- Yoshikatsu_mas
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アニメ版モバマスのTLを見ていると、「なぜシリアスになったのか」という疑問が呈されていることが多い。私からするとよっぽどそっちの疑問のほうが疑問だったのだが、最近ようやっと理由が分かってきた。
2015-10-03 20:23:16結論から言うと、「高雄統子と高橋龍也に頼んだ」=「アニメ版はシリアスにする、という製作(制作ではない)側の意思表示である」ということを知らない、分かっていないからである。
2015-10-03 20:23:43で、1期の評判が良かったのは、このうちの「シリアス」成分が少なかったためと、高雄監督がデレマスのファンであったためである。最近の成功したアニメ、もしくは漫画実写版の条件として、監督が原作をリスペクトしているか、熱烈なファンであるかというのが大きい。
2015-10-03 20:24:071期も完全にシリアスが無かったわけではない。だが、量的に丁度いいぐらいだった。この丁度いいというのは、「モバマスプレイヤーの大半」と「アニメから入ってくる新規顧客向け」に丁度いいという意味である。
2015-10-03 20:24:17TLにも今回のシリアス具合を好むものはいるが、数は少ない。残念ながら2期はその適度な分量を超えてしまった。売り上げにも影響は出ているだろう。
2015-10-03 20:24:25では高雄監督でなかったほうが良かったのか? それはない。 ・原作へのリスペクト ・緻密な構成 ・卓越した演出 この3つが失われてしまう。損失は膨大である。他の監督でここまでうまく作れたとは思えない。
2015-10-03 20:24:37制作を依頼した側(製作側)は、「ほのぼの日常回」よりも「水着回」よりも、一貫していて質の高いアニメを望んだ。シリアスになると分かっていて高雄監督に頼んだのだ。
2015-10-03 20:24:52アイドルマスターは基本パラレルワールドである。今回のアニメ版は「常務」という新キャラクターを導入し、今までと違うシリアスなワールドにすることを選択した。
2015-10-03 20:25:02当然ながらこの選択は売れ筋ではない。だが、アイドルマスターはしばしば売れ筋ではない選択をする。我々は「9.18事件」でそれを身に浸みるほど思い知らされているはずだ。
2015-10-03 20:25:12