今さら「ぼく地球」談義

@ohmi_h

@asakots いや、輪君が最初ただの小学生だったのは確かにそうですよ。ただ彼が作中で進んでしまった精神年齢は、ありすの比じゃないです。ありすが輪君を恋愛対象として自覚できたのも、おそらく輪君が紫苑であると発覚して以後、もしくは輪君に誘拐されて以後じゃないかと思うんですが

まわた @mawhata

@ohmi_h 個人的な好みで言えば、阿梨子の輪に対する感情は、色恋がどうとか年齢がどうとか関係ない、本当にただ相手を大切に思うだけの気持ちが相応しかったと思うし、輪が目覚めた時に、婚約解消を後悔したとか言わないで、輪が元紫苑だとか関係なくただ輪が大切だと言って欲しかったですね。

@ohmi_h

@asakots 不公平だと言っても、記憶は消えません。だとしたら、それを噛み砕いて自分なりに納得させるしかないでしょう。そしてそれを実際にやったということは、ボク月で今回語られていた通りです

まわた @mawhata

@ohmi_h で、前世に恋人であった事はあくまでも前世のこととして、隣同士の（すごく仲のいい）ガキとお姉さんという本来の関係に立ち返って欲しかったです。輪はもちろん阿梨子を好きだけど、所詮まだ小学生だし、阿梨子も輪を大事に思ってるけど、小学生だし恋愛対象には見ないままで。

@ohmi_h

@asakots それはありすじゃなくて輪ママがやるべきことのように思いますけれど……。輪君がありすたちに求めるのは庇護じゃない、対等な関係だったと思うし、それを踏みにじって子供扱いは、私もしたくはないし、それは彼らも同じだったんじゃないですか？

まわた @mawhata

@ohmi_h それで、阿梨子はおっとりタイプだし、他の男のアプローチには鈍感で気づかず、男っ気のないまま輪と遊んでるのが楽しいしって感じでのんびり数年過ごしてですね、虎視眈々と阿梨子を狙ってた輪が中高生ぐらいになった時に、改めて口説き落とす！みたいな流れだと良かったですね。

まわた @mawhata

@ohmi_h まぁ私はやっぱり、過去のことは過去のこととして一回チャラにするのが物語として相応しかろうと思うのと、やはり阿梨子のような生来おっとりしてて恋愛経験もない女の子が小学生を恋愛対象として見るのがどーしても不自然に思えちゃうんでしょうねぇ。

まわた @mawhata

@ohmi_h まぁ前世の記憶が蘇るとか現実には有り得ないので、ここをあまり論じても拉致はあかないんですが（笑）、私の解釈では、輪が記憶に合わせて成長したというより、記憶に乗っ取られて操られたという印象ですね。受け入れるだけの素地かないから未消化。だから言動が分裂する、みたいな。

まわた @mawhata

@ohmi_h 輪の精神年齢の進み具合が阿梨子の比じゃないのは、単に覚醒時の年齢が低かった分の落差という事じゃないかと。阿梨子が輪に恋愛感情を抱いた時点というのは、読んでてもよく分かりませんー。しかし央海さんが挙げた２つは、いずれも元紫苑と木蓮である事が強調されたシーンですね。

まわた @mawhata

@ohmi_h あ、あと不幸と不公平はちょっと違うかと。ボク月はぱらぱらと立ち読むだけなので「今回」がどのシーンかちょっと分かりませんが、記憶を噛み砕くというのは、現世の自分は現世の自分として、過去の記憶とは別にきちんと相応に成長することなんじゃないかなーという気がするのです。

@ohmi_h

@asakots 自分も精神年齢と肉体年齢のアンバランスさが激しいんです。自分は子供のまま大人になったパターンなんですけど。どうしても子供として輪君を扱ったなら、きっと輪君は壊れてしまったことでしょう。それがわかってるから、そうせざるを得なかったんだと

