かんべむさしの再評価を

かつては「筒井康隆の後継者」とも言われたお方でした。
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リンク Wikipedia かんべむさし かんべ むさし(1948年1月16日 - )は、兵庫県出身の小説家、SF作家、エッセイスト。本名は阪上順(さかがみ じゅん)。 興亜火災海上保険に勤務した父親の赴任先石川県金沢市生まれ。小学校入学と同時に新潟県新潟市に転居、小学校5年の時、大阪府豊中市へ転居した。父親の本籍地が兵庫県西宮市。かつてはプロフィールには石川県生まれ、金沢生まれと記していたが、現在は兵庫県出身で統一。本人としては金沢の記憶が薄い(むしろ新潟育ちの意識がある。また、金沢生まれという表現にはある種のインパクトがある)こともあり、こう

かんべ むさし(1948年1月16日 - )は、兵庫県出身の小説家、SF作家、エッセイスト。本名は、阪上順(さかがみ じゅん)。

作風

初期は、独自の言語感覚で奇想と笑いにあふれる短編を連発した。『遠からず、「本家ドタバタSF」の看板は奪われてしまうに違いない。』とは、筒井康隆編のアンソロジー『'75日本SFベスト集成』に収録された短篇版「サイコロ特攻隊」に筒井が付けた解説の中の一言である。

その後、幻想的な未来小説、世代論的なテーマなどに作風を広げ、近年は、日常に即した設定の中に、軽妙な笑いと辛辣な風刺を込めたサラリーマン小説が多い。
(Wikipediaより)

gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

あとでかんべむさしの短編「逃げる」を紹介するときのマクラに使わせてもらおう。 twitter.com/yuuraku/status…

2015-08-17 07:42:29
dada @yuuraku

突然、現代日本にナチスが攻めてきて逃げなきゃいけなくなる話だっけ。持ち出すものに学生時代の日記二冊ってところが、かんべ氏らしいなと思った。 twitter.com/gryphonjapan/s…

2015-08-17 07:46:36
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

あー、ご存知でしたか。もう今では、普通に入手できないでしょうね… 最近実家から出てきて、戦後70年(終戦後本格化する引き揚げ逃避行)や、「ゲート」序盤の展開(突然異世界兵士が銀座襲撃)に繋げて紹介する意義があると思って というか「再読かんべむさし」をやりたい @yuuraku

2015-08-17 07:50:50
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

君こそ「再読かんべむさし」記事をやってほしいですな(笑) いまかんべむさしの本、どれぐらい旧作がキンドル含めて読める環境にあるんだろうかなあ? @fullkichi @yuuraku

2015-08-17 07:57:34
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

【今の視点で再読したい作品】 ・桃太郎を時局に合わせてころころ政治的に変える童話作家 ・いくら殺しても人権上OKな「鬼」をレジャー的に大虐殺するツアー ・満員電車が「ただ揺られるより、楽しくおしゃべりしよう」と社交クラブになる話 (続く) @fullkichi @yuuraku

2015-08-17 07:59:24
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

・続き ・特許ひとつ当てて生涯普通に食ってけるので「何にもしない」を選んだ男 ・24時間、全く眠らないで大丈夫な男の話 ・梅毒の世界拡大を戯曲仕立てで語る ・政財界のすべてが「秘書ネットワーク」に牛耳られてる話 みな、現代的だよなあ。 @fullkichi @yuuraku

2015-08-17 08:03:25
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

かんべむさしの「水素製造法」は、「インターネット検索」が巻き起こす悲喜劇の先取りであった(断言)@fullkichi @yuuraku

2015-08-17 08:10:58
ふるきち @fullkichi

@gryphonjapan @yuuraku 横入り失礼。懐かしいですな、かんべむさし氏。「宇宙の坊っちゃん」とか「決戦・日本シリーズ」とか読み返してみたいですわ。

2015-08-17 07:54:41
ふるきち @fullkichi

@gryphonjapan @yuuraku 「水素製造法」とかね(笑)。本業で学生の小論文とか読むと、ホント水素製造法か!と言いたくなるのがいっぱいありますわ(^^;)。 homepage3.nifty.com/~tomikura/book…

2015-08-17 08:04:28
ふるきち @fullkichi

@gryphonjapan @yuuraku まあその何割かの類似ネタを清水義範あたりにやられて向こうが生き残ってしまったわけですよ(苦笑)。どこで勝敗が分かれたんだろうなあと・・・スケール的にはむしろかんべ氏が上回ってたと思うのですけどね。SF業界に密着しすぎたのかなあ、とも。

2015-08-17 08:12:30
ふるきち @fullkichi

@gryphonjapan @yuuraku ああなるほど(笑)。てか、今やったらますます悲惨なことになりそうな気がしますなあ(^^;;;)<水素製造法

2015-08-17 08:16:37
dada @yuuraku

長い旅の列車から降りる(法律では15歳まで、18,22歳が区切りというのが示唆的)と背中に桶を背負わされて、その中から人の業やら意識やらみたいなものが表出する「惑星ソラリス」みたいな寓話とか。 twitter.com/gryphonjapan/s…

2015-08-17 08:13:46
dada @yuuraku

結局、筒井康隆がドタバタナンセンスから幻想と実験に行った流れを、かんべむさしも「原魚ヨネチ」や「トロッコ三部作」で追随しようとして力尽きた感じ。あの頃の禅問答のような作品群ものすごく未完の大器感あるんだけどね。

2015-08-17 08:23:07
dada @yuuraku

そんで、ドタバタナンセンス感の需要のほうは清水義範あたりが市場を獲ったと。

2015-08-17 08:27:05
foxhanger @foxhanger

かんべむさし氏は、アイデア短編の需要が減ってかといって「純文学」にも行けず、といった感じがあります。

2015-08-17 08:25:20
foxhanger @foxhanger

筒井康隆氏はなんだかんだいって、時代を越えて一般受けする作品を複数持っていたし。『時をかける少女』とか『七瀬シリーズ』とか『旅のラゴス』とか。

2015-08-17 08:26:23
foxhanger @foxhanger

最近は田丸雅智氏など、ショートショートが再脚光を浴びているようですが、しかし金になるのは本になってから、というのはハードルが高すぎる。

2015-08-17 08:27:51
gryphon(まとめ用RT多) @gryphonjapan

清水義範も数年前「最近、すっかり小説の注文が来なくなった」とか嘆いてるんですよ。「アイデア」の面で、語り継がれるようなすごい短編を書くひとって、いわゆる「ギャグ漫画家の寿命が短い」的に、消費される傾向があるんじゃなかろうか? @fullkichi @yuuraku

2015-08-17 08:35:04
虚宮皇志郎@通常営業終了/転生完了 @OCEANisSOLUTION

かんべむさしというと個人的には何故か『孤冬黙示録』が好きで。

2015-08-17 08:42:21
foxhanger @foxhanger

そうか、『GATE』の元ネタはかんべむさし「逃げる」だったのか。twitter.com/gryphonjapan/s…

2015-08-17 08:43:36
foxhanger @foxhanger

かんべむさし氏と言えば『サイコロ特攻隊』をリメイクしてほしい。抽籤によって選ばれた定年退職後の「団塊の世代」の兵士が、竹島や尖閣諸島で決死隊になるの。

2015-08-17 08:45:12