B'TX～ビート・エックス～感想
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七井史門(ステップジュンが面白い)
@7ishimon
そこから血のつながりを超えた本当の絆を結んでいくドラマへ、特にエックスが未熟だろうとも兄を救う為の目的の為に信念を曲げず立ちあがる姿に”彼の可能性へとことん付き合いたくなった”という姿勢へと変わり、”鉄兵を一歩でもエリアに近付けてやるだけだ”と自分の命を削ってまで彼に尽くす
2015-11-03 04:17:42
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@7ishimon
この人間とロボットとの友情が築かれる関係が血を宿す存在として本当の友のように結ばれていく過程、そしてこの作品のだいご味となるドナーこと操縦者も共に戦い、「お互いが傷だらけになって尚それでも……」と立ちあがるバトル要素と共に並列され……
2015-11-03 04:19:23
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@7ishimon
そしてその中で鉄兵の兄を救う為に真っ向からぶつかっていく強固な信念だが、車田作品さながらのキャラクターの信念と絆を曲げない姿勢が無機質な機械皇国の世界の中で一閃の光を放っているかのよう。
2015-11-03 04:21:22
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@7ishimon
ここら辺は鉄兵からすればエックスだけではなく、”自分で輝ける男”になろうとお互い誓った鋼太郎との兄弟の絆は離れ離れになってもラファエロを打倒して再開を果たす目的で鉄兵は必死で兄の元へ急ぎ障害と戦い、鋼太郎は弾圧をされようと囚われの身でありながらラファエロ打倒の糸口を探り
2015-11-03 04:22:43
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@7ishimon
また、兄を救う信念で生きる鉄兵に対して、戦禍に巻き込まれた子供達を導く姿勢の鳳、敵味方誰であろうとも医師としてビートを修理する姿勢の北斗、武人として頑なに機械皇国への忠義を貫くロンといったようにそれぞれが美形かつ確固たる信念を持つ者たちとして見劣りせず。
2015-11-03 04:24:47
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@7ishimon
そんな彼らがあくまで仲間として慣れ合いではなく、機械皇国の霊将としての誇りと自覚を持ったうえで機械皇国の真実を突きとめるとの理由で独自の道を歩む好敵手、鉄兵達より上の格に存在する人物として描かれていた所も独特であり……
2015-11-03 04:26:05
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@7ishimon
鉄兵の危機に対して時には我関せず、自分で何とかしろと冷たく突き放す一方で、同時に彼の持つ可能性を見据えて彼に惹かれたような行動もとっている。この関係が鉄兵が揺るぎない信念のもとで”成長中”の主人公としてこちらも可能性のような期待を寄せていたとも。
2015-11-03 04:27:54
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@7ishimon
とここら辺の原作も含めて、有機的なロボットを”血を分け、それ以上の繋がりを持つ相棒”としてとらえ、その相棒と共に信念を持ったドナーがお互い傷だらけの戦いをくぐりぬけながら前へ前へと進んでいく。このテーマが車田節と絡めて陽のような熱さを発揮し続けていたのかもしれないと。
2015-11-03 04:30:11
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@7ishimon
そんでもってアニメとして見ると2クールと原作の兼ね合いはともかくクオリティの面では幸運な環境で生まれた作品だったとも実感できる。
2015-11-03 04:30:48
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@7ishimon
ここら辺は車田作品の絵柄を忠実に映像化した本橋氏のキャラデザ、ローテ作画陣では井上栄作、小泉昇、東出太氏による独自の味わいを含んで高いレベルで安定しており、そんでもって石野聡氏の飛び抜けたクオリティで突き進んだ回の存在がキラリと光るもので。
2015-11-03 04:32:27
