これも一つの個性かと ~遺伝子多型・臭いの感じ方について~
青臭さを感じるのも、必ずしも遺伝子のせいじゃなくて、生活習慣から来ていたり、心理的なものだったりする可能性もあるわけですよね。
@y_tambe @naokororin2 @shima_usa96 まあ、でもパクチーやセロリは単に「好きじゃない」というのも心理的な要素もおおいに有りそうですよね。そこの区別ってつく?
2015-07-24 23:37:23@Butayama3 @naokororin2 @shima_usa96 先に紹介してた、パクチーとOR6A2の論文は、12000〜14000人くらい対象にして、パクチーが好き/嫌い、パクチー食べたときに独特の香味感じる/感じないを聞き取り調査して、それとSNPsの場所調べてる。
2015-07-24 23:40:23@Butayama3 @naokororin2 @shima_usa96 当然「臭いは強く感じるけど、好きだから平気」って人もいるだろうけど、そこは統計とってみて、計算して、違いがあるかどうかをチェックする、という。
2015-07-24 23:41:53@y_tambe @naokororin2 @shima_usa96 アラー、そういうことをちゃんとやってるんだ。
2015-07-24 23:46:05@shima_usa96 @Butayama3 @naokororin2 原著、オープンアクセスなので。よければ。 flavourjournal.com/content/1/1/22 「地道な研究」というか、23andMeっていう民間の遺伝子解析サービスがやってるやつなので、デモ的というか。
2015-07-24 23:49:50@y_tambe @Butayama3 @naokororin2 ありがとうございます。23andMeでは、全然、地道じゃないですね。nの数は期待できそうだけれど。
2015-07-24 23:51:15@shima_usa96 @Butayama3 @naokororin2 2セット使ってて、片方は14604人(パクチーは石けんの味?アンケート)、もう一方は11851人(パクチー、好き?嫌い?)。ビッグデータ、ビッグデータ。
2015-07-24 23:53:22実は、私自身にもあなたにも、「感じにくい臭い」がそれぞれあるらしいのです。
嗅覚遺伝子の個人差で有名なのは、パクチーよりもむしろ、「濡れた藁の臭い」の原因、イソブチルアルデヒドを感じない、イソブチルアルデヒド嗅盲。およそ36%の人に見られる、かなり多い嗅盲で、OR6B2の近傍にあるSNPsが関連してるといわれてる。
2015-07-24 23:57:04@Butayama3 イソブチルアルデヒド嗅盲は、嗅盲の中でももっとも頻度が高いものだそうで、それ以外の香りにも1〜3%くらいの割合で嗅盲があるそうな。ヒトの嗅覚遺伝子が400種類だから、誰しも数〜数十種は、何かしらの嗅盲を抱えてて、感じにくい臭いを持ってる。これも一つの個性かと
2015-07-25 00:43:47@Butayama3 味覚の中での苦味もそうだけど、嗅覚も「敏感」な方が却ってキツく感じて耐えられないことが結構あって、「感覚が鈍い」方がいろいろ楽しめるという面もあったりして。
2015-07-25 00:50:11