一人出版社 C.E.S.B. による「本のアクセシビリティ」に関する連続ツイート

3
commonstyle @commonstyle

アクセシビリティーの情報番組「AccSell」に、一人出版社として出演致しました。/第73回 「なんか気がついたら3日座っていた」|ポッドキャスト|AccSell accsell.net/podcast/0073.h… @AccSell_net pic.twitter.com/0PbnGXvT3O

2015-07-15 13:41:59
拡大
commonstyle @commonstyle

[本のアクセシビリティ-1] 私は、2010年に発行した「電子書籍の作り方」という書籍のなかで、 「ユニバーサルイーブック」のコンセプトについて書きました。 今の一人出版社でも、ユニバーサルイーブックの研究は継承しており、時間をかけて、試していこうと思っています。

2015-07-15 18:58:40
commonstyle @commonstyle

[本のアクセシビリティ-2] 私たちが「読者」と呼ぶ人たちには、 子どもからお年寄りまで含まれ、視覚障がいの人でも「音声読み上げ」で読書することが可能なことは知っていると思います。 では、知的障がいの人や自閉症の人たちはどうでしょう?

2015-07-15 18:59:20
commonstyle @commonstyle

[本のアクセシビリティ-3] 文字が読めても内容を理解できない人たち、そもそも文字を読むことが困難な人たち。 世界には、「あらゆる人が平等に読書の機会を得られる」ように、 「やさしい本づくり」に取り組んでいる国があります。

2015-07-15 19:00:17
commonstyle @commonstyle

[本のアクセシビリティ-4] 例えば、 スウェーデンの新聞「8 SIDOR 8sidor.se 」は、知的障がいや学習障がいの人、母国語の異なる移民の人たちなども対象とした 「理解しやすい」「読みやすい」記事を作成しています。

2015-07-15 19:01:17
commonstyle @commonstyle

[本のアクセシビリティ-5] ノルウェーやフィンランド、ベルギーなどにも同様の新聞があります。 フィンランドでは、このようなコンセプトでつくられた新聞や書籍に、selkokirja(読みやすい)出版物を表すロゴマークを付けています。

2015-07-15 19:01:52
commonstyle @commonstyle

[本のアクセシビリティ-6] 「理解しやすい・読みやすい」本に付加される要素は、総ルビやイラスト、PIC(ピクトグラム・イデオグラム・コミュニケーション)などのシンボル、マンガなどさまざま。 一人出版社では、医療・ロボティクスの本を子どもにも読んでもらえるようにマンガにしました。

2015-07-15 19:02:33
commonstyle @commonstyle

[本のアクセシビリティ-7] このような「理解しやすい・読みやすい」本は、「LLブック」や「マルチメディアDAISY(デイジー)」などで実現しています。 一人出版社では、スマホコミックづくりで得た「短い時間で情報を伝える」手法をselkokirja本に応用する実験を始めました。

2015-07-15 19:03:30
commonstyle @commonstyle

[本のアクセシビリティ-8] これは「同時解決」の挑戦でもあります。 知的障がい、学習障がいの人、自閉症の人たちが「読書」できるselkokirja本は「スペシャル」な作業になりますが、 お金をかけられる電子出版の仕事で開発した技術が転用できれば「同時解決」になるのです。

2015-07-15 19:13:19