男と女、善と悪など王道対決から自分との対決など、あらゆる対決を語ったスゴ本オフ「VS」

2015年8月22日に渋谷HDEさんのロビーをお借りして開催したスゴ本オフ「VS」の実況をまとめました。
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根岸智幸 @zubapita

(承前)ちなみにアメリカ版のゴジラも出てきますが、一瞬でやられてしまう。(了) #スゴ本オフ

2015-08-22 15:07:11
スゴ本の中の人 @Dain_sugohon

chicaさん。『wonder』のご紹介。「ああした方が良かったのではないか?」「こんなこといわなきゃ良かった」「なんで私ってこうなんだろう?」とくよくよと思い悩むタチなので、内面世界での対決に惹かれるのかも。 #スゴ本オフ

2015-08-22 14:48:28
スゴ本の中の人 @Dain_sugohon

『wonder』続き。それぞれ抱える、自分の理想と現実の狭間で煩悶し、勇気を持って自分の嫌いな部分と対決していく様子が、一番素晴らしいところ。「正しいことをするか、親切なことをするか選ぶときには、親切を選ぼう」という言葉が、思い悩む自分との対決に役立つ #スゴ本オフ

2015-08-22 14:49:57
スゴ本の中の人 @Dain_sugohon

ルイス・セプルベダ『ラブ・ストーリーを読む老人』のご紹介。『カモメに飛ぶことを教えた猫』を書いたルイス・セプルベダのデヴュー作。とびっきりの作品。エクアドル東部のアマゾン上流、世界の潮流から隔絶されたような村が舞台。しかし、開発の波はひたひた迫ってきています。 #スゴ本オフ

2015-08-22 14:53:02
スゴ本の中の人 @Dain_sugohon

『ラブ・ストーリーを読む老人』続き。現代によって生活が脅かされた先住民や動物たちは、奥へ、さらに奥へと追いやられていきます。そんな中、山猫によって惨殺された外国人の遺体が運ばれて来たことから、物語は始まります。 #スゴ本オフ

2015-08-22 14:53:43
スゴ本の中の人 @Dain_sugohon

『ラブ・ストーリーを読む老人』続き。森を知り尽くした一番古い入植者で主人公の「老人」と、森を追われ、住む場所をなくした「山猫」との対決。結果はいかに? #スゴ本オフ

2015-08-22 14:54:13
根岸智幸 @zubapita

chikaさん。『wonder』R.Jパラシオ著 中井はるの訳(ほるぷ出版)。普通の10歳の男の子だけど、見た目が人と大きく違うことでイジメにあったりする話。でも暖かい気持ちになる。(続く) #スゴ本オフ

2015-08-22 15:07:50
根岸智幸 @zubapita

(承前)今回対決というテーマですが、この本を読むと「なぜ自分はあんなことしかとのか」という過去の自分が立ち返ってくる。いろいろな登場人物の視点で語られていることで、判ってくることがある。自分の中の対決がどっちを行くのか見えてくる。もう1冊。(続く) #スゴ本オフ

2015-08-22 15:07:52
根岸智幸 @zubapita

(承前)『ラブ・ストーリーを読む老人』ルイス セプルベダ。ハッピーエンドの話を読むのが好きな、南米の田舎のオヤジの話。凄く大きな山猫と対決することになる。開発が進んで住むところなくなった山猫。その背後には大きなテーマが秘められている。(続く) #スゴ本オフ

2015-08-22 15:07:54
根岸智幸 @zubapita

(承前)文明社会を継続して生きていく先進国の私たちと、現地に生活の基盤を持つ人々との対決の物語でもある。もっと売れてもいい。(了) #スゴ本オフ

2015-08-22 15:07:56
スゴ本の中の人 @Dain_sugohon

oyajidonさん。『フラグメント超進化生物の島』のご紹介。5億年の間、我々の世界と隔絶されて独特の進化を遂げた島の生態系と、人類との手に汗握る対決です。怪獣、怪生物ファンには、超お勧め。 #スゴ本オフ

2015-08-22 14:55:15
スゴ本の中の人 @Dain_sugohon

神林長平『戦闘妖精雪風<改>』のご紹介。突如南極の上空に出現した超空間<通路>から、人類は異星体ジャムから初めて侵攻を受けた。 対するは、最新鋭の特殊戦闘機・雪風。機械対人間、ジャム体人間、ミステリアスな展開とメカニックシーンで、お腹いっぱいになる侵略SFモノ。 #スゴ本オフ

