HoMe読書会第二回「アスラベス」第7週
- Katsuobushield
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評論社の新版144ページ。――おそらく、「第二の世界」、「空想」の世界を創造する作家、つまり「準創造者」は、ある程度本物の創造者になりたい。と願う―中略―この「第二の世界」のもっている独自の性質は、(たとえ細部のすべてにわたってそうであるとは #athrabeth_7w
2015-10-08 19:44:08いえないまでも)「現実」に源を発するものでありたい、あるいは「現実」に向かって流れ込んでいくものでありたい、と創る者は願っているのである。 #athrabeth_7w
2015-10-08 19:45:20あと私の好きな一文 146ページ―「人間の奇妙な本性がもつこの準創造によって喜びを得ようとする性向に、ある意味でふさわしい方法で、堕落した被造物である人間をあがなわれたのだ。」 #athrabeth_7w
2015-10-08 19:48:49多少意味がわからないけど、教授に堕落した被造物といわれると、ぶんぶんと頭をたてに振って頷いてしまう。 #athrabeth_7w
2015-10-08 19:56:26エルが最初に創ったのがアイヌアのような様々なスピリッツなわけだけど、人間やエルフのフェアはどのタイミングで生み出されたんだろう。 #athrabeth_7w
2015-10-08 21:26:27@Katsuobushield そういや、アイヌリンダレのエルの音楽でメルコールさんが不調和をやらかした後、第二の音楽でエルフと人間が計画の中に組み入れられ、エルから直接フェアが送り出されたーーみたいな感じだったような。 #athrabeth_7w
2015-10-09 19:28:55註3の最初のあたりや、同じくHoMe10のフィンウェとミーリエルのあたりを読むと、アマンにおいてエルフが死ぬこと&死別することって相当にイレギュラーな事態だったんだなと再認識。 #athrabeth_7w
2015-10-08 21:55:41註4、「かれ(エアレンディル)はその祖先たるルーシエンによって…」 アスラベス本編のフィンゴルフィンの死といいたまにやからしますね教授… #athrabeth_7w
2015-10-08 22:53:01エルフは死後にマンドスの呼び出しを拒むことができる(註3、実例は少なそうだけど)。でも人間にはその自由は与えられていない(註4)。エルフの場合はほっといでもどうせアルダから離れられないからだろうか? #athrabeth_7w
2015-10-08 23:05:35@Katsuobushield フィンロドの推測通り人間が未来において重要な役割があるのなら、そのためにちゃんと管理しとかないとアカンということかなー。 #athrabeth_7w
2015-10-08 23:10:01[エステル]のうちに死ぬ、というのは死が恩恵であることを受け入れてこの世を去る、ということかな。なんか悟りみたいだと思ってしまった。 #athrabeth_7w
2015-10-08 23:32:59「ご覧!われらはいつまでもこの世に縛られているのではない。そしてこの世を越えたところには思い出以上のものがあるのだ。」(追補編より、アラゴルンの最期の言葉) これはアスラベスでフィンロドの語った来世のイメージが含まれているんだろうか。 #athrabeth_7w
2015-10-08 23:58:14註5、エルフの身体損傷に関することで、「片手を切り落とされるといったようなこと」なんて書かれていて「マエ兄のことかー!!」と。 #athrabeth_7w
2015-10-09 00:18:49で、さらにその先、「故意の死」(wilful death)はフェアの中に「何らかの欠損あるいは穢れ」(some defect ot taint)があることを示す過ちである、というところで火口に身を投げたマエ兄のことが思い出されてしまって。 #athrabeth_7w
2015-10-09 00:21:36註3でエルフのフェアがマンドスからの呼び出しを拒むことが「何らかの形で堕落してしまった(tainted)ことを示している」とあるけども、ああやって死んだマエズロスはちゃんと呼び出しに答えたんだろうか。 #athrabeth_7w
2015-10-09 00:28:19エルフの故意の死の原因として、「大きな悲嘆や死別によって、あるいはその高い願望や決意が挫かれることによって」とあるので、やはりシルマリル奪還がついに適わなかったことがマエズロスのフェアに対して重大な傷を与えたのだろうか。 #athrabeth_7w
2015-10-09 00:49:29「かれら(エルフ)は倦み疲れることなくさらに大きく長い肉体的な努力(かれらの心の中で何か抜きんでた目的を追い求めること)が可能であった」「人間が受ければ致命的となるような傷を負ってもすみやかに完全に治癒した」→ #athrabeth_7w
2015-10-09 01:05:06長兄と違って生き続けることを選んだマグロールは、どこかでシルマリル奪還に対する諦めというか、達成しえないことを予感していたということかなあ。 #athrabeth_7w
2015-10-09 01:12:59マグロールはシルマリル奪還から苦しみと悔恨の歌を歌い続けることに目的が変わったんだろうか…肉体はそれに耐えられるし #athrabeth_7w
2015-10-09 01:15:19