンとゲーテの流れを追って」が面白かった気がする(うろ覚え 泣)。でも少し堅かった。「漫画で分かる色のおもしろ心理学 青い車は事故が多い?」とかの方が面白いかも。(私はまだ読んでないーごめん。でも評判良いので気になってる)
2010-12-31 12:30:50@yukorya おー!さすがゆこり。ありがとう( ´ ▽ ` )ノ読んでみるね。簡単そうなやつ(=漫画)からwwそれにしても空海さんが色彩についての理論を出してたとは…。やっぱ曼荼羅の世界に関係があるのかしら。
2010-12-31 13:42:03@mame767 色に対するイメージは、昔はやっぱり宗教色が強かったらしい。赤が神聖だとされたのは諸説あるようだが、太陽や血の色を連想させること、自然界に実は赤色が少なく(実は青・緑・茶が大半)貴重だった、ってこともあるとか。→続く
2010-12-31 13:53:01@mame767 日本の色彩観は、大陸の影響、特に中国の仏教思想・五行思想あたりを取り入れて、独自にアレンジしていったものらしい。たとえば位を表す色の変遷なんかにも、色への意識の変化が見られるのだそーで(ちなみに最も高貴とされたのは紫)
2010-12-31 13:53:45@mame767 あ、あと、どの色が貴重だったかは、赤色顔料の採取量にも拠るかも。朱雀門などの仏教寺院や宮殿の梁や柱に使われた丹色は、めちゃくちゃ貴重だったらしい。(なんか話し逸れまくってるな…汗)
2010-12-31 13:54:53@mame767 まぁ青で食欲が減退するのは http://bit.ly/11H2uV なんか見ても実感する。http://bit.ly/9c2JkX に近いことが書いてあるかしら。途中からは無し変わっちゃうけど。
2010-12-31 13:57:32@mame767 ここからは妄想だが、そういうふうに宗教的・物質的(材料事情)・感覚的だったのが、西洋の色彩心理学を取り入れてから、俗的になったのかしらーなどと思ったり。赤使えば売れるみたいだぜ!みたいな…神々しさの欠片もない感じに笑
2010-12-31 13:58:10@mame767 あ、あとこれだ。http://www.kokuyo.co.jp/yokoku/master/color/013.html
2010-12-31 14:00:08@yukorya @mame767 色彩心理学の導入以前に、前近代の配色に対する規制(江戸時代の奢侈禁止令とかも含めて)が無くなったのと、合成塗料・着色料の発達によりカラーバリエーションが増えたのがあるような気もする。
2010-12-31 14:06:16服の色限定だけど、http://bit.ly/a4bLCF によると ”赤系 ・紫系の服色の着用を規制された江戸庶民の方々は、青、茶、鼠色の渋ーい色、及び、限りなく黒色に見えるカラーで勝負していたのです。(但し、アウター色。)” らしい。
2010-12-31 14:10:35@yukorya 古代の色彩感覚が宗教と密接な関係があるというのはその通りかも。絵画や建築の発展は信仰・祭礼と切り離せないものだし。古くは冠位十二階とかも、色の貴賎のイメージングを作りだしたろうと思う。
2010-12-31 16:06:14@yukorya 多分心理学と認知科学の成果がマーケティングにおおいに利用されてるってことはあるよね!それを需要した大衆によって、色に新たなイメージが与えられる側面。…そろそろ難しい言葉を使うのがムズムズしてきた!私はアホの子ですのでそこんとこよろしくお願いします!
2010-12-31 16:16:27@walker_hotate @yukorya 前近代の配色に対する規制がなくなった、ってそもそも規制なんてあったんだ^^;勉強になります。貼り付けてあったリンク、私の疑問に対する答えが整然と書かれていて面白く拝見しました。ありがとう!
2010-12-31 16:24:48@walker_hotate @yukorya あと、個人的に色彩イメージについては印刷技術の発展もすごく関係あるよなぁと。ホタテさんの着色料のお話と近くなるけど。昭和って色で表すと、白黒(モノクロ)プラス赤だと思うのね。続く
2010-12-31 16:28:32@walker_hotate @yukorya と、思うのも、モノクロ印刷に対する「二色刷り」では圧倒的に赤が使われてるイメージ。モノクロの時代に一番身近で安価な彩りは赤だったんじゃないかな、と。そこdeも「安っぽい」「卑近な」赤に対するイメージが生まれている気がする。
2010-12-31 16:34:28@walker_hotate @yukorya と、思うのも、モノクロ印刷に対する「二色刷り」では圧倒的に赤が使われてるイメージ。モノクロの時代に一番身近で安価な彩りは赤だったんじゃないかな、と。そこdeも「安っぽい」「卑近な」赤に対するイメージが生まれている気がする。
2010-12-31 16:34:28@walker_hotate @yukorya 気づけば黄色の話は消え失せて赤の話ばかりしてしまったwでもお二人のお話が聞けて勉強になった。無意味なオナニーツイートもしてみるもの。
2010-12-31 16:35:49