2015-08-22 14:57:38
スゴ本の中の人 @Dain_sugohon

五味康祐『薄桜記』のご紹介。赤穂浪士で名高い堀部安兵衛と、隻腕の剣の達人丹下典膳を主人公にした、日本的悲愴美に満ちた傑作時代小説です。対決場面の迫真性は、素晴らしいものがあります。 #スゴ本オフ

2015-08-22 15:02:26
根岸智幸 @zubapita

oyajidonさん。『フラグメント超進化生物の島』ウォーレン・フェイ(早川書房)。ほほ怪獣映画のような話。5億年前に僕らの世界と分岐して、ほとんど4分の3はモンスターと人間の対決の話。途中から特殊なキャラが登場する。それがこの作品の評価を二分する。(続く) #スゴ本オフ

2015-08-22 15:08:28
根岸智幸 @zubapita

(承前)しかし、怪獣映画が好きなら絶対楽しめると思う。2冊目。『戦闘妖精雪風<改>』神林長平(ハヤカワ文庫)。神林長平の30年前のほぼデビュー作にして代表作。南極の空間に空いた穴からやってきた「ジャム」という異性物と戦う地球政府。敵地の惑星に進出する。(続く) #スゴ本オフ

2015-08-22 15:08:30
根岸智幸 @zubapita

(承前)主人公の乗る戦闘機は非常に優れた人工知能を搭載していて、人間に取って代わって戦うようになっていく。ジェット機のメカの描写が長いので誰にでもオススメできるわけではないけど。3冊目。薄桜記』五味康祐(新潮文庫)。NHKでドラマ化されたらしい。(続く) #スゴ本オフ

2015-08-22 15:08:32
根岸智幸 @zubapita

(承前)赤穂浪士の入り婿で入ったのに一番有名になってしまった堀部安兵衛と隻腕の剣の達人丹下典膳(丹下佐是を彷彿とさせる)を主人公にした作品。自分の中で一番好きな作品。文章が美しく、対決シーンは血しぶきが感じられるほど。もっと読まれていい作家だと思う。(了) #スゴ本オフ

2015-08-22 15:08:34
スゴ本の中の人 @Dain_sugohon

あしださん。映画のパンフレットどーんと。実写版『進撃の巨人』、『ミッション・インポシブル』のご紹介。ドラマに対立軸を見いだしていくと、ヒーローが戦っている悪役が「対決」する相手と見えるが、キャラが薄いと、なぜ戦っているのかが見えにくくなる。 #スゴ本オフ

2015-08-22 15:30:14
スゴ本の中の人 @Dain_sugohon

(続き)ところが『バットマン・ダークナイト』『ブラック・スワン』になると、悪役以外に対決する対象が出てくる。主人公の行動から「何と対決するのか」を考えさせられる(物語を背負っているから)。 #スゴ本オフ

2015-08-22 15:30:25
スゴ本の中の人 @Dain_sugohon

ノベライズ版『サマー・ウォーズ』のご紹介。これは放流とのこと。映画はラストバトルの花札が必見。夏に読む小説としてオススメ。 #スゴ本オフ

2015-08-22 15:32:46
根岸智幸 @zubapita

アシダさん。テーマが対立ということで、まず、実写版『進撃の巨人』。巨人と人間の対決という構図をとりながら、原作にあまり沿わずに話が進む。『ミッション:インポッシブル』の前作も2つ以上の存在が物語を背負っていて、そのお互いが物語を知っていると面白い物語になる。(続く) #スゴ本オフ

2015-08-22 16:40:37
根岸智幸 @zubapita

(承前)『ミッション:インポッシブル』の最新作は敵のストーリーが薄くて共感できない。進撃の巨人の実写版も巨人の存在理由が薄い。バットマンの『ダークナイト』もジョーカーとバットマンの対決の物語として面白い。(続く) #スゴ本オフ

2015-08-22 16:40:39
根岸智幸 @zubapita

(承前)バレエ映画の『ブラックスワン』も白鳥の湖をモチーフにした対決の物語。『Xメン』もミュータントと人類の対決の物語で、そういう意味ではいま『ガンダム展』やってるガンダムもニュータイプと人類。(続く) #スゴ本オフ

2015-08-22 16:40:41
根岸智幸 @zubapita

(承前)この対決の構造は普遍的に優れた物語に内包されているのではないか。(了) #スゴ本オフ

2015-08-22 16:40:43
スゴ本の中の人 @Dain_sugohon

ふじわらさん。ダン・ブラウン『デセプション・ポイント』のご紹介。何気なく読み始めたところ、目が離せなくなった。米大統領選の時期に、NASAが重要な発見をする。そこにからんで、大統領と、対立候補、その娘、上司などの人間模様が緊張をはらみ、対決とどんでん返しの連続 #スゴ本オフ

2015-08-22 15:35:46
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