戦時中、満州に行ってたばあちゃん（75）に当時の話を聞いてみた。

かめむし🌈 @reot8

満州は寒いし、日本米の栽培には向かない。外米は美味しくなかった。

かめむし🌈 @reot8

学校の畑がちょっと離れたところにあって、そこまでみんなで軍歌を歌いながら収穫しに行くらしい。

かめむし🌈 @reot8

満州から日本本土に帰るとき、持って行っていいのは1人1000円。当時の1000円って、どれくらいの価値？

かめむし🌈 @reot8

満州から本土に帰ってくる人のことを、引上者という。

かめむし🌈 @reot8

日本本土に帰ってきたときは惨めだった。金はない。学校へ行っても学費もない。給食費が払えなかったりしたそう。

かめむし🌈 @reot8

戦後はいろんな人がいた。引揚者は特に金がない。

かめむし🌈 @reot8

満州にいた頃は、空襲とかはなかったし、食べ物に困った覚えもない。

かめむし🌈 @reot8

空襲といえば、満州にいた頃一度だけ、終戦の直前、空襲警報とともに西鉄（西部鉄道）のほうから爆撃音がしたことがあったらしい。

かめむし🌈 @reot8

空襲といえば、満州にいた頃一度だけ、終戦の直前、空襲警報とともに西鉄（西部鉄道）のほうから爆撃音がしたことがあったらしい。

かめむし🌈 @reot8

その空襲のちょっと後、いよいよ終戦と睨んだ親に連れられて別の街へ行ったら、親の知り合いの家に行ったのだけど、その頃ソ連兵が街に入ってきていて、戦車もうろうろしていた。その知り合いもソ連兵に驚いて家には入れてくれなかったそうだ。

かめむし🌈 @reot8

で、苦労の末、自宅に戻ってきたら、日本はすでに敗戦。日本人の地位は暴落していて、大変だったそうだ。満州人は暴動を起こすし、家にいきなりソ連兵が入ってきて、銃を突きつけて着物を取られたらしい。

かめむし🌈 @reot8

まぁなんかいろいろ交渉して着物の帯とかは取られずにすんだらしいがw

かめむし🌈 @reot8

ソ連兵が家に入ってきたのは、祖母の父が陸軍病院に入院していたのだけれど（腸の病気？）、3人くらいで脱走したらしい。それが誰かに通報→父ちゃん捕まる→隣の満州人が「軍人じゃない」と証言→釈放･･･この家庭をソ連兵に見つかって、って流れらしい。

かめむし🌈 @reot8

その隣の満州人が親切な人で、擬装用の満州の服をくれて、それを着て満州街から逃亡したらしい。

かめむし🌈 @reot8

祖母の同級生が住友銀行の行員の家庭で、満州街から逃げた後、住友品行の寮に招いてくれたらしい。

かめむし🌈 @reot8

その住友銀行の寮はソ連兵が使っていた建物だったらしく、床がかなり痛んでいて、天井が落ちてきて胸を怪我して、肋膜炎になったそう。

かめむし🌈 @reot8

戦時中、満州に行っていた祖母に話を聞いているなう。

かめむし🌈 @reot8

ほんとうに終戦を境にがらっと変わった。勝ってる間はいいが、負けた途端に「敗戦国」である。

かめむし🌈 @reot8

あんまり誰も見てないかもしれないけど、質問とかあったら聞いてみるよ−。

テスタッチ☆みどり @Fm173

@reot2 歴史のことよく分かんないんだけど、なんで満州に行くことになったの？

かめむし🌈 @reot8

日本には資源がなかったから、満州に進出した。祖母の家はハサミを作る工場をやっていたから、仕事を求めて満州へ、という感じらしい。 “@Fm173: @reot2 歴史のことよく分かんないんだけど、なんで満州に行くことになったの？”

かめむし🌈 @reot8

満州には製鉄工場があったのか、鉄を扱う仕事が多かったような記憶があるらしい。日本刀を作っていた工場もあったとか。

かめむし🌈 @reot8

内地では銃弾なんかを作るため、特に鉄類はよく献金されていたらしい。その辺に落ちてるクギとか空き缶のフタとかを拾ったりしたそうな。

かめむし🌈 @reot8

ばあちゃん「そこまでせんでもよかったんちゃうかと思うけどなー。」【ばあちゃんに戦争の話聞いてるなう】

テスタッチ☆みどり @Fm173

@reot2 10代後半~30代ぐらいの健康な人は、全員徴兵されると思ってたんだけど、お祖母ちゃんのお父上はされなかったのかしら？