七井史門(ステップジュンが面白い)
@7ishimon
また千住明氏のBGMが本当に素晴らしい。とりあえず今発見したがエックス起動やバトルギア装着時に流れるこの「X復活!」のメロディは優しく、美しくそして高鳴りを感じずにはいられない。youtube.com/watch?time_con…
2015-11-03 04:33:30
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@7ishimon
星矢のアニメで荒木伸吾、横山菁児、古谷徹各氏が車田先生曰く不可欠な存在とのことらしいが、本橋秀之、千住明、檜山修之各氏もビート・エックスのアニメにおいて功労者と言わざるを得ない存在かもしれない。檜山氏の演じる鉄兵はこちらが恥ずかしくなるほどはまり役の演技だった
2015-11-03 04:35:16
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@7ishimon
またオリジナルについても原作ではモブに近いキャラクターへ様々な設定が付加されたり、あっさりかたづいたバトルの展開をより起伏に富ませたりするパターンが多く、第12、13話のオリジナルエピソードのタイミングが悪かった事（話自体は良い出来）を除けば特に気になったような所は少なかった
2015-11-03 04:36:44
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@7ishimon
特に初代エックス最期の戦いの第19話は石野氏の作画の功績もあるが、原作のエピソードに引けを取らない熱さを発揮しており、鉄兵とエックスのバディとしての関係についてうならされるものだった。
2015-11-03 04:38:41
七井史門(ステップジュンが面白い)
@7ishimon
ここら辺の良作画・音楽（あとキャスティング）、原作を膨らませるオリジナル設定、エピソード群とも原作漫画を読んだ後にアニメ版を見てもふとカタルシスを感じ、趣向を凝らせるアプローチが多く無念の途中終了を除けば…うん、本当途中で終わっちゃったのが残念としか
2015-11-03 04:40:29
七井史門(ステップジュンが面白い)
@7ishimon
ただ一応欠点について挙げとくとその打ち切られた描写と、鉄兵とエックス以外のドナーとビートの繋がりについてあんまり感じられるパターンが少なかった事かなーと。鳳、ロン、北斗がそれぞれビートとどういうつながりなのかはもうちょっと掘り下げてみたかったかも
2015-11-03 04:41:38
七井史門(ステップジュンが面白い)
@7ishimon
これは原作も原作というところもあるのだが。個人的にはアニメオリジナルのカオスとラムウが主役以外では一番繋がりが描けていて面白く描けていたかもしれないとか。
2015-11-03 04:42:18
七井史門(ステップジュンが面白い)
@7ishimon
といった所で、点をつけるとストーリー、キャラ4、メカ、アクション5辺りで89点のAぐらいで評価しようと思う。打ち切りかどうかの背景は確固たる説が分からないのでとりあえずここでは見送る事にする。
2015-11-03 04:43:05
七井史門(ステップジュンが面白い)
@7ishimon
といった所、全く関係ない話だがファンタジーラノベ版ビート・エックスと称した機巧人形は傷つかない共々、どちらの作品も原作の中途半端な所でアニメが終わっているという点は偶然にも同じだったか……
2015-11-03 04:44:00
七井史門(ステップジュンが面白い)
@7ishimon
何れにせよ、原作の言葉を借りると”（ロボットアニメの流れを変えるだけの）とてつもなくブレイクする気がする”作品だったが、”そのブレイクがどんなものか鉄兵自身も気づいていない”という作品。ビート・エックスは90年代ロボットアニメにおける”鳳雛”のような存在だったかとも。
2015-11-03 04:48:41
七井史門(ステップジュンが面白い)
@7ishimon
そんな訳で279番目の作品として心に刻もうと思う。その後のビート・エックスNEOは国内でDVD化していないため海外版を買って何とかしようと思う。その為しばしの御待ちを……。
2015-11-03 04:49:24
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@7ishimon
ビート・エックスの後はこれまた「これはロボットアニメとして曖昧な」繋がりでセイバーマリオネットシリーズでも踏み込もうかと思う。ただ6日からの配信なのでその間に何か他の作品を見るかもしれない
2015-11-03 04:50:04