中ザワヒデキ文献研究 2015年度第08回 2015年9月30日(水),@nakazawahideki @misoni_2013 @qwertyu1357 まとめ
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中ザワ:があるんじゃないかという事。それが黒点の数と関係するかどうかはわからないけど。 松下:そこをアートと経済が同期すると考えると、誤解が生まれやすいんじゃない? 中ザワ:それでも良い気がする。政治とも関係しているし。それが解決すると、みそにさんの悩み、何を買えば良いのかという
2015-09-30 22:06:31松下「歴史モデルが、中ザワにより未来へ影響してるわけでもないし、生まれる前からあって、帰納法(演繹法?]であり、オーソドックスなものでシンプルなもの。それで繰り返す、と
2015-09-30 22:08:35中ザワ「初版時はまだ多様性の時代で誰も理解してくれなかった。次に起こるはずの証明がないまま書いた。しかし後から見ればすでにポストポッパーズが居て、、、
2015-09-30 22:09:15中ザワ:2008年の初版の段階では多様性の時代だった。しかし今調べれば2007年からポストポッパーズはあったんですよね。でも次の何かが起こるはずだっていうのが証明できないのが初版の段階。
2015-09-30 22:09:56中ザワ「改訂版を書いたのは、初版の時からそれを出す必要があったが、私事もあって色々できずというのもあり、、、しかしポストポッパーズの出現もあり第8章を書かないといけないという時期にあった。
2015-09-30 22:10:37松下:オリンピックの時はどうなるんでしょうね、けど僕はそういう個別の話よりも、The historyの話がしたいですよ。ついでにいうと今はポストモダン、主観主義、俺の思いが世界を変える的な動きから、懐疑主義的なもの、そういうものが出てくると思いますよ。
2015-09-30 22:12:58中ザワ「正しい思想が信じられたり、そのようなことがあればわかりやすくなる。 松下「ポストモダンはスーパー主観主義で、07年から流行ってる動きだが、その逆が起きている、と。
2015-09-30 22:13:02中ザワ:一人のプレイヤーが出てきていろいろ変わっていく事もある。けど、一人のプレイヤーはずっと同じことを言っているときもありますよ。
2015-09-30 22:13:37中ザワ「僕の問題意識は松下の問題意識どおり。ちゃんとした書評が出ていない。この本が何を言おうとしてるか誰も語られていない。単に今日キャ書的に、それはそれで勝ちなのだが、全体構造をテーマに、そもそも何が言いたいのか、
2015-09-30 22:14:48中ザワ:僕の思いとしては、もう松下さんの指摘通りなんですよ。この本はきちんとした書評がでていません。この本が何を言おうとしているのかっていう話。教科書的になると勝ち(笑)ではあるんですよ。松下:片面の。中ザワ:この本は自作解説的な論もあるというのもあった。メディア芸術祭でも。
2015-09-30 22:15:17中ザワ「更にこの本は、中ザワヒデキの自作解説でもある。メディア芸術祭シンポジウムでは「自作を語る美術史とは」とある意味失礼な言い方だがそれは正しく、しかしそれだけではない、
2015-09-30 22:15:55中ザワ:自作を語るための歴史、みたいな、僕の感覚では失礼な言い方ではありますが。そうではなく、そもそもなんでこれを僕は出さないといけないのか、歴史とはなにか物事を語るとはなにか、何かを語り始めた場合に歴史を想定したりそもそも歴史なんかないとかいってみたり
2015-09-30 22:16:33中ザワ「日本美術という小さな枠組みでなく、歴史とは何か、物事を語るとは何か、それを語ること。つまり歴史とは本来無いものなのになぜ語るのか、という肉迫をするための本であった。
2015-09-30 22:16:58中ザワ:そういうのを想定していましたがなかった。でも松下さんがそういう事を思っていてくれた。そこでメールで細川さんと三人でメールでやり取りをしていて、松下さんが「現代美術史日本篇の解題をつくりたい」と言ってくれた。 松下:今日はそのためのかるいトークという感じですね。
2015-09-30 22:18:06中ザワ「第三刷にあたり、松下さんからメールで、改題できるといいですね、と。その話を松下さんからもっと聞きたい、と。それで今日をとっかかりにもっと上まで行きたい、と。
2015-09-30 22:18:09