まわた @mawhata

@ohmi_h それと紫苑を知らない輪ママが、輪をただの輪として受け入れるのは当然で、逆に輪の中の紫苑込みで受け入れなきゃいけない。阿梨子は紫苑を知る者として、今や紫苑ではない輪を、紫苑とは別の存在として受け入れる事が大切。要は紫苑込みでも紫苑抜きでもそれぞれ受け入れなあかんとｗ

まわた @mawhata

@ohmi_h 個人的な経験ですが、私の父は私が小さい時（小学生ぐらい？）からは私と対等な立場、対等な目線で話をしてくれました。なので子供を子供として見る扱うことと、子供でも1人の人間として対等に接することは、同時に成り立つと思っていますし、壊れるというイメージは湧きませんね…。

@ohmi_h

やばい……。ちょっとやりすぎた……。わけがわからなくなってる。また、単に自分を認めさせようとしてる……。落ち着け。

まわた @mawhata

@ohmi_h えーと、すみません。私は単に私の主観的な解釈を自分なりに煎じつめたり、まとめたりしているだけで、央海さんは央海さんなりの解釈や感じ方があっていいと思うんです。特に阿梨子が輪を好きになるのは自然だと感じる人もいるんだと分かって、私としては中々興味深かったです。

@ohmi_h

解釈は自由。自己肯定は自分でやりましょう。他者否定はやめましょう……。 まだ、議論するには早い。 ちょっと、引きこもってきます……。

まわた @mawhata

@ohmi_h 私は単にtwitterで誰かの発言をきっかけに自分なりに考えてみるというのが好きなので、央海さん宛てに呟く形をとりながら、殆ど自分のために考えてみてるだけなんです、実は（笑）。なので私の考えだけが正しいとも思いませんし、もし威圧感があったりしたら申し訳ないです。

まわた @mawhata

@roshinante うん、まぁしかし「前世からの宿縁」的なものは否定してる作品なのに、結局くっつくんかい！というのと、恋愛感情に至るまでの流れが私には説得力弱いんだよなー、という感じ。 QT: とりあえず特別な二人として生きていくという選択はあるんじゃないかと。

まわた @mawhata

@roshinante 少年愛とか少年嗜好みたいなのも世の中にはあるのかも知れないし、フィクションとしてもアリかも知れないけど、そこがこの作品の主題なのか？と思うし、阿梨子みたいなオボコくてぼんやりおっとり女子高生にそんな性癖があるって不自然な設定だなー、という気も。

まわた @mawhata

@roshinante まーでも結局は細かい設定がどうこうよりも、作品全体の主題から考えて、最後にこのオチは相応しくないんじゃないかなーという気がするんだな、私は。月基地のシーンなんかでは読者をかなり惹き込む神展開だっただけに、そこはちょっと残念なのデス。

@ohmi_h

輪君は子供になったか否か？ 子供になっただろう。 同時に大人になっただろう。 そのステージがありすたちで、 ありすは、それを受け入れた。 急かしてはいけないとおもっただろう。 けど葛藤があっただろう。だからあの子は高校生の輪君との間に子供を作ったんだろう。

ろしなんて @roshinante

@asakots 前世からの宿縁は別に否定していないんじゃないかなとまず素朴におもったけど・・・それに支配されることを拒否はしているけれども。宿縁自体は存在している以上否定しようがないのでは？

ろしなんて @roshinante

@asakots あと、物語論的な観点から言えば、圧倒的な能力の持ち主がそれなりの欠損を（この場合は幼童に宿っている）というのは、大いにありだと思う。名前を忘れたけど、能力を使う度に心臓が悪くなる少年もいたじゃん？そういう感じだよ。

ろしなんて @roshinante

@asakots あと倫君が紫苑の本質を表現しているとも言える。紫苑の情緒ってすごく幼い部分のままで止まってしまっている。その欠損がそのまま形象化されているということが、作品にとってはプラスだと思うな。

@ohmi_h

日渡さんは、ぼく地球を書きながら、自分と向き合ったのだろう。だからぼく地球は完璧なものにはならない。その時点での日渡さんでしかないから。 事実、ぼく地球描くのしんどかったって言ってるし。でもだからこそ、ぼく地球をひたすら自分は愛せるのだと思うし、私はそこから先へは進まなかった。