魔法少女名鑑（仮）

みつくりざめ @mitukuri_zame

@ottimorice ◆魔◆魔法少女名鑑#086【フィロソフィ】天上の神官を思わせる荘厳な装束に身を包んだ魔法少女。どういう訳か肩に乗せたピーマンを指し示し、ささやくような小声で何らかの問いを投げかける。満足に回答できた者は未だなく、全員が自我を破壊され廃人と化した。◆法◆

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@NWJP_FJ_R2 ◆魔◆魔法少女名鑑#087【ダリューシェン】己の消滅を願った少女が変異した物。実際変身すると姿が不可視となり、そのまま変身を維持すれば彼女の命もやがて霧散する。半ば強制的に命を繋ぎ止められ、諜報特化魔法少女としての道を歩む事になった。◆法◆

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@anrimamamayu ◆魔◆魔法少女名鑑#088【コールドストレイジ】15歳にして人生の頂点が今であると絶望した結果、想像を絶する冷気で時間を止めることに思い至った魔法少女。彼女がいる空間は瞬時に凍結し、彼女が目にした時のまま永遠不滅の存在と化す。◆法◆

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@kyuukyokunod ◆魔◆魔法少女名鑑#089【パペティアー】触れた人間を傀儡と化す魔法少女。一度触れれば動作はおろか、発言までも自分の意のままに実行させる事が可能。魔法を発動させる手法の都合上、同時に二名しか操る事ができないので活動の場は残念ながら非常に限定的。◆法◆

