オリキャラ中心の刀剣乱舞二次創作レビューまとめ

白 @num1201

そうやって元気に検非違使を狩ったり神様に温泉を教えてもらったり野生の審神者として生活している主人公ですが、山姥切国広がブラック本丸産の今剣を拾ってきます。元気になった後は主人公を慕って特大のイノシシを取ってきてくれるような可愛い子です。

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ですが今剣を連れて出陣したところ、なんと岩融に遭遇して襲われてしまいます。どうやら岩融は今剣が元いた本丸の岩融のようです。主人公は岩融にカラシ爆弾をぶつけて倒します。そして誤解が解けた後は酒盛りへ。今剣がいたブラック本丸(審神者がブラックな本丸)に酔って突撃したところです。

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読んだところではキャラ改悪要素も特に感じず、ちょっと主人公は俺TUEEEEE系ですがそれさえ踏まえれば楽しく読める作品だと思います。最後のページはキャラ設定？などになっていることが多いので、分量自体も毎回少な目です。こういうのにキャラ改悪タグがついているのも困惑するので、

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正直今の刀剣乱舞における「ヘイト創作」系の作品はそのものズバリな名称ができて欲しいです。プギャー系やざまぁ系のあるなしくらいはわかったほうがよいですよね。

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作中で主人公が行っている通りのテンプレ系乗っ取り作品です。どうして乗っ取り作品では政府も審神者も見習いも全員が無能なのか、ここまでがテンプレなのか、と読んでいて不思議な気持ちになってきます。 pic.twitter.com/m2F1pW14TE

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またキャプションの不親切さもテンプレです。もう少し親切にしていただけると助かるな、と思いながら作者さんのTwitterにとんでみましたが、どうやら夜勤とあるところからして社会人の方のご様子。学生さんではないのか、と思いながら読み進めました。（はいはいテンプレテンプレ）

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主人公は政府から脅されて審神者にさせられた女の子。仕方なく審神者になって頑張っていた主人公の元に、政府高官の娘だという見習いがやってきて、これはテンプレ通りの乗っ取りだー！と感づきます。ここで防止策を取ればよかったのでは？自分にも悪いところがあった、と後悔していたくらいですし…。

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主人公についてくる刀剣は鶴丸、三日月、薬研、山姥切、大倶利伽羅、石切丸、岩融、今剣、前田、平野、歌仙、燭台切、厚、小夜、宗三、江雪、太郎、蛍丸の18名だそうです。どういうチョイスなのかはわかりませんが、多分作者さんのお気に入りだと思います。

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そしてついてくる刀剣とついてこない刀剣の間で罵りあいが始まるんですが、正直ついて来ない側の刀剣はとても頭が悪くなっています。(ついてくる側の刀剣が賢いということではないです)

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ののしりあいの後には刀さに展開が来るんですが…、刀さに描写がこれまでまったくなかったのと、刀同士の罵りあいや主人公のこれまでの振る舞いなどを踏まえると取ってつけたように感じられてしまいます。

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敵側の刀剣男士は投石兵にやられていますし…。(和泉守兼定なんかは顔面にモロに食らいます)　なんというか、すっきりしません。コメント欄は気分爽快な方が多そうなのが解せぬ…といった気持ちです。

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そして縁切り完了してみんな新しい本丸に移ったよ！終了！という話でした。テンプレ的なヘイト創作過ぎて、こういうのに刀さに要素をぶち込まれると困惑します。特に色恋沙汰について書きたいわけでもなさそうに見えるのですが…。

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ところでこちらはコメント欄が物凄かったので、お名前などを隠してスクリーンショットを掲載しようと思います。これがヘイト創作の人気作品のテンプレ的コメント欄だ！ pic.twitter.com/ORCFHmKerj

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名前隠してなかったけどよく考えたらこれ全体公開だから大丈夫かな。ということで最後の1枚も。こういう感じのコメント欄です。これはまだまだ大人しい方ですね。 pic.twitter.com/EIeBQVeuAe

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つまりヘイト創作というのはこのようにプギャーを楽しむものなのです。こちらはその意味では典型的なヘイト創作なので、プギャーしたい方でないとちょっとげっそりすると思います。

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最近はやりの成り代わりものです。キャプションとタグのスクリーンショットはこちら。 pic.twitter.com/X6fDLRTsWL

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成り代わりもの、というのはオリキャラが刀剣男士に成り代わってしまうというものです。原作キャラの立場や能力を乗っ取ってちやほやされる、という形でのメアリー・スー作品ですね。とはいえ古今東西「死んだはずの人間がよみがえる(その際に別人の身体に魂が入り込む)」というのはよくありますし

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設定に目新しさはないものの、特にそこは問題はありません。ただキャプションの書きぶりなどを見ていて疑問なのですが、こちらの方は未プレイ作者さんなので、未プレイな上にオリキャラが原作キャラに成り代わるっていう発想はすごいなと思いました。ちやほやされたいから刀剣乱舞、なんでしょうか。

白 @num1201

ただこの作品は「敵が悪い審神者」でしかも前編のうちにとっととドナドナされていくので、その意味でのストレスは少ないです。具体的な破壊描写なども特にないのでホッとします。なので最初の「オリキャラが明石国行に成り代わって本物の明石国行要素がカケラもなくなっている」ことさえ越えれば、

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コメディタッチなので楽しく読めると思います。刀剣男士たちが人間不信になっている部分はありますが、新任の審神者に暴力も振るいませんし暴言も吐きません！素晴らしい！これで素晴らしいと言ってしまう自分の荒み具合に凹むレベルです。

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ここから若干ネタバレです。

白 @num1201

明石が好きな人は少しモヤッとする終わり方かもしれません。ただ、最終的には刀剣男士たちは救われ、本丸はまっとうな審神者のもとで運営され始めるので安心して読める作品です。罪に問われるのは悪い審神者だけ、明石自身も納得の上で主人公に身体を譲り渡すエンドです。

白 @num1201

私は結構楽しめました。正しい意味でのブラック本丸(レア刀剣が欲しくて刀剣男士たちをこき使う審神者のいる本丸)ものでもありました。ヘイト創作かと言われるとどうでしょう、自分は成り代わりネタだよって書いてあれば気にならないと思います。