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@kurapuki_1327ZZ ◆魔◆魔法少女名鑑#090【サイノタイプ】ペンタブ型魔法のバトンを携えた最新型魔法少女。魔法のバトンに描いた物を疑似的に実体化させるだけでなく、視認する空間を自在に『書き換える』事も可能である。ただ燃費は非常に悪く、活動限界が5分で訪れる。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#091【リプロダクション】神話級存在・ゴーゴン三姉妹の石化能力の人為的再現に成功した魔法少女。対象の原子配列を強制的に石の物と置換するため、生命体であるならば確実に石化可能と豪語する。オリジンたるゴーゴン三姉妹の殲滅に動くが、ほぼ同時期に消息を絶った。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#092【ヘヴンディセンド】天使の如き姿をした魔法少女。飛び降り自殺を図った者の前にのみ現れ、地面に激突するより速く苦痛も恐怖も無い穏やかな死を与える。出現条件が余りに特異ゆえ、永らく存在が疑問視されていた。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#093【ザ・ムーヴィー】野球帽にサングラス、片手にはメガホン型魔法のバトンを持ったノスタルジック魔法少女。『女の子を主役にするまほう』を使うが、乏しい魔力と貧弱な想像力では茶番劇しか作り上げる事はできず、彼女に関わった者は全てが失意の中で消えて行った。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#094【ザッハーク】二匹の大蛇が絡み付くような装束の魔法少女。魔法少女化により常人の三倍の知能を会得するに至ったが、それは毎日二人の犠牲を出す事により得られる物である。忌まわしき常人の三倍の知能が出した結論は、2か月後に彼女自身が確実に破滅する事だった。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#095【グリーヴ】その名の通り脚甲を装着した魔法少女。くすんだ銀の脚甲は何らかの仕掛けで可変式となっており、ある時は7フィートもの大剣に変形させ万物を切り裂き、ある時は堅牢極まる盾に変形させ攻撃を防ぐ。この異様な仕組みについて彼女は何も語らない。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#096【ブロードソード】過去に存在した魔法少女。7フィートにも及ぶ大剣を自在に操る勇猛な魔法少女だったが、何者かの手により石化して果てた。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#097【スクトゥーム】過去に存在した魔法少女。堅牢極まる巨大盾であらゆる攻撃から仲間を守り抜いたとされるが、何者かの手により石化して果てた。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#098【ゴールデンエイジ】圧倒的な威圧感を放つ白衣の壮年魔法少女。魔法少女黎明期の生き証人であり、年齢も常人の寿命を遥かに超えているはずなのだが、桁違いの血中魔法濃度の為に老化が抑制されている。物理特化した魔法のバトンで敵対者を全て葬り去って来た。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#099【サブマリナー】水中戦特化魔法少女。非人道的戦術で海中戦闘に於いて無敗を誇ってきたが、意味不明の報告を最後に消息を絶った。そもそも魔法少女が海底にまで潜る必要性は無く、彼女が何と戦っていたを知る者はいない。誇大妄想者であった可能性も考えられている。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#100【リフラフ】固有名詞ではなく、正式な魔法少女とカウントされる事の無い有象無象の魔法少女達の総称。当人たちはリフラフと蔑まれている事も知らず、各々が自分が主役と信じ魔法少女を名乗っている。彼女たちの末路は往々にして悲惨だが、決して顧みられる事は無い。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#101【フュルフェーダー】ペンは剣より強しの概念を具現化する事に成功した魔法少女。彼女の持つ万年筆型バトンで作成された書類は極めて強力な法的拘束力を有し、決して何者も逆らう事は出来ない。事実上、誰であろうと法的に殺す事ができる唯一の魔法少女である。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#102【ネバーアロウ】常に極度の激昂状態にある魔法少女。元来は引っ込み思案だった彼女がなぜ怒りと暴力の権化と化したかを疑問に思う者は絶えないが、彼女と対話を試みた者の尽くが有刺鉄線魔法のバトンで血祭りに上げられてしまう為に真相は未だ闇の中にある。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#103【ピアシングシェル】要塞攻略魔法少女。魔法のバトンより凄まじい硬度と質量を備えた魔法の徹甲弾を射出し、攻略対象を文字通りズタズタにしてしまう。徹甲弾をイメージした鋭利な意匠の魔法少女装束を身に纏うが、あちこちが無駄に尖がっていると不評だった。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#104【ミサイラー】グラナイト討伐に参加した魔法少女の一人。両肩に装着したミサイルポッド型魔法のバトンから一度に２４発ものミサイルを乱撃する。アウトレンジ攻撃に勝機を見出すも、発射したミサイルと共に石化。今も奇妙なオブジェとして立ち尽くしている。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#105【ウィンドランナー】要塞攻略魔法少女。対象を内部から崩壊させる魔法徹甲弾の使い手であり、非常に優秀な射手でもあった。ピアシングシェルとはツーマンセルを組み、暴走しがちな彼女を諌める立場にあったが、今は二人並んで物言わぬ姿となっている。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#106【レヴィヤタン】南太平洋に突如として現れた、全長２kmにも及ぶ超巨大な海竜の如き姿の魔法少女。視界に入る物尽くを海の藻屑と変えてきた。余りの巨大さ故に永らく怪獣と呼称されていたが、近年になり頭部に少女らしき人影が観測された為に魔法少女と分類される。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#107【デイトレーダー】大小36のディスプレイが接続された装束を纏う次世代魔法少女。類稀な魔法少女第六感を十全に活用し、天文学的数値の個人資産を有するに至った。戦闘能力は皆無に等しいが、だいたいの不可能を可能にするだけの金という力が彼女にはある。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#108【シールドバッシュ】『大切な人たちを守りたい』という願いを成就させた魔法少女。彼女の願いは両腕に装着された鉄壁の如き巨大盾となって現実の物となった。平和を乱す者を両腕の盾で圧殺するという、極めて攻撃的な盾の実用で魔法少女界を震撼させる。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#109【シャイニングアーマー】荘厳な白銀の鎧を纏った魔法少女。正義の厳粛なる執行者を自称し、如何なる悪も容赦なく処断する。ただし彼女の言う正義とは酷く相対化された物であり、場面によって金だったり公権力だったり数の暴力だったり、都合によって形を変える。◆法◆

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◆魔◆魔法少女名鑑#110【マグネトロン】索敵特化魔法少女。戦闘能力こそ乏しいが、卓越した索敵能力で相棒のサブマリナーの戦果拡大に貢献した。サブマリナーが消失した海域を探索中「真実を見た」という怒号混じりの悲鳴を残して自らも消息を絶つ。◆法◆